共感から脱出する(ブログがなぜ続かないのか・3)
大量に書く
自分の得意ジャンルを守っていたら、共感の世界から抜けられない。あらゆる分野にアンテナを張り巡らし、果敢に挑戦する。もちろん、常識を疑われるかもしれない。だが、そこで学んだ知識は大きい。異なったジャンルの知識を、自分の得意ジャンルの知識とともに、活用できるのだ。世の中には、実にいろんな事件が起きる。でも、そのたびに常識的なコメントを出していたら、あまりにも面白くない。人はなぜ、ブログを読むか。もちろん、自分の意見と同じだと思う共感を求めている場合もある。だが、それでは、結局、読者に「ああ、僕と同じだ」と思わせるだけで、そこで止まってしまう。むしろ、変わった意見、ユニークな意見こそが心に残るものだ。しかし、ユニークな意見には、理由が必要である。読者を納得させる理由が。そこで、大量に書き、積み上げてきた過去の知識が役に立つのである。一過性の情報でないため、なるほどと思わせる力がある。