夢幻∞大のドリーミングメディア

素人だから言えることもある

時事問題

福島漂流と日本沈没(悲しみが希望に変わるとき・3)

このエントリーは、「大切な人を亡くすということ」、その続編「悲しみが希望に変わるとき」「誰もが大切な人に (悲しみが希望に変わるとき・2) 」の福島編である。 震災後2年の中折れ現象 今日、東日本大震災から2年目の3月11日である。しかし、なかなか復…

ハードは急速にコモディティ化する。問題は中身だ。

タブレットは、持ちやすく、より安く、多機能になるだろう。今まで、隆盛を誇ってきたアップルも一つの到達点を迎え、これ以上伸びなくなる。アップルはやがて、アップルなりのスマートテレビを始めるかもしれないが、それもまたアジアやアフリカの新興国に…

2013年の年賀状

年賀状の時期に数日早いが、できたので公開してしまおう。

『生産の喜び』と『消費の喜び』(なぜ、サーバー(奉仕者)は『生産の喜び』を感じないのか・2)

今年の漢字は「金」毎年恒例の今年の漢字。今年は「金」と決まったそうだ。 2012年の世相を表す漢字は「金」――。日本漢字能力検定協会は12日、全国から公募した「今年の漢字」を発表した。世界遺産の清水寺(京都市東山区)で森清範(せいはん)貫主(…

なぜ、サーバー(奉仕者)は『生産の喜び』を感じないのか

年末には、著名人の訃報が報道されるのが恒例だが年末近くになると、今年亡くなった有名人の名がワイドショーなどで振り返られる。最近だと、92歳で亡くなった森光子、58歳で亡くなった中村勘三郎、83歳で亡くなった小沢昭一。彼らを知っているのは、テレビ…

ネットによって加速される公私混同・2

尖閣諸島の国有化や竹島問題により、アジア近辺のデモが過激化している。一方、中国政府が自国の領土を主張している限り、国内デモを取り締まることはできない。もし、取り締まれば、自己矛盾となり、政府批判の暴動となってしまうからだ。そして、中国国内…

もっとパラリンピックに目を向けよう・2

これは、もっとパラリンピックに目を向けようの4年ぶりの続編。これを書いたのが、2008年の北京オリンピックの時だった。今回のロンドンオリンピックでも放送状況はあまり変わらない。毎日、NHK総合とEテレで45分だけダイジェストが流される。乙武洋匡氏がこ…

誰もが大切な人に (悲しみが希望に変わるとき・2)

悲しみの先にあるのは怒りとあきらめ佐々木氏のツィート生活保護世帯の子供たちの実状。家庭での居場所も学力も、数多くの「あたりまえ」を最初から奪われている。/貧困の世代間連鎖は止められないのか 「江戸川中3勉強会」25年目の夏 http://bit.ly/N4FTxF…

大切な人を亡くすということ

死んで初めてその大切さを知る こんなブログを読んだ。末期がんの彼と結婚した女性の話。ブログの作者は、最後にこんな文章を書く。「愛する人の死を具体的に想像することはとても大事なのではないか」ということです。 これはとても難しい事だし、すごい想…

いじめられっ子の方がイノベーターになる可能性が高い(日本人はキャパシティが落ちている・3)

いじめられっ子の利点前項キャパシティの広い人を作るで考えたのは、単純にいじめによる犠牲者を減らすことでいじめのない関係を作ることではなく、実は、いじめられることに何か理由があるのではないかと思ったからだ。そういうことを書くと、いじめられる…

キャパシティの広い人を作る(日本人のキャパシティが落ちている・2)

最近、放送されているミステリー作品、NHK BSの「SHERLOCK 」や、映画「アンフェア」の雪平夏見、テレビ朝日「相棒」の杉下右京などを見ていると、彼らはチームワークなどよりも単独で行動する。雪平などは、仲間を信じていない。杉下は、警察仲間から、遠ざ…

日本人のキャパシティが落ちている

世の中の地盤沈下連日報道されているいじめ問題を考えていくと、なぜか芸能人の生活保護問題がオーバーラップしてくる。どちらも、ネットの反発が火に油を注いでいる点で共通点がある。NPO法人「自立生活サポートセンター・もやい」の事務局次長の湯浅誠氏は…

出来る人の周りは疲れる

アゴラで、石井孝明氏の「頑張らなければいけない」空気に、人が組織で取り囲まれる怖さ-渡辺美樹氏、木村剛氏を観察した私の経験からという記事を読んだ。ワタミの渡辺美樹氏や日本振興銀行元会長の木村剛氏の話である。渡辺社長についてこんなことが書いて…

ユニクロと岩波書店〜信頼社会の発想と安心社会の発想

今日の夜7時のNHKニュースで、企業の就職の発想の違いが明らかになった。国内外から多様な人材を獲得しようと、大手衣料品チェーンのユニクロは、来年度から国籍など関係なく1年を通じて、随時社員を採用することになり、3日、就職希望者を対象にした説明…

今年だから「伝えたい言葉」(現実がひっくり返る年・7)

ネガティブにとらえるかポジティブにとらえるか僕は、今年の1月から今年は「現実がひっくり返る年」だと言い続けてきた。「現実」という言葉をひっくり返してみれば、「実現」という言葉になる。「現実がひっくり返る年」といった瞬間、どうしてもネガティブ…

非現実が現実になる時(現実がひっくり返る年・4)(ネタバレ注意)

ここは現実じゃないWOWOWで「インセプション」が放送された。この映画については、夢の中のミッション「インセプション」考(ネタバレあり) で書いたが、その中で、自殺したモルの話が出てくる。人間には、しばしば夢の世界に行ったきり、戻ってこれない人が…

「衰退の五段階」を読む

ようやく、図書館から「ビジョナリーカンパニー3衰退の五段階」を借りることができた。実は、この本については、昨年の11月、藤代氏のブログを引用した「朝日新聞は、今、何を考えているか・3(ホームサーバの戦い・第79章) 」で、この本の話があったからだ。…

(不謹慎ニュース)連続ドラマ「フクシマ原発」に「ピット」が新登場

配管の「トレンチ」に続き、弟「ピット」が全テレビ局制作の連続ドラマ「フクシマ原発」では、また新しい登場人物が出演することが決まった。福島第1原発の事故で、2号機の取水口付近の立て坑「ピット」にたまった放射能汚染水の海への流出が止まらず、東…

お題「就職活動中の学生のみなさんへ」―社内失業課へ配属されないために

ようやく、就職試験の狭き門を通り抜けて、正社員となっても、企業内の「社内失業課」の魔の手を通り抜けるのはなかなか困難だろう。前項「600万人の社内失業者」でも書いたとおり、全国のサラリーマンの13%がこの「社内失業課」なのだ。しかも、新卒を重点…

タブレットの次の世界を考える

ハリー・ポッターの魔法新聞フレキシブルディスプレイという技術を知っているだろうか。これは、フィルム状で、タブレットの表面なんかに貼るものだが、これが単体で画面が映るようになれば、映画「ハリー・ポッター」に登場する魔法界の新聞に似てくる。つ…

ネットメディアが国家を翻弄する意味を考える

小沢氏がニコニコ動画に出る理由前項「マスコミがネットを引用する時代がやってきた」で最近の事象の2つを取り上げた。マスコミで批判ばかりされている小沢氏は、ネットではかなりの支持率を得ているということで、ニコニコ動画に登場した。民主党が公開を渋…

北朝鮮との会話

北朝鮮がまたまた、ミサイル実験をするらしい。彼らは、人工衛星と称しているが。前回1998年のミサイル実験は、事前通告はなかった。なお、北朝鮮はこの時も人工衛星の打ち上げと主張していたという。なお、僕は、過去にこの北朝鮮の問題をコントにしている…

明日のことはわからない

中川昭一財務相はこう思った。「明日のことはわからない」 中川昭一財務相兼金融担当相がローマで開かれた先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)後に朦朧(もうろう)とした状態で記者会見に応じ、酩酊(めいてい)状態ではないかとされた問題で、中川…

産科医の医師不足を考える

産科医が嫌われる理由 最近、起きている事件、たとえば、妊婦の病院たらいまわし事件、相次ぐ食の安全、WBC監督問題、はては衆議院解散先送り問題まで、すべては誰が責任を取るかということに集約する。特に、「妊婦の病院たらいまわし事件」は、産科医の医…

地球温暖化ゴミ屋敷論

北海道洞爺湖サミットでは、地球温暖化について話し合われるという。たまたま、ワイドショーでゴミ屋敷のニュースが流れたので、不謹慎ながらこの2つの話をくっつけて考えてみたい。CO2は空気中に捨てたゴミ 燃えるゴミはごみ焼却場で燃やされる。燃やされる…

「誰でも良かった」犯人は、誰でもなかったその他大勢の一人

6月8日の日曜日、歩行者天国の秋葉原で白昼堂々と通り魔殺人が行われた。(GIGAZINEなど)彼は25歳、派遣社員として自動車工場で働いていたという。しかし、派遣社員というのは微妙な職業である。社員ならば、その会社に所属することで、少なくとも自分は「何…

あってはならない事件が多すぎる

(1)なぜか似ているイージス艦衝突事故と土浦殺傷事件「警察は何をしているんだ」 土浦署に苦情殺到 捜査員8人を駅周辺に配置しながら金川容疑者の犯行を許した捜査について、茨城県警には24日朝から、「警察は何をしているんだ」「もっとしっかりしろ」…

平和な国の難民辞典

ネカフェ難民定住地を持たず、24時間営業のネットカフェ(ウェブ使用可能な漫画喫茶)を一時的な拠点とし、ウェブにより求職しながら生活する人を示す言葉。 2005年後期からマスコミによって取上げられる事が多くなったが、話題としてはその2・3年程…

サービス拡大して国亡ぶ

日本中のあらゆる産業が、今、サービス産業と成り果てている。その結果、国民は劣化して怠け者となり、危機を迎えている。 政治はサービス産業となった。 かつて、福祉は政治ではないといわれた。現在では、福祉を口にしない政党はなく、選挙は国民に対する…