夢幻∞大のドリーミングメディア

素人だから言えることもある

ワイドショー化

橋下ブームと言う相乗的なだれ現象

前項週刊朝日「橋下記事」検証を毎日「WaiWai」検証と比較するに、僕はこう書いた。「橋下市長の出自に関して、ほかの雑誌がすでに書いていることを理由に問題にはならないだろうと思い込み、自らチェックできませんでした。」という言葉は、他の週刊誌と同…

ワイドショー手配写真一週間逮捕の法則

オウムの高橋容疑者が逮捕された。思えば、6月6日に報道された一枚の写真が、今まで手配された写真と全く違うことからだった。(なお、高橋容疑者の手配写真のみ右、他は左が手配写真) ワイドショーは一斉にこのことについて報道した。「走る爆弾娘」菊池直子…

検証なきメディアは価値がない(マスメディアは人から腐る・2)

ネット劣化は検証しない人が作る今回のエントリーは、久々にマスメディアは人から腐るの続き。このエントリーが、佐々木氏のツィートから始まったのと同様に、前項「佐々木氏のRTの誤解の構造」の印象から始めよう。この佐々木氏への反論は、リンク先も読ま…

なぜ、テレビの男はおばさん化するのか

ワイドショーという井戸端会議最近のテレビに登場する男たち、とくにワイドショーの「コメンテーター」には、早口でおしゃべりという性格の人間が多い。女性はタレントや女優、お笑い関係が多いが、男のほうはもう、職業も様々だ。学者、弁護士、政治家など…

テレビコメンテーターと言う不思議な商売

今度はタレントの麻木久仁子の浮気疑惑が起こった。何でも、やはりタレントの大桃美代子が12月19日にこんなツィッターをしたという。今年嬉しかった事は、Twitterを始めて色々な方と出会えたこと。ショックだったのは、元夫が麻木久仁子さんと不倫をしていた…

市橋容疑者が、整形手術などしなかったら(ワイドショー化する日本・6)

市橋容疑者はまだ逃げていたかもしれない。少なくとも、ワイドショーのネタとなるための材料にはなっていなかっただろう。視聴者をひきつける事件に事欠かないからである。 事件後2年半たって始めての目撃記事があったのは、11月4日のことだった。千葉県市川…

ワイドショー化とは何か(ワイドショー化する日本・5)

ワイドショー化とは官僚主義(考えない人間)の蔓延今、日本中の人間は官僚主義が蔓延している。官僚主義とは、マートンによる「官僚制の逆機能」についての指摘は有名である。 規則万能(例:規則に無いから出来ないという杓子定規の対応)、責任回避・自己保…

タレントは非正規、マスコミは官僚(ワイドショー化する日本・4)

テレビ局の正規と非正規 テレビ「大田総理と秘書田中」で、タレントの坂東英二氏が図らずも、「ここにいる(タレントは)全員非正規」と言った。確かに、テレビ番組を作っている人間のうち、正規社員はテレビ局の人間だけであり、ほとんどが非正規社員だ。タレ…

小沢vs検察がいつの間にか小沢vsマスコミになってしまったわけ(ワイドショー化する日本・3)

民主党の小沢党首が「西松建設献金事件」で第一公設秘書が逮捕された件で、昨日の記者会見以来、連日検察側からの情報が流されている。小沢党首は黙ったままだ。メディアは、情報があれば報道せざるをえない。これでは、どうしても小沢党首の疑惑が深まるだ…

小泉の呪い・2(またはワイドショー化する日本・2)

また、小泉元首相が吠えた。(このエントリーは小泉の呪いとワイドショー化する日本の続編である。) 12日に開かれた「郵政民営化を堅持し推進する集い」での小泉純一郎元首相の発言要旨は次の通り。 わたしは最近の麻生太郎首相の発言について、怒るという…

ワイドショー化する日本

裁判のシステムもワイドショー 5月から日本の裁判制度が変わる。欧米の陪審員制度を見習って、裁判員制度が始まるのだ。そのために、素人の裁判員にもわかりやすくするために、今までの裁判方法が変わったらしい。たとえば、江東区のバラバラ殺人事件の模様…

小泉の呪い

犬の敵討ちと郵政民営化 読売新聞にこんな記事があった。「飼い犬殺した厚生省」実は筋違いだった…小泉容疑者「えっ」 捜査関係者によると、小泉容疑者は22日夜に東京・霞が関の警視庁に出頭した直後から、「自分の犬を殺したのは、保健所であり厚生省。自…

騒がれないと不安になる人たち

ロス疑惑の三浦被告が自殺した。こうして事件の真相は謎のままに終わった。だが、三浦被告は始めから真相を明らかにするつもりはなかったのではないか。解決してしまうと、自分のことを国民の頭の中に消え去ることを恐れて。ところで、このようなメディアを…

安倍と小泉、メディア選挙の成功と失敗

参議院選挙で大敗した自民党の敗因は何か。それについては、メディアで様々に論議されているが、メディアの特性を利用した『小泉劇場』の選挙と比較したものはあまり無かった。期待された安倍首相と期待されなかった小泉元首相 「政界のプリンス」と言われた…

あるある打ち切りとその後

「あるある大事典」の打ち切りが決定された。気になるのは、同じようにセンセーショナルなタイトルで視聴者をあおる他の番組だ。これは健康番組に限らない。報道番組もバラエティー化している。これらの番組が萎縮し、しっかりしたデータがなければ、番組を…