薄型テレビの次に来るもの
壁掛けテレビ
シャープが壁掛けテレビを開発することを発表した。シャープは、年内にも商品化が予定されている有機ＥＬ（エレクトロルミネッセンス）テレビの対抗製品として、リビングでの壁掛け設置を可能にする超薄・超軽量液晶テレビを開発することを決めた。一方、ソニーは有機ＥＬディスプレイの開発を行っている。IT Mediaはソニー、東芝が有機で激突 その裏側は
「有機EL」とは電気を流すと発光する有機素材を使ったディスプレーの技術で、鮮明な映像を再現できるという特徴がある。現在の液晶、プラズマテレビよりもさらに薄型にできるため、本当の壁掛けテレビも現実のものとなる。ただ、大画面化や長寿命化が難しいなど技術的なハードルもあり、テレビとしての商品化には時間がかかっていた>
そんななか、商品化で先行したのはソニーだ。今年1月に米国で開かれた家電見本市で、11インチ型と27インチ型の有機ELテレビの試作品を初めて公開し、世界的な注目を集めた。先週、都内で開かれた展示会で国内初披露されたときも黒山の人だかりとなり、文句なしの一番人気となった。
タッチテレビ
これは iPhoneやDSが暗示するタッチメディアの可能性で紹介したが、特に、ジェフ・ハン研究員が指摘したように、iPhoneのタッチパネルでは小さすぎる。テレビこそタッチの面白さが十分に味わえる分野ではないか。ウェアラブルテレビ
携帯でテレビが見えるのが当たり前になったワンセグだが、変わったものとして、めがねにテレビがついた新型、どちらも直接テレビを見るものではないが、ワンセグ受信が可能になる時代、ワンセグメガネが開発されるだろう。
NHK放送技術研究所の研究するテレビ
ここでは未来のテレビの可能性を味わえる。特に、今年技研公開された中では、現在のハイビジョンの4倍の精細さを誇るスーパーハイビジョンや立体テレビなど注目に値する。
縦横ともにハイビジョンの4倍にあたる7680×4320の画素数を持ったフレームレート60Hzの超高精細映像と、22.2マルチチャンネルによる高臨場感音響からなるシステムですここまでくれば、当然壁一面をテレビにしなければ効果はないだろう。
特殊な眼鏡が不要で、あたかも実物がそこにあるかのような、自然な立体像表示ができる像再生型立体テレビの研究を行っています。
ここでは、スーパーハイビジョン映像技術を応用することで、正しい立体映像を見ることができる範囲（視域）を拡大したインテグラル立体テレビとともに、インテグラル式＊3で撮影した画像からホログラムを生成し立体表示する技術を紹介します。
