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素人だから言えることもある

地球温暖化ゴミ屋敷論

 北海道洞爺湖サミットでは、地球温暖化について話し合われるという。たまたま、ワイドショーでゴミ屋敷のニュースが流れたので、不謹慎ながらこの2つの話をくっつけて考えてみたい。

CO2は空気中に捨てたゴミ

 燃えるゴミはごみ焼却場で燃やされる。燃やされるゴミもまたCO2に変化するわけである。自分の家には、ゴミがなくなっても空気中にはCO2というゴミがたまる。ゴミ屋敷の周辺では、見えるゴミに悩まされるが、地球温暖化では、見えないゴミに悩まされる。したがって、地球全体に考えれば、宇宙にでも捨てない限り、地球全体がゴミ屋敷になることには変わりがない。

ゴミ屋敷の住人はゴミが平気

 ニュースで登場するゴミ屋敷の主人たちは、その環境に慣れてしまっているので、一向に平気である。迷惑するのは、その周辺の住民である。地球温暖化問題で一番の障害になっているのは、温室効果ガス排出国ほど、削減に非協力的なことである。ゴミ屋敷の住人がたくさんいればいるほど、ゴミに慣れてしまうのである。どれほど、まわりの国が迷惑であっても、ゴミに囲まれているのが当たり前だと思う人間ほど、感覚が鈍ってくる。むしろ、他の非協力的な国と組んでゴミ屋敷国連盟を作りたいと思っている。

すべてがゴミ屋敷になれば問題は解決する

 実は、地球温暖化懐疑論が結構多いのも事実だ。排出削減を進めれば進めるほど、経済発展に影響を与えるのである。途上国にとっては、排出削減に投資する金はない。まず、経済発展を成し遂げて経済的に余裕を持ってからと考える。そうなると、サミットでも経済発展優先になり、危機感は高まる一方で、あきらめのムードも広まるだろう。自分の国の努力だけではどうしようもないと考えるのである。果たして、ゴミ屋敷の住人が勝つか、周りの住民が勝つか、サミットは注目の的である。
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