夢幻∞大のドリーミングメディア

素人だから言えることもある

ブログとニュース、この相反するもの

 2007年に僕は、「記事にコメント、是か非か」というエントリーを書いている。

 日本においても、ポータルサイトは独自の取材を行わず、各新聞社、通信社の配信されたニュースを流している。もし新聞社のウェブサイトにコメント機能がついたらどうなるか?新聞にいちいち突込みが入るようなものだ。もちろん、書いた人間は記者と違うが、記事と読者のコメントが入るという奇妙な関係はインターネットならではのものである。
(中略)
※よく考えたら、CNET Japanの読者ブロガーの存在自身が、「記事にコメント」の最たるものであること気がついた。もし、この結論が「非」であれば、自己否定につながり存在そのものがなくなってしまう。つまり、インターネット以前の報道メディアとインターネット以後の報道メディアの定義が大きく変わらざるを得ないことを意味している。(記事にコメント、是か非か)
 ポータルサイトにあるニュースでは、記者がいないので突込みが可能であり、当然ブログサービスが盛んである。一方、新聞サイトのブログではどうだろうか。それを調べたのが、「朝日新聞が変わるか、CNET Japanが変わるか、ブログについて考える。」というエントリーである。そこで調べた朝日・毎日・読売のブログの特徴は、
1.Webサイトといえど、あくまでも購読者へのサービスである。
2.ブログは、記者や編集者の記事の延長であり、ただ見の読者には紙面を提供しない。
3.投稿記事やコメントも、結局紙面に載る関係上、やはり記事であるから当然編集する。
(朝日新聞が変わるか、CNET Japanが変わるか、ブログについて考える。)
 日経が4000円の電子新聞を始めたのも、あくまでもメイン読者は紙の新聞の購読者であるという建前があるからだ。新聞のサイトがこうであるなら、ニュースサイトであるCNET Japanの読者ブログが朝日新聞の傘下になり、リニューアルする方向性が見えてくる。例えば朝日新聞の「アスパラクラブ」のように、コメントするにも
※この記事のコメント投稿は、新聞購読者会員に限らせていただきます。(朝日新聞が変わるか、CNET Japanが変わるか、ブログについて考える。)
 より幅広い人に読んでもらいたいと思って書いたブログもこれでは意味がなくなる。
ブログパーツ