夢幻∞大のドリーミングメディア

素人だから言えることもある

著作権問題

ナスネは第二のロケフリになるか(ホームサーバの戦い・第119章)

Slingbox PRO-HDの現在前項「ソニーはナスネによってデジタルハブの夢を見るか(ホームサーバの戦い・第118章) 」で、関連を検索しているうちに、意外にロケフリに対しての要望が高いことが分かった。確かに、スマートフォンで予約が可能になるより、インター…

ブログと引用

引用の条件 現在、翼では、引用論が流行している。僕のエントリーは、引用の塊なので、参戦せざるを得ない。引用を調べてみると、その要件として著作権法において正当な「引用」と認められるには、公正な慣行に従う必要がある。最高裁判所昭和55年3月28日判…

門外漢が考える商標登録の不思議

あらかじめ、断っておくが、僕は、著作権とか商標登録に詳しいわけではない。だから、間違っていたら指摘して欲しい。 ペコちゃん疑惑・フォト版で、おそらく誰もが疑問を抱くと思うのが、例えば、スペインのミス・パロミータは、不二家のペコちゃんをパクっ…

ペコちゃん疑惑・フォト版

今回のエントリーは、リニューアル記念として、ペコちゃん疑惑とペコちゃん疑惑・2 を、改めて写真つき(ペコちゃん疑惑2はリンクのみだったので)で紹介しよう。(1)起発端は、2007年5月、あるブログに載っていたスペインのペコちゃんそっくりの写真だった。 …

マイクロソフト・ユニバーサルが「フォーマット戦争を継続させなければならなかった」理由と著作権問題(ホーム・サーバの戦い・第3章)

PC Watchの「元麻布春男の週刊PCホットライン・ジョブズ基調講演、MacBook Air以外の話題」にこんなことが書かれていた。 iTunes Movie Rentalsでもう1つ注目されるのは、米国の主要映画スタジオすべてが顔を揃えていることだ。日本のメーカーが主導するBlu-…

料理は著作物か(紅白歌合戦ブログ実況時代の肖像権・3)

(1)料理から肖像権が発生する? これは、もちろん「紅白歌合戦ブログ実況時代の肖像権」のジョバンノーニ氏はお寿司が好き──「N904i」の“Sushiメニュー”が生まれるまでというIt mediaの記事の「寿司は“職人の著作物”であり肖像権が発生するため」という記事…

肖像権とフェアユース(紅白歌合戦ブログ実況時代の肖像権・2)

実は肖像権という法律はない 前項「紅白歌合戦ブログ実況時代の肖像権」に誤りがあったことが判明した。つまり、もともと「肖像権」という法律がないというのである。肖像権Wikipediaにはこうある。肖像権(しょうぞうけん)とは、肖像(人の姿・形及びその…

紅白歌合戦ブログ実況時代の肖像権

ブログと紅白歌合戦 年末の紅白歌合戦、初登場の中川翔子の「しょこたん☆ぶろぐ」上で紅白の実況がなされていたことが、産経ニュースで報道されていた。しょこたん、ブログで紅白舞台裏を“実況中継” “ しょこたん”の愛称でおなじみのタレント、中川翔子が3…

著作権法は爆発しない不発弾?

「違法ダウンロード違法化」論争は、今まで不発だった(つまり、手間がかかっているために誰も摘発しようとしなかった)著作権法を、(「アメリカ年次改革要望書」という外圧があったために)ようやく爆発する弾頭に整備するための第一段階だった。 読者ブログの…

今年のアメリカ年次改革要望書から

「著作権者たちのいらだち」で再び、「アメリカ年次改革要望書」を紹介したが、すでに今年の10月18日に最新の「年次改革要望書」が出ている。 まず「在日米国大使館」→「政策関連文書」→「経済・通商関連」→「規制改革」そこには2004年から2007年までの要望…

著作権者たちのいらだち

初音ミクと著作権 一連の初音ミク騒動を見ていると、「初音ミク」というコンテンツを収益源とするために、本来の著作者をよそに、周りの人間が争っているように見える。つまり、著作者の範囲が明確でないためだ。おそらく、この騒動はテレビでは起こらなかっ…

映画盗撮防止法と国会質問

今日、8月30日より「 映画盗撮防止法」が施行される。これについては、すでに「著作権法の「非親告罪化」とアメリカ年次改革要望書」にこう触れた。 前項「オリジナルとメディア」で映画館盗撮防止法をとりあげたが、実はこの映画館盗撮防止法、国内の映画…

著作権法の「非親告罪化」とアメリカ年次改革要望書

前項「オリジナルとメディア」 で映画館盗撮防止法をとりあげたが、実はこの映画館盗撮防止法、国内の映画館や映画会社からの要望ではなくて、アメリカの要望だったという。それを知ったのはニュースサイトGIGAZINEの「著作権の非親告罪化やP2Pによる共有の…

著作権保護延長とディズニー

著作権保護期間を延長することの弊害とはを見ると、著作権の保護を50年から70年に延ばすべきかどうかに議論が起きているという。70年が世界の大勢であるというのだ。ところで、なぜか2004年4月1日に「日本映画」のみ限定で70年に改正されている。今回は、そ…