夢幻∞大のドリーミングメディア

素人だから言えることもある

過去のエントリーはデータベース

 最近、2日に1本の形で、エントリーを書いている。リニューアル最初はペコちゃん疑惑・フォト版。最初だから、できるだけ華やかなものを書きたいと思った。そこで、過去に書いたペコちゃん疑惑・2を思い出した。実は、CNET Japanの読者ブログでも写真を載せる予定であった。ところが、容量制限のためか、トラブルがあって、なかなかうまくいかない。したがって、写真を載せられず、ひどく地味なエントリーになってしまった。今回のリニューアルで、ブロガーズ・ネットワーク翼のテストの意味を兼ねて挑戦した。写真のサイズも大きく取れて、うまくいった。

 さて、ブロガーズ・ネットワーク翼に朝之丞さんのテスト記事が載せられたのが、6月2日、他のメンバーがエントリーを書き始めたのが6月7日〜9日ごろである。僕は、6月11日に1本、12日に3本、16日に2本の、「アーカイブに載せ切れなかった、5月末に読者ブログに載せたエントリー」を掲載した。ニュースとしては、2・3週間も前の鮮度の落ちたものである。「ペコちゃん疑惑・フォト版」が載った6月17日まで、約10日間、何をしていたか。

 それは、アーカイブエントリーの整備である。僕のエントリーは、すべて過去のエントリーと繋がっている。それぞれのエントリーには、2〜3本の過去エントリーの記事が引用されている。CNET Japanで書いたエントリーは627本であった。僕は、その中から、ランキング・索引ものを削除した。そこに載っているタイトル数は膨大であり、そのタイトルすべてにリンクがついている。それぞれのリンクを修正する時間はないし、過去のランキングを見返したところで意味はない。さて、こうやって562本まで減らしたエントリーのCNET Japanのリンクをすべてブロガーズ・ネットワーク翼の新たなリンクに修正しながら、過去記事を読み返すと、新たな発見が生まれてくる。

 まさに、ブロガーのスキルで引用した

(1)的確なタイミングで的確な内容のコンテンツを的確なスキルを駆使し、多様なメディアから情報を発信する能力。
 (「電子書籍の衝撃 本は以下に崩壊し、いかに復活するか?」ディスカヴァー携書) )(マスメディアの「マス」が消えるとき)
であり、
橋本 過去ログが何を検索してもひっかかるようになる。自分で書いたんだけど忘れていた知識が見つかって、これは便利だなと。自分データベースです
ブログは1000記事を超えると何かが変わる/橋本大也さんのブログ論(第11回))(1000本続ける! )
 この自分データベースから、的確なコンテンツを、的確なタイミングで取り出せるようになれば、これからどのようなニュースがあっても、的確に対応できるはずである。

 例えば、6月19日に書いた孫氏の理想と夏野氏の悲嘆(孫正義VS池田信夫「光の道」対談(夏野剛司会)を読む。対談を読んでいて、夏野氏は、盛んにNTT改革の難しさを孫氏に説いているように思えた。そんな事を言った記事を引用したような、と思い出して、夏野氏を検索してみると、それは「iPhoneを発想できなかった日本」であった。

 また、6月20日に書いた「門外漢が考える商標登録の不思議」にしても、具体的な例が必要と思い、「WEGAがVEGAでなかった理由(テレビが壊れた・2) 」を念頭において書いている。

 このように、たとえ古いニュースであっても、データベースとして何度も使えるのである。
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