夢幻∞大のドリーミングメディア

素人だから言えることもある

BD/HD DVD

いつでも見られる環境よりもいつでも学べる環境へ

見られる環境と学ぶ環境ブロゴスでこんな記事を読んだ。ユーザーが、いつでもほしい番組を見ることができると保証されることに慣れ、コンテンツを手元に所有する必要性がないと考えるようになると、環境は激変するだろう。ユーザーは自分の見たい番組を自分…

勝ち馬に成りたがる中国(ホームサーバの戦い・第33章)

CBHDはHD DVDの落とし子 昨日(7/9)のWBS(ワールド・ビジネス・サテライト)で、中国の次世代DVD規格のCBHDの話題が出た。このCBHD、実は東芝のHD DVDの規格から作られた中国独自の規格だった。日経ビジネス・オンラインの「時流超流」にこうあった。 HD-DVD…

ホームサーバの戦い・中間報告(ホームサーバの戦い・第30章)

マイクロソフトとアップルのホームサーバ戦略 そのときにおきたニュースを元に、リアルタイムで語るホームサーバの戦いシリーズも本稿で30章。今回は、今までのシリーズを振り返って見たい。 第一章は「家電屋VSコンピュータ屋、ホームサーバーの戦い」。2…

形のないものに金を払えるか

パッケージからネットへ 森祐治氏の「ネット発の経済価値を具現化せよ」は、インターネットのマネタライズ化に対して、さまざまなイメージを想起させてくれる。 それは今までのコンテンツがパッケージを前提に作られてきたことだ。新聞には、記者のほかに印…

未来の読み間違い

僕は、「PS3・Mac・Wiiの未来」で、こんなことを書いた。 Xbox360がHD DVDをオプションのみにしたのは、きっと目的があったに違いない。それは、HD DVDドライブが価格のかなりの部分を占めると思われるからだ。DVDドライブだけだから、かなり安く済ませるこ…

マイクロソフトがブルーレイを採用する時

こんな記事があった。 ソニー、アップルとマイクロソフトに打診〜ブルーレイ対応機種の導入で ソニーは、ブルーレイ・ディスク・ドライブをアップルおよびマイクロソフトのシステムでも提供するよう両社と協議していることを明らかにした。米国ソニー・エレ…

久夛良木氏のPS戦略(ホームサーバの戦い・第11章)

Xbox vs PS2(ホームサーバの戦い・第8章) で、マイクロソフト(ビル・ゲイツ氏)側から、ゲーム機戦争の目的を探ってみたが、今度はソニー側(SCE・久夛良木健氏)から探ってみたい。「Wintelに挑戦」を探して Xbox vs PS2(ホームサーバの戦い・第8章) で、「マ…

HD DVD敗北のもうひとつの説(ホームサーバの戦い・第7章)

前項「東芝が勝ち馬に成れなかった理由」で、僕は、HD DVDは、米映画業界とマイクロソフトが仕組んだ「ネット配信のためのフォーマット戦争引き伸ばし」説を展開した。 しかし、日経トレンディでは、増田和夫氏の「【緊急寄稿】東芝HD DVD撤退へ! ハリウッ…

東芝が勝ち馬に成れなかった理由(ホームサーバの戦い・第6章)

本当に流れは決まったのか 本田雅一のリアルタイム・アナリシス:“東芝、HD DVD撤退で調整へ”報道を読み解くによれば、 東芝本社はHD DVD事業に関して、昨年末までの積極的な発言から一転し、今年に入ってからは「数多く行っている事業の1つでしかない」と西…

HD DVDはなくなるの?

IT media「東芝、間もなくHD DVDから撤退か」 東芝は向こう数週間のうちに、HD DVDフォーマットから撤退するとみられている。1月初めにWarner Home Videoが5月以降はソニーのBlu-ray Disc規格のみをサポートすると発表して世を驚かせたのに続き、小売業者の…

アメリカ国内の次世代DVDはもう終わってる?(ホームサーバの戦い・第4章)

アメリカでレコーダーが売れない理由 日米のホームサーバの戦いを連載しているわけだが、アメリカ国内の事情を、日本国内からどれほど知ることができるのか、かつ正確に伝えることができるのか、はなはだ疑問であり、躊躇していた。そんな時、こんな情報があ…

マイクロソフト・ユニバーサルが「フォーマット戦争を継続させなければならなかった」理由と著作権問題(ホーム・サーバの戦い・第3章)

PC Watchの「元麻布春男の週刊PCホットライン・ジョブズ基調講演、MacBook Air以外の話題」にこんなことが書かれていた。 iTunes Movie Rentalsでもう1つ注目されるのは、米国の主要映画スタジオすべてが顔を揃えていることだ。日本のメーカーが主導するBlu-…

マイクロソフトの変心とコンテンツ配信の時代

CNET Japanの「ゲイツ氏が語る「ソフトウェアがすべての中心となる」未来像(後半)」において--Blu-rayに一本化するというWarner Bros. Entertainmentの動きは、HD DVDの終わりを意味するのでしょうか。だとすると、それはMicrosoftにとって何を意味するの…

ブルーレイにパラマウント・マイクロソフトも乗り換えという噂

IT plus(1/9)によれば「新世代DVD、パラマウントもブルーレイに乗り換えか・FT報道8 日付の英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は米映画大手のパラマウント・ピクチャーズが新世代DVD規格を巡って、東芝などが推す「HD—DVD」陣営からの離脱を…

ワーナーブルーレイ一本化とフォーマット戦争

AVウォッチによると米WarnerがBlu-rayに一本化。6月以降BDのみ発売−「消費者は明確にBDを選択した」というニュースがきた。 次世代光ディスクにおいて、Blu-ray DiscとHD DVDの2フォーマットを発売してきたWarner Bros. Entertainmentは4日(現地時間)、6月以…

パナソニック「愛情サイズ」ビデオカメラはブルーレイディスクに衝撃を与えるか?

「愛情サイズ」ビデオカメラ は SD メモリーカードを使ったフルハイビジョンビデオカメラだ。このカメラは家電業界にとって衝撃を与えることになりはしないかという記事を見つけた。ジェイスター株式会社代表取締役の豊崎禎久氏の「デジタルビデオカメラ市場…

パラマウントHD DVD単独化でやっぱり見えてきた米映画業界の戦略

CNET Japanのパラマウントとドリームワークス、HD DVDのみで作品を提供へなど、今日(8/21)のネットや新聞ではこのニュースが花盛りである。どうやら、HD DVD陣営はユニバーサル一社では保持できなくなってきたらしい。 本田雅一氏の記事「Blu-rayとHD DVDを…

本当に次世代DVD、華開くのか

もちろん、次世代DVDとはブルーレイとHD DVDのことである。もう発売しているではないかというが、DVDに比べるとそれほど売れているわけではない。前項「コピーワンス問題からほの見える日米のテレビと映画の立場」で論じた問題もようやく結論が出たようだが…