言葉
中川昭一財務相はこう思った。「明日のことはわからない」 中川昭一財務相兼金融担当相がローマで開かれた先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)後に朦朧(もうろう)とした状態で記者会見に応じ、酩酊(めいてい)状態ではないかとされた問題で、中川…
昨日のTV東京のWBSを見ていて、二つのことを考えた。前半部分で、4人の経営者が不況の脱出に関しての討論をしていた。その中で、ある経営者が「右肩下がりのときは思い切った改革ができる」という発言をしていた。なるほど、「簡単に、ワーク・シェアリング…
2008年の一字は「変」という漢字に決まった。今年は、やっぱり変な一年だった。 おバカが流行って、オバマが勝った。 巷では、「誰でも良かった」犯人が増えたが、会社では「誰でも良かった」派遣社員が首を切られた。 アメリカの民主党は、「チェンジ」で勝…
2008流行語大賞の候補60語が発表された。ねじれ国会 糖質ゼロ サブプライム ミシュラン オワンクラゲ キターー!! アゲ嬢/あげあげ 姫電 せんとくん/まんとくん グ〜! アキバ系 ローゼン麻生 ポ〜ニョ、ポニョポニョ、さかなの子〜♪ メーク・レジェンド 千…
最近流行っているもの。 福田首相退陣で政治が流動化。 ゲリラ豪雨で地盤が流動化。 値上げラッシュで経済が流動化。 非正規雇用で労働が流動化。 安定しているものって何だ?
VTR手法を持ち込んだ24時間テレビ 日本テレビの24時間テレビを見ていると、それぞれのコーナーの終わりにクライマックスが来るように、すべてのコーナーができていることに気づかされる。たとえば、マラソンがそうだ。あらかじめ、時間内に到着されるように…
8月になるたびに思い出す言葉がある。ドイツの元大統領ヴァイツゼッカーの言葉だ。「罪の有無、老幼いずれを問わず、我々全員が過去を引き受けねばならない。全員が過去からの帰結に関わりあっており、過去に対する責任を負わされているのである。 過去に目…
映画のマクガフィン マクガフィンとは、アルフレッド・ヒッチコックが言い出した言葉である。マクガフィン(MacGuffin, McGuffin)とは、映画(スリラー・サスペンス物に多い)などの作劇上で、登場人物への動機付けや話を進めるために用いられる、仕掛けの…
テレビ朝日で「地球危機2008」を見た。今年は洞爺湖サミットで地球温暖化を取り上げるので直前に放送したのであろう。NHKもエコ問題に取り組むという。各民放もいっせいにとりあげ始めている。 しかし、どうしても違和感がぬぐえない。それは、24時間のチャ…
かつて考古学者は冒険家であった インディ・ジョーンズ・クリスタル・スカルの王国を見てきた。その中で出てきたのが、「宝物とは知識」という言葉であった。エルドラドでも黄金都市でもない、金塊や財宝でもないのだ。 そういえば、最近の映画、歴史の中の…
監視員多くして船衝突する 衝突7分前に当直全員交代、レーダーの船影無警戒 事故当時、当直は艦橋に10人、CICに7人など計26人体制だった。レーダー監視を補う見張り員は、艦橋の左右と後部甲板に配置。あたごでは艦橋の右側にいた見張り員が衝突し…
今日は、1月23日だが、すでに今月だけで31本のエントリーを書いている。(今回で32本目)。そこで改めて思ったことがあるので、まとめの意味で箇条書きで書いてみたい。知識は消耗しない ブログなんかでこんなことを書いてもったいないという人がいる。しかし…
ライブドアに偽計の疑いで捜索が入り、ライブドアの株価が暴落した。ダイヤモンドならぬライブドア株に目がくらんだ宮さんならぬにわかトレイダーたちに大激震が走った。激震なら偽装マンションも危うい。ちょうどその頃、ヒューザーの社長から自民党の議員…
かつて、学校は教会から生まれた。英語 school(スクール)の語源は古代ギリシャ語で、schole(スコレー、暇)。古代ギリシアや古代ローマの「市民」(市民権をもつ男。裕福で、労働は奴隷がおこなう)が、音楽や芝居、議論を楽しんだり、スポーツを嗜んだり…
正月も近いので、双六と人生ゲームの話題をひとつ。 12月17日に「SE出世双六(すごろく)」というものが出たそうだ。CNET Japanにも「SE出世双六--ITSSに基づいたキャリアアップでSEの仕事を疑似体験」という紹介があった It media の「ストレス入院からITセレ…
「偽」の字が今年の一字に選ばれた。「朝日小学生新聞」では 今年1年を表す漢字決まる「偽」(2007年12月13日付 朝日小学生新聞) 今年1年を漢字で表すと「偽」——。日本漢字能力検定協会(本部・京都市下京区)が全国からつのった「今年の漢字」が12日、清…
帰りが遅くなって、満天の星空の中に自分がいることにふと気がついたとき、君たちはどんなことを考えるだろう。大宇宙の中のちっぽけな自分だろうか。地球に生まれ合わせた不思議さだろうか。人間はどこ(生前)から来てどこ(死後)へ行くのか。謎は深まる…
All work and no play makes Jack a dull boy.「勉強ばかりで遊ばないと、ジャックは馬鹿になる」(奥津文夫ことわざの英語」講談社現代新書)このことわざを知って、日本には「遊び」を勧めることわざがないのに気がついた。日本では、「遊び」という言葉が…
青春時代が夢なんて、後からほのぼの思うもの 青春時代のまんなかは道に迷っているばかり…(阿久悠作詞「青春時代」)青春時代、楽しんでますか? でも、「青春」って何で「青い春」と書くのだろうか。そんなことを調べてみることにした。 まず、「青春」の…
「やっぱり恋愛ってあるのねえ。そういう恋愛って、映画とかそういうのだけで、実際にはないと思っていたの。もしあったら、怖いと思ってたわ。なんだか、自分がなくなっちゃうみたいで」(山田太一「想い出づくり」大和書房) 愛ってなんだろう。「愛」はも…
箍【たが】 おけの周囲にはめる、竹や金属で作った輪。 【用例・作例】・箍がゆるむ1.(年をとったりして)しっかりした所が無くなる。2.当初有った緊張(した空気)が無くなる・箍をはめる 行動の自由を束縛する・箍を締める気持や規律を引き締め直す イン…
企業はなぜ、合併したり買収したりして巨大になろうとするのか。それは、トップになるほど、金が集まるシステムになっているのではないだろうか。当然、その金を求めて下請けが集まる。テレビの構造を通して、僕は日本の企業全体がそうなっているような気が…