夢幻∞大のドリーミングメディア

素人だから言えることもある

ロボット

人間、この不思議な存在

出産の困難さ海堂尊氏の「ジーン・ワルツ」を読んだ。主人公は帝華大学医学部産婦人科助教授の曾根崎理恵。大学では「発生学」を担当している。その講義の内容が興味深かった。理恵は黒板に向かって大きな丸を描いた。その円は正円ではなく、横長の楕円だっ…

アシモとアトム

ホンダは、4年ぶりにアシモの発表をした。今回は、原発事故対応のためのアームロボットも発表されたという。本田技研工業、および本田技術研究所は11月8日、研究開発中のヒューマノイドロボット「ASIMO(アシモ)」を4年ぶりに刷新し、発表した。新型ASIMOで…

官僚的なもの=頭のないロボット

頭のないロボット 日本の官僚は世界的に優秀だという。多くの国家官僚が東大卒だというのは、その優秀さをあらわしている。もちろん、どこが優秀かといえば、「頭が優秀」という意味である。しかし、民主党政権は何を壊すのか(「プロにお任せ」の時代は終わ…

見えないものが見える(電脳コイルからファンタジー・バーチャルを考える)

昨夜、久々に「BSアニメ夜話・電脳コイル」の再放送を見た(本編は未見)。電脳コイルとは、時は202X年、今よりもちょっと未来。子供達の間で“電脳メガネ”が大流行していた。この“電脳メガネ”は、街のどこからでもネットに接続し様々な情報を表示する機能を備…

手塚治虫は「考える人」だった

2月9日より、NHKBS2で「手塚治虫2009」というタイトルで8ヶ月にわたって特集するという。「こんな番組」として今年は「未来のテレビ」衛星放送20周年、そして、手塚治虫生誕80年、没後20年にあたります。手塚治虫2009」では、BS2で2月から8ヶ月間にわたり、…

人間の能力はどこまでが真の実力か?

ロボットのように 「インターネットと人類の縮退」を書いたとき、思ったのは、あまりにも複雑な世の中で、特殊な小さな分野の中で、働くとき、人間の想像力はかえって邪魔になるのではないか。人間らしさ、自分らしさを出すことが禁じられ、ただ数字(成果)の…

メディアは人間を幸せにしたか(3)

(1)メディアは人を育てない 少子高齢化の時代の未来図に「介護ロボット」という奇妙な発想がある。確かに、メディアは人間の行動をサポートしてきた。そして、自律型2足ロボットは、このメディアの集大成として考えられることも可能かもしれない。だが、…

アイボ版ロボット法考察

これは、トヨタにソニーのロボット技術を一部提供の記事で思い出した、「ロボット法考察」の採録である。 【Three principle of robotics・AIBOversion】「ロボット工学三原則・AIBO版」 AIBOを開発するにあたって、ソニーは、次のようなロボット三原則を定…