夢幻∞大のドリーミングメディア

素人だから言えることもある

2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

モノ作りの喜びを失ったテレビ局

関西テレビに総務大臣から警告を出した。 総務相は同日の閣議後の記者会見で「公共の電波を使用する放送で、長期間にわたり事実と異なる放送が行われたことは極めて遺憾」と述べた。 同省は、同社が捏造番組を繰り返し放送し、放送メディアに対する視聴者の…

マイクロソフトは「Virtual Earth」、ソニーは?

僕は、Google Earthのセカンドライフ版「Second Earth」を考えて見たが、ソニーは「Home」を発表した。それについては、「ソニーの次の手、Sony TV」に書いた。さて、今度は、マイクロソフトが「Virtual Earth」を発表した。 MS、「Virtual Earth」の今後の…

メタデータと図書館

「10年後のテレビ」と「メディア革命」で、僕は、新聞や雑誌がやがて紙を使わない時代になることを予測した。おそらくメディアの購入はダウンロード販売が主流になるだろう。新聞を読みたいと思えば、パソコンのディスプレイやテレビ画面で蓄積したデータを…

メディア革命

「10年後のテレビ」で起こる事態はまさにメディア革命とでも言うしかない。しかし、このような事態になるためには当然高いハードルがある。そこで、これからどうなっていけばこのハードルを乗り越えられることができるか考えて見る。「あるある」騒動がメデ…

10年後のテレビ

「ネット時代10年後、新聞とテレビはこうなる」(藤原治著・朝日新聞社)という本が出ていた。藤原氏は元電通総研の社長である。僕は、「5年後のテレビ」でテレビの未来を想像し、「インターネットはテレビ局の解体を加速するか」「ネットがテレビを放送する日…

テレビ局の感覚、視聴者の感覚

関西テレビが民放連から活動停止処分にされた。 さらに、読売新聞によると外部調査報告書が23日に発表されたがそれに対し、関西テレビが反論したとも言う。 外部調査委が指摘した16件の「捏造」「不適切」番組の中で、10件について「放送法の目的に照ら…

ネットがテレビを放送する日

あらかじめ、告白しておくが、このタイトルは、「ネットがテレビを飲み込む日」のパクリである。 よくネットとテレビが戦っているといわれるが、「ネットと放送の新時代」でパートナーとしてYouTubeにアメリカのテレビ局が並んだのを見たとき、テレビはネッ…

放送記念日に考えた

3 月22日は放送記念日だという。 あらためて「放送」とは何かを考えた。 放送は暇つぶし 放送は恥知らず 放送は覗き屋 放送は嘘つき 放送はおしゃべり 放送は私たち

ネットと放送の新時代

今夜(3/21)NHKでBS特集「インターネットと放送の新時代・第1部 急成長する“動画サイト” 第2部 “動画サイト”は社会を変えるか」解説参照)という番組を見た。ほとんどがYouTubeの特集であり、最後にちょろっとセカンドライフが出ていた。 面白いのは、YouTube…

個人情報、隠すから儲かるのだ

IT Mediaにこんな記事が出ていた。 ネットの無料「人探し」に不安の声 インターネットの夜明け以来、検索エンジンに名前を入力して何が出てくるかを確かめられるようになった。以前から経歴調査サービスは、犯罪歴や婚姻記録、住所、電話番号などの個人情報…

日本流が通用しない原因は「パラダイス鎖国」

日本流が通用しないといっても、拉致問題が進展しない日本政府の嘆きだけではない。携帯の世界でもこんな記事がある。 例えば、 CNET Japan のスペシャルレポート「世界標準になれないモバイル業界の内側・第一回 : なぜ“異例づくめの研究会”は開催されたのか…

モラル低下の原因は社会構造にあり

前項「セキュリティって何? 」で、社員同士の信頼回復を訴えたが、現実問題、現代の日本ではそれが不可能だということに気がついた。コストカットのために、正社員を減らし、派遣社員やアルバイトが増えている。隣の席に座る社員が昨日と今日で違うことが日…

セキュリティって何?

大日本印刷から863万件以上の顧客情報が漏れたという。二重三重のチェックをしても防げなかったという。当たり前である。機械を信頼していて、人間を信頼していなければ、セキュリティシステムなど何の意味もない。どれほど厳重に監視したところで、悪意を持…

5年後のテレビ

本日、日経エレクトロニクス3月12日号が発売された。特集は「テレビ+ YouTube の未来」。テレビでインターネットのページを見られる時代が到来した。例えば、WiiやPS3などのゲーム機に「Rimo」を入れると、テレビで YouTube を見ることができる。さらにこれ…

PASMOとSuicaが描くソニーの戦略

ソニーの次の手「Sony TV 」 で、ソニーが Playstation Home の戦略について語ったが、これはバーチャルワールド(仮想世界)の話である。実はリアルワールド ( 現実世界 ) で着々とソニーが足場を固めている。というのは、 3 月 18 日から始まる PASMO のこと…

メディア教徒たちへ

メディアは物事を噛み砕いてわかりやすくしようと努力する。それは当然なのだが、わかりやすいことというのは、わかりにくいことを省く行為なのだ。真実は、わかりやすいことの中よりわかりにくいことのほうに含まれることが多い。そして、伝えられる人間は…

メディアと沈黙の螺旋

今度は「行列のできる法律相談所」(日本テレビ)で有名な丸山弁護士が東京都知事選に出馬するという(サンケイ新聞 )。宮城県元知事の浅野四郎氏に続いて、5人目の出馬だ。 選挙では後出しじゃんけんが有効である。というのは、メディアは新鮮なものしか興味…

ソニーの次の手「Sony TV」

PS3の「Home 」、なるほど2年半前から作り上げていたこともあって品がある。Second Lifeの雑然とした雰囲気と違い、スマートだ。しかし、Second Lifeが話題になっている現在、このような発表をしたメリットがあるのだろうか。 しかも、Second Lifeがほとん…

Googleと神

「オンリーワンの時代」に僕はこんなコメントを書いた。 CNET Japanのブロガー佐々木俊尚氏の著書「Google 既存のビジネスを破壊する」(文春新書)を読んでみると、最終的にGoogleは神になるという言葉に集約されます。ユビキタスとは「いつでも、どこでも、…

Second Earth(もしGoogleが発売するとすれば)

読者ブロガー欄ではセカンドライフが話題を呼んでいる。そこで、対抗上、Googleが次に発売するものはなんだろうと想像してみた。 それは、「Second Earth」(1)「Second Earth」はGoogle Earthのデータを活用し、そこに46億年の地球の歴史をシミュレーション…