夢幻∞大のドリーミングメディア

素人だから言えることもある

リスクゼロ

理屈は感情に勝てぬ(ネットによって加速される公私混同・3)

NHKスペシャル「出生前診断そのとき夫婦は」を見た。解説には、妊婦が必ず受ける超音波(エコー)検査。ここ数年その機械は飛躍的な進歩を遂げ、これまで‘生まれるまで分からない’とされてきた胎児の病気や障害が、詳細に分かるケースも増えてきた。更に、こ…

作りたいものを作っているか

話題になっている自動車はできるのに、家電はなぜできないか? というブログを読んだ。話は単純、自動車メーカーは、自動車が好きな人が集まっている、家電メーカーはそれほど家電が好きな人はいない。だから、家電メーカーの上司がそれを作れといったから作…

「危ないものに手を触れるな」という論理(「見えないから安心」と「見えたから不安」・2)

「見えないから安心」と「見えたから不安」で考えたのは、情報可視化で見えてきた身近な危険について対応できないために、情報を出す側に不信を起こしている。したがって、情報を出すこと自体に、作為があるのではないかと思い、例えば、放射能の数値の高低…

「見えないから安心」と「見えたから不安」

このタイトルはおかしいという人もいるかもしれない。普通は、「見えるから安心」であり、「見えないから不安」なのだ。でも、放射能測定で各地に数値が明らかになると、ここは数値が少ないから安心というだろうか。むしろ、数値を知らなかったころが安心だ…

久夛良木氏とジョブズ氏の共通点(ホームサーバの戦い・第101章)

アクセスが増えた久夛良木氏、PS4で復活かなぜか、この2日間、久夛良木氏、PS4で復活かのアクセス数が増えている。調べてみれば、アルファルファモザイクのついにPS4キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 久夛良木が去って4年 ついに久夛良木が帰ってくる件に載っていた。しか…

日本社会はどこまで失敗を許すか

ネガティブなマスコミとチャレンジしないトップ大臣の失言がまたマスコミに載っていた。失言が怖いから、野田首相はぶら下がり会見をしないそうである。だいたい、マスコミは、いつもネガティブなことばかり狙っている。前項映画「はやぶさ」の「失敗は成果…

佐々木氏の「ソニーは死んだ」発言で思い出すソニーの「バカ者」

佐々木俊尚氏は個人として戦っているいつもすごいなと思うのは、佐々木氏は、相変わらず、自分の気持ちに素直に発言していることだ。今回の発言もそうだ。きっかけはこんな言葉。いまSony Readerを一応入手しておこうかと思ってネット直販のソニーストアに行…

成功と失敗のセレンディピティとニワトリ会議

ノーベル賞受賞者の言葉前項「失敗を許さない国」で学んだのは、日本の経営者は、失敗を恐れるために誰もチャレンジをしないということだった。成功者とはいったいどういうものか。たまたま、10月13日に放送されたクローズアップ現代に、日本のノーベル賞受…

失敗を許さない国

僕は、「コリコウな人々」でこう書いた。このようなタイプは、細かいことによく気がつき、大きな失敗はしない。だが、大局に立つことは苦手だ。ほどほどに知能が高く、常識を守り、保守的だ。常識を打ち破る人間に対して、抵抗したり、足を引っ張る。官僚的…

リスクゼロ企業ほどタダ乗り社員(フリーライダー)が多い

週刊「ダイヤモンド」の「解雇解禁」から 前項「リスクゼロ社会の幻想」では、画期的な新発明ができない企業は、常に内向きな発想をすることを指摘した。それは、当然ながら社員の特質に現れている。僕は、その中で、むしろ、自分の地位を守ることに汲々とし…

リスクゼロ社会の幻想

ノイズとキュレーション前項「IE6廃止とリスクゼロ前提社会」で、僕は、池田氏のブログから、企業には無言の共有知識があり、少しでもリスクがあると、それを恐れて動かない人が出てくるので自分だけが動くと危ない・・・という無限ループが生じるので、リス…

IE6廃止とリスクゼロ前提社会

佐々木氏のツィッターと池田氏のブログ 現在、翼では「IE6廃止」をテーマに、さまざまなエントリーが書かれている。しかし、多くの企業が「IE6」の問題を意識しながら、なかなか進展しない。そこには、一種の企業文化が原因に根ざしているのではないか。 佐…