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torne Ver.2.10であなたのテレビがニコ動になる(ホームサーバの戦い・第80章)

今日、11月18日、SCEはこんなニュースを流した。

ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン(SCEJ)は、「プレイステーション 3」(PS3®)専用地上デジタルレコーダーキット『torne(トルネ)』のオンラインでの機能アップデート(バージョン2.10“ライブ”)を、今冬に実施いたします。
 
本オンラインアップデートにより、torne(トルネ)は従来の録画・再生・PSP®「プレイステーション・ポータブル」への転送機能に加え、Twitterに投稿された番組のコメントがTV視聴と同時に楽しめる『ライブ機能』を追加いたします。オンラインでのアップデートは無償となりますが、実施日および他アップデート等の詳細については決定次第改めてご案内いたします。(PS3®専用周辺機器 地上デジタルレコーダーキット『torne(トルネ)™』オンラインアップデートを今冬に実施ver.2.10“ライブ”〜Twitterに投稿された番組のコメントがTV視聴と同時に楽しめる『ライブ機能』を追加〜)
torneでは、かねてから画面の一部を使って、テレビを見ながら、インターネット検索をしたりできたが、そこの部分にTwitter表示ができるという。AV Watchでは、
Ver.2.10では、新たに「ライブ」機能が追加される。これにより、Twitterに投稿されたテレビ番組のコメントをテレビ視聴と同時に楽しめるという。SCEでは、今回のバージョンアップを「バージョン2.10“ライブ”」と命名。「テレビを視聴しながらのライブ体験を創出するレコーダとして、『“ライブ”体感』を多くの人に体験してほしいとの思いから、命名した」という。

Twitterと連携することで、居住地域の放送局に対応したツイート(つぶやき)を簡単に見ることがでる。これにより、「テレビを視聴しながら、そのテレビ番組に関するツイートも同時に見る」といった、視聴体験が可能になる。

また、Twitterアカウントをtorneに登録することで、torneからのツイート投稿が可能になる。番組表や検索画面からもツイート可能で、Twitterを自分のフォロワーに気になった番組のオススメが可能という。(SCE、torneで番組とTwitterの同時表示に対応 −今冬に「バージョン2.10“ライブ”」に更新)

いわば、ニコニコ動画Ustreamでは、Twitterとの連動は当たり前だが、今回のバージョンアップは、それを自分のテレビ画面で成し遂げる。欧米で販売されるGoogle TVもTwitter表示ができるが、まさにその部分では、Google TV(僕は「torne」は「Google TV」の第一章だった?(ホームサーバの戦い・第64章) でその共通点に言及している)の一部がtorneで実現した。

torneがver2.0になったとき(7月14日)、それをレビューした小寺信良氏は「第472回:PS3でビデオ編集!? Ver3.40の編集機能を試す〜そしてtorneもアップデート、3倍モードが標準に〜」の中で、

もう一歩踏み込むならば、torneから番組を見ながらTweetできる機能があるとさらに面白いだろう。がっつり文字入力するということではなく、単に面白い番組を見つけたら「これおもしろい!」的なテンプレートでもTweetができると、楽しいように思う。

これまでテレビ録画は、番組自体は楽しいかもしれないが、録画行為やテレビ視聴行為そのものが楽しいというレコーダなど、なかったように思う。torneの取り組みは、新しい家電の方向を示しているのかもしれない。(【小寺信良の週刊Electric Zooma! 】第472回:PS3でビデオ編集!? Ver3.40の編集機能を試す〜そしてtorneもアップデート、3倍モードが標準に〜)

と、Ver.2.10を見事に予見している。僕は、今まで紅白歌合戦を見るとき、同時に2チャンネルで実況を見ていた。これからは、torneでツィッターを見ることにしよう。
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