誰も責任を取らない国

ようやくWBCの監督が決まったようだ。

巨人オーナー、原監督のＷＢＣ代表監督就任を了承

　プロ野球の加藤良三コミッショナー（６７）が２８日、東京・大手町の読売新聞東京本社を訪れ、読売巨人軍の滝鼻卓雄オーナー（６９）に対し、来年３月の野球の国・地域別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）」の日本代表監督として、巨人・原辰徳監督（５０）の就任を要請した。

　加藤コミッショナーが「実績と経験、世代交代の点から見てもフレッシュ。さらに、王（貞治）コミッショナー特別顧問との組み合わせから見ても一番強いチームを編成するために、原監督にお願いしたい」と要請したのに対し、滝鼻オーナーは了承した。加藤コミッショナーは、その後、川崎市のジャイアンツ寮で原監督にも直接、就任を要請する。(10月28日10時55分配信 読売新聞)

　どこがフレッシュなんだか。最初には名前すらなかったのに。結局、渡辺恒雄球団会長の

「人間の中で選べば星野君が一番だが、ＷＢＣや五輪は神様が必要だ。長嶋君（茂雄氏、元巨人監督）はちょっと病気をして、いまや神様はワンちゃん一人。コミッショナー以下が土下座してワンちゃんに監督になってもらうしかない」(「土下座してでも王監督に」ＷＢＣで渡辺恒雄氏)

　彼の頭の中には王・長島の栄光の読売巨人軍しか頭に無いようだ。そして、取り巻きは、渡辺恒雄球団会長の夢に付き合っているに過ぎない。ただ、ひたすら自分に責任がかぶるのを恐れて。

　そういえば、似たようなのに、民主党がある。小沢党首が何を言い出すかわからないので、誰も文句を言えない。どっちも彼の手のひらの上で踊っている。