夢幻∞大のドリーミングメディア

素人だから言えることもある

イノベーションのジレンマ

ネット時代の2極化と無駄の重要さ

クリエイターとサーバー佐々木俊尚氏のツィートから、単純労働は海外へ、そしてロボットへ。優秀な頭脳はクラウドソーシングでマッチング。労働の二極化が明白な未来像。/2つのサーバー 生まれる雇用、消える職:日本経済新聞 http://s.nikkei.com/V0KtKJ …

いじめられっ子の方がイノベーターになる可能性が高い(日本人はキャパシティが落ちている・3)

いじめられっ子の利点前項キャパシティの広い人を作るで考えたのは、単純にいじめによる犠牲者を減らすことでいじめのない関係を作ることではなく、実は、いじめられることに何か理由があるのではないかと思ったからだ。そういうことを書くと、いじめられる…

ジョブズ氏の最後の夢(ホームサーバの戦い・第102章)

「スティーブ・ジョブズⅡ」からジョブズとソニー(4)「スティーブ・ジョブズ」のソニー部分(1) とジョブズとソニー(5)「スティーブ・ジョブズ」のソニー部分(2) で、「スティーブ・ジョブズⅠ・Ⅱ」(ウォルター・アイザックソン著/井口耕二訳/講談社)の中のソニ…

ジョブズとソニー(5)「スティーブ・ジョブズ」のソニー部分(2)

今回のエントリーは、「スティーブ・ジョブズⅡ」(ウォルター・アイザックソン著/井口耕二訳/講談社)の中から。(4)ソニーの影響(1998・1980)iMacについては、もうひとつ、改良しなければならない点があった。大嫌いなCDトレイをなくさなければならない――ジョ…

ユーザー・エクスペリエンスの時代(ホームサーバの戦い・第98章)

単品売り家電の時代は終わった日経ビジネス9月26日号 に「家電ニッポン 最後の戦い」という特集があった。 シャープの社長がこんなことを言う。「液晶テレビなんてこんなにくだらないビジネスはない」。 シャープの片山幹雄社長が意外な言葉を口にしたのは、…

ソニーのものづくり魂(3)(ホームサーバの戦い・第89章)

ものづくり魂とイノベーションのジレンマ前項、前々項のエントリーで、僕は「ものづくり魂 この原点を忘れた企業は滅びる」(井深大著/柳下要司郎編/サンマーク出版)の中の井深氏・盛田氏の生の文章を素材として引用した。さて、今回は、それらを使って考えて…

コンテナー(入れ物)大国からコンテンツ(中身)大国へ変換するとき

インターネットは、コンテンツをコンテナーから引き離す 日本はコンテナー大国である。自動車は、人間を運ぶ入れ物であるし、テレビは、番組というコンテンツを見せる入れ物である。また、CD、DVD、ブルーレイディスクなどのメディアもまた、音楽や映画…

ホリエモンのソニー買収計画

半月も前の記事だが、IT Proで、ホリエモンがソニーを買収する話が載っていた。今回は、ついでに今までまとめた買収計画を並べてみたい。 ホリエモンのソニー買収計画沈黙を破ったホリエモン,ITを語る “iPhoneをやるため”にソニーを買収したかった ——当時,…

マイクロソフトとアップルから見る、サプライズの魔法が効かなくなるとき

アップルやマイクロソフトの新商品の発表は、イリュージョンの会場に似ている。観客たちは、常に新しいサプライズを求めており、アップルのスティーブ・ジョブズやマイクロソフトのビル・ゲイツはこれから私たちに向かってどんなサプライズを披露してくれる…

「経験」が未来の読みを間違わせる

(1)「経験」がユニークなアイデアを妨害する 前項「未来の読み間違い」を書いていて、その間違う理由は「経験」であることに気がついた。たとえば、ソニーが薄型テレビ参入に遅れた理由は、フラットテレビである「ベガ」の成功体験にあるし、東芝がHD DVD…

Wiiの成功と限界

Wiiとブルー・オーシャン Wii は、最近、健康美容器具となったようだ。主婦層が買っている。 朝日新聞(1/4)に任天堂の岩田社長のインタビューが載っていた。 任天堂社長「ゲームの敵だったお母さんが買ってくれれば」—— 一人ではなく、家族で楽しんでいる人…

「イノベーションのジレンマ」とソニー

ようやく、今話題の「イノベーションのジレンマ」(クレイトン・クリステンセン著/翔泳社)を読むことができた。 CNET Japanの記事「イノベーションのジレンマに陥る優良企業たち」によると本の中でChristensenは、競争力を維持し、顧客を重視し、研究開発へ…