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素人だから言えることもある

テレビ局も計画停電せよ

東京には、現在、地上波でもNHK2局、民放5局が放送されている。NHKは教育テレビの深夜とBS2の深夜は放送を終了している。地方によっては、NHK2局、民放1局しかない地域もあり、その分考慮しなければならないが、ともかく、放送内容がほとんど同じなので、これほどの放送局はいらないと考える。そこで、提案だが、全局、持ち回りで週休制を実施してはどうだろうか。つまり、7局のうち1局が、終日放送を停止するということだ。もちろん、民放1局のところは、他のキー局の電波を流す。

おそらく、東北各県は、地デジの中継塔の被害によっては、このまま7月24日の地デジ化は不可能になりかねない。そこで考えられることは、BSで地上波を流すことだ。僕は、意外に地デジ崩壊は近いかもしれない(ホームサーバの戦い・第77章) でこんな記事を引用した。

総務省は27日、2011年7月の地上デジタル放送への完全移行時に、アンテナ工事などが間に合わない世帯が、BS(放送衛星)放送経由で地デジ番組を視聴できるようにする緊急対策を講じる方針を固めた。
BSアンテナとBSチューナーが接続されているのが前提となるため、BSアンテナなどを持っていない世帯に対しては別途、対応を検討する。
BS放送経由で視聴できる地デジ番組は、NHKと在京民放キー局のすべてとする。総務省は、デジタル化で電波が届かなくなる山間部など地デジを視聴できない世帯に対し、BS放送経由での視聴を15年3月まで可能とする移行措置を決めている。アンテナ工事が間に合わない世帯についても、同様の対応とする方針だ総務省は、地デジ工事が間に合わない世帯が申請した場合に限り、BS放送経由で視聴できる地デジ番組にかけている暗号を解除し、アンテナ設置までの「時間稼ぎ」をする方向だ。(2010年10月28日 読売新聞)
おそらく、被災者のほとんどは、これらの措置の対象者となるに違いない。2015年までの制限があるにしても、テレビの存在価値を見直すきっかけとなるだろう。


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