夢幻∞大のドリーミングメディア

素人だから言えることもある

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777本目のエントリー

素人でなければ続かなかった2006年12月にCNET Japanで読者ブロガーとして書き始めてから、昨年翼に引っ越し、本日のエントリーで777本目を迎える。今年の11月で、丸五年だ。777本を5年で割ると、1年あたり155本、一か月あたり13本となる。2,3日に1本の割合で…

例えば雑誌のように

昨日、翼のミーティングが開かれた。そこで、オピニオンの確立ということがテーマになった。翼が単なるブログの集まりだったら、そこまでする必要はない。翼としての特色を持たせ、PVを稼ぐためには、ある方向性が必要になる。僕は、「例えば雑誌のような役…

テレビと記憶

ドナルド・キーン氏のエントリーのPVが伸びた!この二三日、ドナルド・キーン氏は日本人の何に感動したのか(1) のPVが急速に伸びている。Google analyticsによれば、8月31日は40PV、9月1日は2511PV、9月2日は211PVとなっている。このエントリー全体のPVが、38…

ブログは言葉の旅

僕はいつも、本や資料を読むとき、気にかけるのは作者の生の言葉だ。一ブロガーの感想など、たちまちどこかに消えてしまう。だから、映画を紹介する時も、監督の言葉をパンフレットから拾ってくる。その本の中で、作者が一番言いたかった言葉を見つけ出し、…

自ら、ニュースソースを狭めるべきではない

地デジ化以後、テレビから離れた人もいる。ネットで分かるから新聞を読まないという人もいる。もちろん、その行為は本人の決心であり、別に批判するべきことではない。しかし、いくらマスコミは消滅するからといって、耳目を閉じていいのだろうか。むしろ、…

事実を積み重ねて初めて真実が見えてくる

僕のエントリーはすべてそうだが、新しい情報と過去のエントリーとの比較で成り立っている。これは「アイデアの作り方」にもかなっている。アイデアとは既存の要素の新しい組合せ以外の何ものでもないということである。(ジェームス・W・ヤング著/今井茂雄訳…

ブログを永遠のメディアにするための基本原則

(1)資料は出し惜しみしない僕は、ニュース記事は、かなりの部分を引用する。リンク先を示すだけでは、リンク先が消えたとき、そのブログはその瞬間から未完成になってしまう。何年か先まで読むに堪える記事を書くためには、資料はできるだけ読み込むことが必…

リファラーの転移

本日(2011/6/21)、9:52から13:02までのダッシュボード上のリファラーの傾向を調べてみた。時間が、きっちりしていないが、それはリファラー一覧の2ページ分を知らべただけである。すると、zenbackの野望?を書いた時とリファラーの状況が完全に変わってしまっ…

翼一周年―アクセス数で振り返る2011年前半

昨年6月に翼に移って丸一年がたった。管理人の朝之丞氏、Six Apartの関氏に感謝したい。自分には想像できない、影の努力のおかげで、現在の翼が存在しているのだと思う。と同時に、私たちも内容を深めていかなくてはならないと思う。 昨年年末に、アクセス数…

日本人に民主主義は合わないのか~情報共有から始めよう

日本は会社主義社会だった?日本の年金制度や社会保障制度は、高度成長期にできた。僕は、福祉と政治、何が問題なのか、改めて考える。で、北海道大学政治学教授の宮本太郎氏の著書「福祉政治−日本の生活保障とデモクラシー」の言葉を引用している。日本では…

現実がひっくり返る年・前期

2011年も5月になった。1月10日に[お題]大予想「現実がひっくり返る年」というエントリーを書いて、僕は2011年は「現実がひっくり返る年」と書いた。その中で、別にテロや戦争で、世の中をひっくり返すべきだというのではない。「現実」という字の中に、ちゃ…

抜き書き・マイケル・サンデル 究極の選択「大震災特別講義〜私たちはどう生きるべきか〜」(4)

支援の輪は世界を変えるかマイケル 今回の災害で目を見張るべき側面の一つが、国際的な援助の手が続々と差し伸べられている、ということだ。経済的には、非常に貧しい国からも、例えば、アフガニスタンのカンダハラや、あるいはバングラディッシュからも、日…

抜き書き・マイケル・サンデル 究極の選択「大震災特別講義〜私たちはどう生きるべきか〜」(3)

原子力発電のジレンママイケル ありがとうございます。ほかにも様々な意見があると思う。議論の中で、まさに哲学的なジレンマが提示された。私たちは、どう生きるべきなのか。何を学びとれるのか。価値観や究極の選択を議論しながら、続いての問題に進もうと…

抜き書き・マイケル・サンデル 究極の選択「大震災特別講義〜私たちはどう生きるべきか〜」(2)

危険な任務は誰が担うべきかマイケル ありがとう。議論が深まってきた。さて、ここから原発での作業にあたる人たちの英雄的な行為に焦点を当てよう。勇敢にリスクに立ち向かう日本の作業員という見出しがニューヨーク・タイムズ(3月16日)にも掲載されている…

抜き書き・マイケル・サンデル 究極の選択「大震災特別講義〜私たちはどう生きるべきか〜」(1)

抜き書きとは、テレビで放送された中で、これはみんなに知ってほしいというものを論評せずに書き起こす試み。抜き書き・爆笑問題のニッポンの教養「TVはいつまで笑うのか・横澤彪」・抜き書き・「たけしの新・教育白書」〜頂上対談よりに続く、3回目。今回選…

〔お題〕自分の話はしないというマイライフスタイル

今回のお題は、「My Life Style」だという。困ったことに、僕は自分のブログに「自分の話はしない」という枷をかけている。というのは、ブログがなぜ続かないのかでこう書いている。 ここ、CNET Japanの読者ブロガーのほとんどは、IT業界で飯を食っているも…

伝えるメディアとつなぐメディア

JBPRESSの「被災地の美談記事の作り方、教えます」によると、震災報道がいずれもパターン化されているという。新聞報道では、「本記」「雑感」「解説」が主なものだが、「本記」や「解説」はどうしたって、似たようなものになる。当然、一番、バラエティーに…

読み返すたびに新しい発見がある、そんなブログを書きたい

ニュースの性質と小説の性質すぐれた小説は、読み返すたびに新しい発見がある。若いときに読んだところと、年を経たときに読むところは当然違っている。人間は関心を持つところが、読者の年代や環境によっても変わってくるからだ。僕は、ブログによっても、…

ブログはスクラップブック

書評をいくら読んでも知識にはならない僕のブログは、面白いと思った記事や文章を貼っていく切抜き帳、スクラップブックに似ている。WEBの記事はもちろん、本の文章も多い。最近のエントリーで言えば、「USTREAMがメディアを変える」から読み解くテレビ局の…

アクセス数で振り返る2010年

今年を振り返る意味で、アクセス数を調べてみた。管理画面よりアクセス数6月 ページビュー数 61827月 ページビュー数 55088月 ページビュー数 134889月 ページビュー数 607010月 ページビュー数 550811月 ページビュー数 1555912月 ページビュー数 9678 総計…

ジャーナリズムもマスから個人へ(マス消滅元年・5)

コタツジャーナリズムorデータ・ジャーナリズム不思議な時代になったものだ。テレビで、トルネの自分のツィッターのタイムラインを見ている。昨日(12月17日)、その中で、フォローしているAV Watchなどで書いている本田雅一氏のツィッターがあった。で、誰か…

ネット時代の「学び」とは(「学び」について考える・2)

かつて老人を尊敬したのは 頭が煮詰まって、何も考えられないことがある。たまたま、アルビン・トフラーの「富の未来」を読むと、常識に凝り固まった自分の頭をハンマーで殴られた気分になる。例えば、こんな箇所だ。 その昔、社会がそれほど変化しなかった…

偶然の連続でセレンディピティを起こしてみる

よく考えれば、今月のエントリーは偶然の連続だった。発端は、9月28日にたまたまダイヤモンド・オン・ラインで、「iPad、グーグル、ツイッターでヒトは本当に馬鹿になりつつあるのか〜米国の著名テクノロジー思想家ニコラス・カーが語る“ネット脳”の恐ろしさ…

キュレーターの役割は考える読者を作ること

マスメディアが作った考えない人僕は、現代日本人の特徴を「三ない主義」として次の3つを掲げた。「対話がない」「考えない」「希望がない」(現代日本人の精神の貧困「三ない主義」)本来、テレビのある茶の間は家庭団欒の場であるはずなのに、会話がなく、い…

1億総キュレーター時代にはセレンディピティが重要になる

1億総キュレーター時代IT media Newsにこんな記事が載っていた。目指せ“1億総キュレーター” 「NAVERまとめ」リニューアル、まとめた人に報酬も 島村部長は「“1億総クリエイター時代”などと言われるが、コンテンツをゼロから作って発信するのは難しい」と指摘…

600本目のエントリー

300本の法則のジンクスを越えて 今回のエントリーは、通算600本目に当たる。もちろん、CNET Japanで書いたブログを含んでいる。「過去のエントリーはデータベース」でこう書いている。CNET Japanで書いたエントリーは627本であった。僕は、その中から、ラン…

インプットとアウトプット

僕のブログに対して、こんなツィートがあった。 ちょっと興味深いブログ。 http://mugendai.bloggers-network283.com/ 何がというと「メディアの報道だけを見てメディアを批判する」という、一見科学的実は疑似科学的な文章が並んでいるんだな。他山の石。(h…

ブログと引用

引用の条件 現在、翼では、引用論が流行している。僕のエントリーは、引用の塊なので、参戦せざるを得ない。引用を調べてみると、その要件として著作権法において正当な「引用」と認められるには、公正な慣行に従う必要がある。最高裁判所昭和55年3月28日判…

ブログには新しいも古いもない

管理サイトのリファラーの項目を見ていると、zenbackの関連リンクの表示にもよるのだろうが、新旧実にバラバラである。もちろん新しいブログほどアクセス数が増えているのも当然だ。そこでこう考えた。今までブログへはこんな誤解があったのではないだろうか…

知識はオープン化されなければ役に立たない

図書館と自宅の書庫 僕のエントリーは、毎回、大量の本の引用によって成り立っている。前項の「スター・ウォーズの「執着」について考える」でも、4冊の紙資料(スター・ウォーズ小説版3冊とプログラム1冊)と4点のWeb資料(Wikipediaなど)を使って…