夢幻∞大のドリーミングメディア

素人だから言えることもある

グーグルライブラリーに目指して欲しい「brain library」

 日本中のプロバイダーが、YouTubeに影響されて動画サイトを作っている最中に、グーグルはプロバイダーが決して振り向きもしなかった活字の世界、本の世界に注目していた。

Google ブック検索、日本語版がオープン--書籍の全文表示も

「ブック検索は(Google創設者である)Sergey Brinの夢だった。彼は過去にデジタル図書館コミュニティにも所属していた」
 僕は、「ダークサイドに堕ちているのはグーグルか、マイクロソフトか。」でグーグルの目的は
 「世界中すべての情報を検索可能にし、指先一つで呼び出せるようにする——。そんな壮大な目標に突き進んでいるのがグーグルだ。その舵(かじ)を取る。

 インターネット上の文字や画像はもちろん、世界中の地図や航空・衛星写真を閲覧できる。まだごく一部だが、月や火星の表面写真も見られる。今や世界中の人が、グーグル経由で情報にアクセスする。いわば、グーグルを通して世界を見ている。

という朝日新聞の記事を取り上げた。

 それほど世界中のありとあらゆるデータに興味があるなら、僕はその膨大なデータによってグーグルが作り上げて欲しいのは、ひとつは「 Second Earth(もしGoogleが発売するとすれば)」、そしてもうひとつは究極の図書館、「brain library」である。別に脳髄が陳列してあるわけではない。それは僕のひとつの夢だが、過去の著名人の脳の記憶を知りたいと思ったのだ。もちろん、それは不可能かもしれない。たとえば、天才ダ・ヴィンチの目にしたものとか、宮沢賢治が花巻で見た光景とか、学術的ではなく、彼らの人生を映像として体験したい、どう感じたかを感覚的に知りたいというライブラリー「頭脳図書館 brain library」があれば、いつでもその時代に戻ることができるし、その感覚を共有することができる。

 インターネットでデータを集めることは、究極は人間とは何かを知ることである。そして、それが人間の感覚に近ければ近いほど、世界中の人と共有できるのではないだろうか。
ブログパーツ