夢幻∞大のドリーミングメディア

素人だから言えることもある

言葉

変化への抵抗~なぜ誰も希望を求めないか

TPP問題を見ていると、日本とは今の状態を変化させることになんと抵抗の強い国民性なのだと思う。前項福島漂流と日本沈没(悲しみが希望に変わるとき・3) で、 誰かが変革してくれるのを待っている間は希望が生まれない事を示している。 と書いたり、「NHK×日…

好奇心を失ったら人間は退化する

1月7日に書いた抜き書き「新春TV放談2013」後半部分(1) 以来、9日が過ぎた。僕はその間、10本のエントリーを書いた。読んだ本は、20冊以上、それぞれのテーマごとに平均3〜4冊の本を読む。もちろん、読んでも使えない本もある。今回のテーマは、70年代のバラ…

2013年の年賀状

年賀状の時期に数日早いが、できたので公開してしまおう。

テレビから知識を得るにはテレビを書き起こすことしかない

漫然とテレビを見ていては漠然とした印象しか残らない僕は、テレビと記憶にこう書いている。書き起こすたびに思うことは、テレビというものはどれほど大切な情報を伝えていても、人間の記憶に残るのはほんの一部だということだ。その情報が膨大であればある…

知識をためる

たびたび書いているように、このブログは、知識のスクラップブックである。新聞記事もあれば、書籍の文章もある。WEB記事もあれば、Wikipediaや個人のブログも含まれる。ありとあらゆるものが、僕のスクラップの対象である。特に、テレビを書き起こした抜き…

踊る大捜査線ファイナルの2つの言葉(ネタバレあり)

踊る大捜査線ファイナルを見てきた。室井、青島の2人の言葉が記憶に残る。 一つは、柳葉敏郎演じる室井慎次の言った「組織の中にいる人間こそ信念が必要」であり、織田裕二演じる青島俊作の言った「正義を守るには胸に秘めておくくらいがちょうどいい」とい…

出来る人の周りは疲れる

アゴラで、石井孝明氏の「頑張らなければいけない」空気に、人が組織で取り囲まれる怖さ-渡辺美樹氏、木村剛氏を観察した私の経験からという記事を読んだ。ワタミの渡辺美樹氏や日本振興銀行元会長の木村剛氏の話である。渡辺社長についてこんなことが書いて…

〔お題〕教育におけるICT〜子供たちに学びの楽しさを教えているか

インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国から昨日、フジテレビ「土曜プレミアム」で、インディ・ジョーンズシリーズ4作目、クリスタル・スカルの王国が放送された。僕は、上映されたころに書いた「宝物とは知識」インディ・ジョーンズを見て考えるを…

今年だから「伝えたい言葉」(現実がひっくり返る年・7)

ネガティブにとらえるかポジティブにとらえるか僕は、今年の1月から今年は「現実がひっくり返る年」だと言い続けてきた。「現実」という言葉をひっくり返してみれば、「実現」という言葉になる。「現実がひっくり返る年」といった瞬間、どうしてもネガティブ…

クラウドとは記憶の銀行のことである

ウィリアム・ギブスンの小説に「記憶屋ジョニイ」というものがある。ビートたけしが出演した「JM」というものを覚えているかもしれない。あらすじは、ジョニーは通常のネットワークに晒すことのできない機密情報を脳に埋め込まれた記憶装置に記録して運ぶ不…

例えば雑誌のように

昨日、翼のミーティングが開かれた。そこで、オピニオンの確立ということがテーマになった。翼が単なるブログの集まりだったら、そこまでする必要はない。翼としての特色を持たせ、PVを稼ぐためには、ある方向性が必要になる。僕は、「例えば雑誌のような役…

テレビメモ「怪獣」と「我慢」(3)雑感・「我慢」編

「我慢」は日本人の美徳かNHKで「セカイでニホンGO!」という番組の、「ニホンの大切なことは怪獣から教わった」で放送されたもう一つのことは、「我慢」という言葉である。取り上げられたニューヨーク・タイムズの記事では、1995年の大地震の時、神戸港は壊…

ブログは言葉の旅

僕はいつも、本や資料を読むとき、気にかけるのは作者の生の言葉だ。一ブロガーの感想など、たちまちどこかに消えてしまう。だから、映画を紹介する時も、監督の言葉をパンフレットから拾ってくる。その本の中で、作者が一番言いたかった言葉を見つけ出し、…

ガラパゴスかパラダイス鎖国か

最初にガラパゴスと言い始めたのは誰かお題は「次にガラパゴスと称されるものは何か」であるが、そもそも「日本のケータイをガラパゴスであると呼んだのは誰か?」から調べてみた。はてなの日本の携帯電話はガラパゴス化したとか最初に言い出しのは誰かのう………

大予想「現実がひっくり返る年」

「予想」をさかさまに読めば、「ウソよ」となる。したがって、「大予想」とは、「大きなウソよ」ということだ。年頭の予想がほとんど当たらないのは、「予想」の中に「ウソ」が混じっているからである。冗談はともかく、今年は、今までの現実と思っていたこ…

ネット時代の「学び」とは(「学び」について考える・2)

かつて老人を尊敬したのは 頭が煮詰まって、何も考えられないことがある。たまたま、アルビン・トフラーの「富の未来」を読むと、常識に凝り固まった自分の頭をハンマーで殴られた気分になる。例えば、こんな箇所だ。 その昔、社会がそれほど変化しなかった…

「学び」について考える

前項「抜き書き・「たけしの新・教育白書」〜頂上対談より」で学んだことは、次のようなことである。特に、池上彰氏の言葉は、対談の結論をまとめるのがさすがにうまい。1、学ぶことは、真似ることである池上 今、先生が学ぶことは真似ることとおっしゃいま…

抜き書き・「たけしの新・教育白書」〜頂上対談より

抜き書きとは、テレビで放送された中で、これはみんなに知ってほしいというものを書き起こす試み。抜き書き・爆笑問題のニッポンの教養「TVはいつまで笑うのか・横澤彪」に続く2回目。 11月20日に放送されたフジテレビの土曜プレミアム『たけしの新・教育白…

流行語から明確になる「マス感性の消失」

2008年と2010年の流行語2010年流行語大賞候補60語をあげてみると、iPad (クロス)カップリング 無縁社会 3D AKB48 K‐POP 〜なう いい質問ですねえ! 名ばかり高齢者 イクメン 家庭内野党 ガラパゴス(ガラケー) ゲゲゲの〜 白戸次郎もよろ…

成功と失敗のセレンディピティとニワトリ会議

ノーベル賞受賞者の言葉前項「失敗を許さない国」で学んだのは、日本の経営者は、失敗を恐れるために誰もチャレンジをしないということだった。成功者とはいったいどういうものか。たまたま、10月13日に放送されたクローズアップ現代に、日本のノーベル賞受…

コリコウな人々

「バカ」について考えていくと、「リコウ」についても考えたくなる。特に、気になるのは「コリコウ」だ。小利口とも書く。こ‐りこう【小利口】 [形動][文][ナリ]目先のことによく気が付き抜けめがないさま。「―な娘」「―に立ち回る」(goo辞書) この…

「バカ」について考える

「バカ」とは何かインターネットでバカになる人、リコウになる人が意外に好評なので、そもそも「バカ」とは何かを考えてみる。単純に「バカ」といっても意味合いが広い。「馬鹿」のWikipediaにこんな用例が載っていた。馬鹿のもつ意味合いと使用される状況の…

2009年、今年の漢字、皆さんは?

今年も例年通り、「今年の漢字」が選ばれるという。麻生元首相の読み間違い問題で、大儲けしたり、背任事件を起こしたりしている日本漢字能力検定協会の主催だが、12月には例年通り、清水寺で発表される。さて、漢字辞典ネットでは、今年の主な出来事が載っ…

8.15に考えた。「不幸の価値」を伝えること。

NHKの「東京カワイイTV」を見た。「カワイイ」とか「気持ちいい」ものは、世界中に簡単に伝わる。ところが、先ほどまで、見ていた「日本の、これから」のテーマは「核兵器」だった。その中で、広島被爆者の怒りが「日本も核兵器を持つべきだ」という主…

私のこと、誰もわかってくれない

難病で苦しんで死んだ大物女優が言った「私のこと、誰もわかってくれない」 覚せい剤所持で逮捕された元アイドル歌手が言った「私のこと、誰もわかってくれない」 裁判員裁判で懲役15年の刑を宣告された被告が言った「私のこと、誰もわかってくれない」 原爆…

働くことしか才能がない人々

「女性は産む機械」に並ぶ名言 麻生首相は、7月25日、こんなことを言ったという。麻生首相:高齢者「働くことしか才能がない」…会合で発言 麻生太郎首相は25日、横浜市内で開催された日本青年会議所(JC)主催の会合であいさつし、「元気な高齢者をいか…

ある官邸の小話

ある地方の知事が来ると、ある官僚がこんなことを言う。 「あんたか。総裁になりたいというのは」 「はい。私なら、バカだ愚図だといわれても耐えられます。お笑い出身なので」 「でも、国民はそんな総裁、望んでいないよ。国民は、今、生活苦で必死なのさ。…

ブログは現在でしかないのか

ジャーナリストのリアリティとは何か 佐々木氏の「週刊誌記者の取材に心が汚れた」で、テレビの草創期の「テレビ——お前はただの現在にすぎない」という言葉を取り上げ、テレビや雑誌の記者たちがどんどんリアリティをなくし、予定調和の世界に埋没していくこ…

北朝鮮との会話

北朝鮮がまたまた、ミサイル実験をするらしい。彼らは、人工衛星と称しているが。前回1998年のミサイル実験は、事前通告はなかった。なお、北朝鮮はこの時も人工衛星の打ち上げと主張していたという。なお、僕は、過去にこの北朝鮮の問題をコントにしている…

人生はわからない(ベンジャミン・バトン名言集)

これは、別に「明日のことはわからない」にひっかけたわけではない。僕は、もともとこの映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」を見る予定ではなかった。たまたま、予定した映画が、その上映館では夜でしかやっておらず、昼間の時間にこの映画が上映されて…