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素人だから言えることもある

トルネのツィート機能でネットとテレビが融合した(ホームサーバの戦い・第81章)

小寺信良氏のツィートから

ITライターの小寺信良氏がこんなツィートを発信した。
torne2.10によって、「ネット外の世の中」と「ネット内の世の中」がテレビ画面の中で融合した。 #torne #s_7551 #e_ced1 #fujitv
(http://twitter.com/#!/Nob_Kodera/status/14974109175783424)
これはフジテレビのスーパーニュースで、例の東京都の漫画規制条例のニュースが放送されたときのツィートからだ。普通のツィッターだったら、パソコンでそのツィッターを見てから、テレビを付ける。しかし、本日12月15日からは違った。今日は「torne Ver.2.10であなたのテレビがニコ動になる(ホームサーバの戦い・第80章) 」で書いたアップデートの日であった。そのため、テレビ画面の右半分にツィート部分が表示される。トルネは、表示されている番組のテレビタグを検索して表示するので、視聴者が何を考えているかが分かるわけである。

つまり、今日のニュースの場合、小寺氏の言う「ネット外の世の中」であるテレビニュース(この場合は、石原都知事の「反対なら(アニメフェアに)来なくてよい」と答えていた)と、そのニュースに批判的な「ネット内の世の中」であるツィッターがひとつの画面で融合したわけである。

テレビ関係者は直ちに局内のテレビにトルネをつけて視聴者の反応を感じるべきだ

今までは、パソコンを持っていなければ見えなかったツィッターが、リアルタイムでテレビの中で見ることができる。これは大変大きなことだ。翌日の視聴率でしか反応を知ることができなかったテレビ局関係者は、視聴者がテレビのどこに反応しているかが分かるからだ。思っても見ない反応が分かれば、次の番組にどこを生かすかが分かるからである。

また、ツィッターをしている人は、自分のアカウントを登録すれば、パソコンを使わなくても自分のタイムラインを見ることができる。さらに、ツィッターの中にURLを書いておけば、トルネはリンク先を検索して表示してくれる。パソコンを使わなくても、テレビだけでそこまでできるなら、オンデマンドに消極的なテレビ局がいる限り、google-TVの日本参入は必要ないかも。(ソニーとしては困ったことだが。)
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