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素人だから言えることもある

アップルとマイクロソフトがTVを作る?(ホームサーバの戦い・第105章)

Cnet Japanのニュースにこんな記事があった。

オーストラリアの技術サイトSmarthouseは現地時間12月4日、このテレビの製造にかかわる日本の「大手」企業に勤める匿名情報源の話として、Appleテレビは32インチから55インチの間の3種類の画面サイズから選べるようになると報じた。加えて、「iPad 3」に搭載されるとみられるAppleの「A6」プロセッサが、同社製テレビにも採用されると、情報源は述べている。
ソフトウェアの面では、Appleは同社の音声パーソナルアシスタント「Siri」を利用した「声による番組呼び出し」を可能にする全く新しいソフトウェアを開発した、とSmarthouseの情報源は述べている。(アップル製テレビ、最大55インチの3種類で販売か--海外報道)
記事によれば、商品価格は普通のテレビの2倍程度だそうだ。一方、マイクロソフトは、Xbox360で当たったKinectをテレビのリモコンにするという。
Microsoftが注力しているモーションセンサーのKinect。そのシェア拡大をさらに押し進める計画があると報じられています。海外サイトThe Dailyが“この話題に詳しい関係者”から聞いた情報として、MSが「可能な限り多くのリビングルームにKinectをおくことに積極的」であり、それは「Xbox 360本体が無い」状態もいとわないほどだ、と伝えています。

その計画の端緒として、VizioやSonyといったTVメーカーに対し、Kinect技術のライセンスを与える準備段階にあるとも。Kinect対応のTVによる、ジェスチャーによるTV操作や、個人の識別によるプログラムの動作などの可能性を伝えています。すでにWindows 向けに開発キットの提供が行われており、Xbox 360の枠を超えた展開が予定されているKinect。ただし、今回の話はあくまで噂として報じられています。(噂:MS、Xbox 360いらずのKinect対応TVを計画、ソニーなどと協議?)

両社がテレビのインターフェースまでもくろんでいるとしたら、未来のテレビの前はひどく騒々しいことだろう。アップルにしてもマイクロソフトにしても、「ポストPC」を常に考えてきた会社だ。パソコンは、キーボートがあって、なかなか普及しなかった。だから、アップルはiPadのようなタッチパネル方式によってノンPC世代にも訴え続けようとしているのである。

テレビが売れない時代、果たして、このくらいでテレビが売れることになるのかどうか。前項「コンテンツを忘れたハードに未来はない」で書いたように、魅力的なテレビ番組こそ求められていると思うのだが。
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