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素人だから言えることもある

過去とつながる

300本の法則

 僕には、ひょっとしたら300本の法則というジンクスがあるのかもしれない。というのは、このCNET Japanの読者ブロガーを始めたのは、2006年12月。その前に書いていたBALLというサイトでは、2004年1月から2007年2月頃まで300本以上のブログを書いていた。以上と言うのは、WEBを保存したのは2007年1月5日までで、280本。その後は、原稿のみしか保存していない。ただ、2007年1月26日に300本索引を書いているのだから、300本は書いているはずだ。このサイトは、300本を過ぎた頃に、サーバーのトラブルが起こって閉鎖してしまった。そして、今回も600本を越えたCNET Japanの読者ブログの閉鎖。300の倍数とブログの閉鎖は関連があるに違いないという僕のジンクスは決定された。2回の体験しかないけど。

未来を知るには過去を知ること

 僕のエントリーの特徴は、とにかく疑問を持ったらありとあらゆる資料を生で引用する。一番問題なのは、自分の感想なのか、他人の言ったことかがわからないということだ。よくあるように、えらそうな事を言っていても、誰かの言葉の受け売りであったら、言葉は残らない。また、インターネットであらゆるデータが無料で手に入る時代だからこそ、言葉の出所は明らかにしておきたい。

 また、現在のニュースを知るためには、必ず過去の資料に当たる必要がある。そして、未来を嘆く前に過去を学べばよい。僕のエントリーでは、何度も過去の文章を引用する。それは、読者はよほど興味を持たない限り、わざわざリンク先を見ないからだ。そして、僕は引用することで学ぶことができる。その場に思いついた言葉でも、後に引用するときに新たな知識に変化する。別のニュースにつなげたとき、過去の知識のまた違う面を学ぶことができる。

知ることよりも学ぶこと

 大切なのは、断片的な雑学量の豊富さではない。その知識がどうつながるかだ。映画を観て、読書をして、楽しかったとか楽しくなかったということではない。その映画の、その本の何を学んだかと言うことだ。全体的な書評には関心がない。僕は、このエントリーでその学んだ部分を切り抜き、ブログをスクラップ帳にした。単純な映画評では、タイトル順にしかならないが、学んだ内容で区分すれば、あらゆる分野につながり、役立つ。僕は、映画「おとうと」で、対話論を展開した。普通だったら、山田洋次監督の映画評論になってしまう。しかし、それを行うためには、他の山田洋次監督のすべての映画を観なければならないし、そんなものを読者は求めていないだろう。それよりも、その映画から何を学んだかが大切である。僕は、そうやって自分のブロクをデータベースにしてきた。
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