夢幻∞大のドリーミングメディア

素人だから言えることもある

ファンタジー

探索・みずいろの手紙

みずいろの手紙は死者への手紙?歌手あべ静江は、7月13日靖国神社の「みたままつり」で歌った「みずいろの手紙」で号泣してしまったという。“お元気ですかそして いまでも愛していると言って下さいますか” 台詞を言い終え いつものように歌い出した… “みずい…

「宇宙戦争」と「日本の自殺」

薬は毒の一部であることを忘れていないかで、僕は映画「宇宙戦争」の話をした。それ以来、僕は、原作の「宇宙戦争」(H.G.ウェルズ著/雨沢泰訳/偕成社文庫)を読み始めた。火星人たちの圧倒的な科学力・軍事力の前に、地球人たちは逃げ惑った。主人公の「私」…

ハリー・ポッターから見る組織論(ネタバレあり)

ハリー・ポッターの話を続ける。前項「ヴォルデモート=ダース・ベイダー論(ネタバレあり) 」でこんな言葉を引用した。「しかも、ハリー、あの者の知識は、情けないほど不完全なままじゃった! ヴォルデモートは、自らが価値を認めぬものに関して理解しようと…

ヴォルデモート=ダース・ベイダー論(ネタバレあり)

ヴォルデモートとダース・ベイダーの名前の意味ハリーポッターシリーズ最終作「ハリー・ポッターと死の秘宝PART2 」を見てきた。この「死の秘宝」では、主人公ハリー・ポッターは宿敵ヴォルデモートとの最終決戦となる。僕は、かつて「セフィロス=ダース・ベ…

夢は見るものでなく叶えるもの

澤穂希選手の言葉ワールドカップで優勝したなでしこジャパンが帰国した。会見の中で澤穂希(さわほまれ)選手の言葉が気になった。サッカーキングの「日本が世界の頂点に立った日。苦しみを乗り越え、ドイツに咲いた満開の“なでしこ” 」に澤穂希選手の著書『ほ…

事実を積み重ねて初めて真実が見えてくる

僕のエントリーはすべてそうだが、新しい情報と過去のエントリーとの比較で成り立っている。これは「アイデアの作り方」にもかなっている。アイデアとは既存の要素の新しい組合せ以外の何ものでもないということである。(ジェームス・W・ヤング著/今井茂雄訳…

大伴昌司と金城哲夫(2)(ウルトラ幻想曲・3)

年表(3) ウルトラマンと怪獣図鑑1964年10月10日 東京オリンピック開催 1964年 大伴昌司(28歳)、『ぼくら』で「恐怖文学セミナー」を連載 1965年 金城哲夫(26歳)、「ウルトラQ」製作 1965年1月 上原正三、円谷プロに入社 1965年5月 大伴昌司(29歳)、『SFマガ…

大伴昌司と金城哲夫(1)(ウルトラ幻想曲・2)

早逝した天才・大伴昌司と金城哲夫現在、WOWOWで「ウルトラQ」のHDリマスター版が放送されている。実は、今年はウルトラQが放送されて45年にあたるという。これを記念して、過去に書いたウルトラ幻想曲の続編を書いてみたい。その歴史を詳述するスペースもな…

業界素人が3年半のブログで作った「知識のジャングル」

売りは素人 CNET Japanの読者は、ITのプロが多い。読者ブロガーも同様である。そうなると、どうしても話が高尚・難解になりすぎて、まるで大学の技術科の教授の集まりみたいになってくる。一方、僕はプロフィールで書いたように、IT業界にはまったく関係もな…

ゲームのような映画「AVATAR」考(ネタバレあり)

FF13が「映画のようなゲーム」(映画のようなゲームFF13考参照)ならば、映画「AVATAR」は、ゲームのような映画だった。アバターという言葉は、主にゲームで使われる。アバターとは、チャットなどのコミュニケーションツールで、自分の分身として画面上に登場…

ハリー・ポッターがWiiとPS3で配信された日(ホームサーバの戦い・第40章)

みんなのシアターWii 2009年の12月2日は、シリーズ6作目の「ハリー・ポッターと謎のプリンス」のDVDとブルーレイが発売された。そして、この日は、Wiiの「みんなのシアターWii」とPS3の「PlayStation Store」で「ハリー・ポッター」シリーズが初めて配信され…

マイケル・ジャクソンとピーター・パン

亡くなったマイケル・ジャクソンに、「ネバー・ランド」という、彼専用の個人遊園地があった。思いだしたのは、やはり「ネバー・ランド」という名の映画だった。ここにに掲載するのは、2005年に書いた「どこにもない国」というタイトルの文章である。大人に…

見えないものが見える(電脳コイルからファンタジー・バーチャルを考える)

昨夜、久々に「BSアニメ夜話・電脳コイル」の再放送を見た(本編は未見)。電脳コイルとは、時は202X年、今よりもちょっと未来。子供達の間で“電脳メガネ”が大流行していた。この“電脳メガネ”は、街のどこからでもネットに接続し様々な情報を表示する機能を備…

考える人間とファンタジー

「はてしない物語」 「夢物語」で、僕はミヒャエル・エンデの「はてしない物語」の言葉を引用した。「絶対にファンタージェンに行けない人間もいる。いるけれども、そのまま向こうに行きっきりになってしまう人間もいる。それからファンタージェンに行って、…

時間が足りない(異文化文献録)

僕たちは、絶えず毎日の生活に追われている。学校に行き、会社に行き、食事をして、睡眠を取る。そして口にする言葉は、「時間がない」「暇がない」で、みんな忙しがっている。しかし、1日24時間は、古代から変わらないはずだ。なぜ、現代はそんなに「時間…

知ったかぶりがこの国をつぶす

CNETjapanの読者ブログを読んで見ると、いわゆるIT業界関係者が多い。おそらく読者もそうだから、執筆者のほとんどもそうだろう。そして実に90パーセントは男性である。もちろん、業界紙や経済紙を読むエリートビジネスマンというのは昔からのス…

メディアとファンタージェン

「メディアが少子高齢化社会を作った」というと、おそらく批判の嵐になると思う。だが、「少子高齢化社会がメディアの発達を促した」というと、どうだろうか。なるほどと思うのではないだろうか。つまり、どちらにしてもメディアの発達と少子高齢化は不可分の…