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素人だから言えることもある

ノーベル賞

山中伸弥氏の発想とセレンディピティ

抜き書き「ノーベル賞・山中伸弥 iPS細胞"革命"」(1) と抜き書き「ノーベル賞・山中伸弥 iPS細胞"革命"」(2) の文章からセレンディピティへの流れを考えてみた。「素人発想」と「玄人実行」もともと山中氏は、大学時代からの基礎医学の研究者ではなく、整形…

抜き書き「ノーベル賞・山中伸弥 iPS細胞"革命"」(2)

<対談>国谷 iPS細胞を一緒に作られた高橋和利さんですか、高橋さんは先生に30年かかるかもしれないとずっと雇い続けてあげるから、やるっていうこの決意を持ち続けられたというのは。 山中 この実験、誰にしてもらおうかなと、思った時に、僕は高橋君、一番…

抜き書き「ノーベル賞・山中伸弥 iPS細胞"革命"」(1)

10月21日NHKでNHKスペシャル「ノーベル賞・山中伸弥 iPS細胞"革命"」という番組が放送された。解説は、今月8日、ノーベル医学・生理学賞受賞が決まった京都大学・山中伸弥教授。生命科学の常識を覆し、体のさまざまな組織や臓器になるとされる「iPS細胞…

読売新聞「iPS細胞心筋移植」誤報の原因

山中伸弥氏のノーベル賞受賞の話題に持ちきりの今に起きた今回の読売新聞の誤報は、なぜか日本テレビの「バンキシャ!」の事件を思い出す。これは、岐阜県庁裏金誤報事件と呼ばれ、 2008年11月23日の放送で、建設業者の男が出演し、岐阜県の土木事務所が架空…

山中伸弥氏と伊藤穣一氏の発言の共通点

誰かの真似をしたらイノベーションは起こらない 2012年のノーベル生理学・医学賞に京都大学の山中伸弥教授が受賞した。いろいろな名言が登場した。 山中教授は午前9時30分すぎ、出勤。記者会見で山中教授は研究生活について「1割バッターでも大成功」と話…

成功と失敗のセレンディピティとニワトリ会議

ノーベル賞受賞者の言葉前項「失敗を許さない国」で学んだのは、日本の経営者は、失敗を恐れるために誰もチャレンジをしないということだった。成功者とはいったいどういうものか。たまたま、10月13日に放送されたクローズアップ現代に、日本のノーベル賞受…

ノーベル賞受賞者の嘆き〜40年前の「断絶の時代」を読む(2)

日本人のノーベル賞受賞者が相次いでいる。しかも、応用科学よりも基礎科学の分野である。受賞した理論はすでに何十年も前だというケースが多いのが不思議だ。最初のアイデアから考えるともっと長い。「断絶の時代」にはこんな文章がある。 今日、知識は速く…