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ロンドンオリンピックでNHKのテレビの見方が変わった(ホームサーバの戦い・第123章)

もちろん、ほかの民放でもオリンピック中継はやっている。だが、NHKの放送は特殊だ。というのは、オリンピックの中継をやっているのが、地上デジタル総合の「NHKG」、「Eテレ」、BSの「BS1」、NHKラジオ第一の「R1」、そしてオリンピック放送用のHP 「ロンドン2012オリンピック」がある。このHPでは、ライブストーリーミングのネット生中継がある。この5つのメディアを活用することで、テレビ放送予定のない種目までフォローしている。

最近のテレビには、外部入力のものを映すための2画面以上のものがある。それでも、オリンピックのような同時に何種目も同時並行に放送されていると、どこで何が放送されているかの情報をつかみにくい。でも、その情報を教えてくれるのが、ツィッターだ。特に、トルネのツィッターを見ていると、NHKには地デジもBSもEテレも同じ場所に流れるので、どこで何をしているのかがわかる。テレビが、一番苦手だった放送局を飛び越えた横のつながりをツィッターが作ったのである。

たとえば、7月29日深夜の放送では、「NHKG」は柔道、「Eテレ」では体操、「BS1」ではウェイトリフティングが放送された。民放では、こんなことはできない。大体、同じ放送局でも、地デジとBSは縦割りだから連携などできないのだ。それをしり目にNHK内でオリンピックザッピングが行われているのである。今までは、ネットがマスメディアを超えるといわれていたが、NHKはこのオリンピックをチャンスにNHKの存在価値を高めようというのだろうか。
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