いよいよGoogle Earthで古代ローマのツアーが始まる。ついに「Second Earth」へ向かうか?
米Googleは11月12日、Google Earthに古代ローマの3Dレイヤーを追加したことを明らかにした。西暦320年当時のローマを体験することができる。僕は、すでにGoogleに「Second Earth (Second Earthは神の視点)」の提案をしている。
(中略)
新レイヤーには、記録に残されている6700以上の当時の建造物が並び、有名なコロッセオなど11の古代建造物については、内部まで詳しく見ることができる。フライトシミュレータで上空から観察したり、専門家による詳しい解説を読んで古代ローマについて学習することも可能だ。
(1) 「Second Earth」はGoogle Earthのデータを活用し、そこに46億年の地球の歴史をシミュレーションすることができる。今回の古代ローマ編は、地球を歴史的に見る点では、「Second Earth」の発想に近い。これから、様々な地域、様々な時代のレイヤーが増えていくことだろう。しかし、単なる歴史を学べる地球であっては、面白くないのだ。過去を体験し、過去を変えることで現代はどう変わるか、そのゲーム性こそが「Second Earth」の楽しみなのである。
(2) 「Second Earth」にはタイムマシンがついていて、好きな時代、好きな場所に行ける。
(3) 「Second Earth」は、地球の歴史を変えることができる。たとえば、人間が登場しない地球。恐竜が絶滅しない地球。コロンブスがアメリカ大陸を発見できなかった地球。
(4) 「Second Earth」ではユーザーは神になることができる。