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素人だから言えることもある

読み返すたびに新しい発見がある、そんなブログを書きたい

ニュースの性質と小説の性質

すぐれた小説は、読み返すたびに新しい発見がある。若いときに読んだところと、年を経たときに読むところは当然違っている。人間は関心を持つところが、読者の年代や環境によっても変わってくるからだ。僕は、ブログによっても、そのような「読み返すたびに新しい発見がある」というものを書きたいと思っている。もちろん、僕のブログは小説ではないので、扱っているニュースにかかわってしまう。そして、ニュースを扱えば、そのニュースの情報を読者が持っていることが前提となる。ところが、ニュースが一段落すれば、そのブログも古い情報になってしまう。それを避けるために、僕は、ひとつの方法をブログに織り込んだ。それは、ニュース記事を引用するという形である。

普通のブログは、そこまではしない。リンク先を示すだけで、読者はその情報を持っているという前提で省略してしまう。しかし、最近のニュースは、数日をたてばリンク先が消えてしまう。これでは、そのブログの賞味期間は、ほんの数日になってしまう。僕は、何年後でも、読み返したいと思うのだ。したがって、僕はしつこいまでに、ニュースの記事を引用する。また、それを読み返した読者は、過去の事実を思い出すことも可能になり、たとえリンク先が消えたとしても、独立した文章として読み解くことも可能になる。

ニュースを一過性でなく流れとしてとらえる

マスメディアの特徴として、一方的に報道されるために、読者は常に疑問を感じてもため込んでおくことができない。インターネットが普及して、誰もがブログを書くことができると、その疑問を表明することができるようになった。ところが、そのニュースの量が膨大なので、流されるだけで全体を見通すことが難しい。多くのブログが続かないのは、ニュースにコメントをつけるだけで、むなしくなり疲れてしまうからだ。

それに単純にニュースに反応しただけでは、それぞれのブログの個性を発揮することができない。僕は、むしろ、積極的にWEB以外のデータを収集することで、特徴をつけようと思った。また、のちに読み返す時に、また新しいニュースと突き合わせていくことで、別の読み方もできる。これにより、ブログをデータベースとして活用することができるのではないかと思っている。


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