夢幻∞大のドリーミングメディア

素人だから言えることもある

知識の作法

 今日は、1月23日だが、すでに今月だけで31本のエントリーを書いている。(今回で32本目)。そこで改めて思ったことがあるので、まとめの意味で箇条書きで書いてみたい。

知識は消耗しない

 ブログなんかでこんなことを書いてもったいないという人がいる。しかし、知識はそのときに書いてしまわないと、忘れてしまう。むしろ、書けば書くほど自分のものになる。ひとつの知識を見つけると、次の疑問がわく。その疑問をたずねて新たな知識を得ることが楽しくて仕方ないのである。したがって知識は使わなければ消耗する。使えば使うほど成長する。

知識は人に教えるべきである

 教師と生徒、どちらが知識を身につけやすいか。もちろん、教師である。受身で聴くより、人に教えるほうが何倍も身につくのだ。同じようにブログで他人に向かってわかりやすく書くことも自分に知識を身につけるいい方法だと思う。

知識がたまれば、過去の知識と連動する

ジョブズとソニー(3)iPodとウォークマン」で前刀氏のエピソードを書いたとき、ああ、この話は読んだことがあると「ソニー自叙伝」のエピソードを思い出した。「ジャスト・イン・タイム」方式への疑問」を書いたとき、過去に書いた「守るということ」の福知山線脱線事故の話を思い出した。つまり、知識を増やすことで、過去の知識を再び活用することができる。

疑問があったら、エントリーの形で書いておくこと

突発的なニュースにおたおたするよりも、それをどう過去の文章とつないでいけば、まとまったものが書けるかを考える。落語の「大喜利」に「三題話」というのがある。お客様からもらった全く違ったテーマを三つつないで物語にしていく芸である。手塚治虫もストーリーを考えるのにこの手法を使ったと聞く。引き出しをたくさん作り、それをつなぐことでバラエティあふれた物語になる。同じように、絶えず、疑問を持ち、それを文章の形にすることを勧める。
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