夢幻∞大のドリーミングメディア

素人だから言えることもある

2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ヴォルデモート=ダース・ベイダー論(ネタバレあり)

ヴォルデモートとダース・ベイダーの名前の意味ハリーポッターシリーズ最終作「ハリー・ポッターと死の秘宝PART2 」を見てきた。この「死の秘宝」では、主人公ハリー・ポッターは宿敵ヴォルデモートとの最終決戦となる。僕は、かつて「セフィロス=ダース・ベ…

追悼・小松左京(現実がひっくり返る年・5)

作家の小松左京氏が亡くなった。壮大なスケールのSF小説「日本沈没」などで知られる作家の小松左京さんが、26日に肺炎のため大阪府箕面市の病院で死去したことが28日、分かった。80歳だった。関係者によると、今月8日から同病院に入院しており、最…

欽ちゃんの笑いから全員集合の笑いへ(NHK「そのとき、みんなテレビを見ていた」第二部より)(3)

補足編萩本欽一(1) 19回のNG萩本 テレビに出て失敗して、テレビに合わないから来るなって言うんで、テレビ19回止めちゃったことがある。 それで、合わないと思ってテレビに出られなかった。と思ってテレビに出なかった。(欽ちゃんの笑いから全員集合の笑いへ…

欽ちゃんの笑いから全員集合の笑いへ(NHK「そのとき、みんなテレビを見ていた」第二部より)(2)

加藤茶編徳井義実(チュートリアル) 「全員集合」いろんなところで、公開収録とか、地方に行かれていました 加藤茶 そうね。地方はあちこち行きましたね。 徳井 それで京都会館、僕地元京都なんですけれど、京都会館にいらした時に、見に行きましたもん。 加…

欽ちゃんの笑いから全員集合の笑いへ(NHK「そのとき、みんなテレビを見ていた」第二部より)(1)

NHKの地デジ特番「そのとき、みんなテレビを見ていた」7月24日、NHKで放送されていた「そのとき、みんなテレビを見ていた」。様々なドラマや歌番組、バラエティなどアナログ時代に放送されていた番組を振り返る特番だったが、その中で萩本欽一氏、加藤茶氏を…

感動を消費するな、感動から学べ(夢は見るものではなく叶えるもの・3)

「感動をありがとう」の違和感サッカーのセルジオ越後氏が書いた「感動をありがとう」ではなく、サッカーを語れ!に岡田憲治氏のツィートが掲載されていた。なでしこジャパンのW杯優勝と、それに伴う報道の激化について、「言葉が足りないとサルになる」の…

夢を見る人と夢を叶える人(夢は見るものでなく叶えるもの・2)

澤穂希選手は坂本龍馬に似ている前項「夢は見るものでなく叶えるもの」を書いていて、彼女の考え方は、坂本龍馬に似ていると思った。俳優の福山雅治氏が書いた「龍馬」を語る(文藝春秋2010年12月号)で、龍馬さんが命を懸けてやりたかったのは、故郷・土佐を変…

夢は見るものでなく叶えるもの

澤穂希選手の言葉ワールドカップで優勝したなでしこジャパンが帰国した。会見の中で澤穂希(さわほまれ)選手の言葉が気になった。サッカーキングの「日本が世界の頂点に立った日。苦しみを乗り越え、ドイツに咲いた満開の“なでしこ” 」に澤穂希選手の著書『ほ…

PSPリマスターとトランスファリングはゲームにとって何を意味するか(ホームサーバの戦い・第96章)

PSPリマスターとトランスファリングは違う僕は、これからはトランスファリングが主流になる?(ホームサーバの戦い・第92章) で、こんな言葉を引用した。「トランスファリング」は、セーブデータを共有することで、一つのゲームを据え置き型ゲーム機と携帯型ゲ…

NHKはWOWOWになる? (ホームサーバの戦い・第95章)

朝日新聞にこんな記事があった。NHK受信料「ネット視聴者も支払いを」 諮問機関提言 NHK会長の諮問機関「NHK受信料制度等専門調査会」(座長・安藤英義専修大教授)は12日、放送がインターネットでも同時送信される時代になることを前提に、ネッ…

事実を積み重ねて初めて真実が見えてくる

僕のエントリーはすべてそうだが、新しい情報と過去のエントリーとの比較で成り立っている。これは「アイデアの作り方」にもかなっている。アイデアとは既存の要素の新しい組合せ以外の何ものでもないということである。(ジェームス・W・ヤング著/今井茂雄訳…

日本人の古層と空気

池田信夫氏の日本政治の「古層」を読んでいると、次の箇所があった。菅首相の極端な行き当たりばったりの行動は、こうした日本政治の「古層」が津波に洗い流されて露出したのかもしれない。きのうアゴラBOOKセミナーでも田原総一朗さんと意見が一致したこと…

大伴昌司と金城哲夫(2)(ウルトラ幻想曲・3)

年表(3) ウルトラマンと怪獣図鑑1964年10月10日 東京オリンピック開催 1964年 大伴昌司(28歳)、『ぼくら』で「恐怖文学セミナー」を連載 1965年 金城哲夫(26歳)、「ウルトラQ」製作 1965年1月 上原正三、円谷プロに入社 1965年5月 大伴昌司(29歳)、『SFマガ…

大伴昌司と金城哲夫(1)(ウルトラ幻想曲・2)

早逝した天才・大伴昌司と金城哲夫現在、WOWOWで「ウルトラQ」のHDリマスター版が放送されている。実は、今年はウルトラQが放送されて45年にあたるという。これを記念して、過去に書いたウルトラ幻想曲の続編を書いてみたい。その歴史を詳述するスペースもな…

日本人の謎「極端から極端へ」

郷に入れば郷に従え日本語のことわざに「郷に入れば郷に従え」というものがある。Webiloによれば、郷に入れば郷に従え 読み方:ごうにはいればごうにしたがえその土地やその環境に入ったならば、そこでの習慣ややり方に従うのが賢い生き方である、などの意味…

ブログを永遠のメディアにするための基本原則

(1)資料は出し惜しみしない僕は、ニュース記事は、かなりの部分を引用する。リンク先を示すだけでは、リンク先が消えたとき、そのブログはその瞬間から未完成になってしまう。何年か先まで読むに堪える記事を書くためには、資料はできるだけ読み込むことが必…

ドナルド・キーン氏は日本人の何に感動したのか(2)

日本人の大きな謎「極端から極端へ」前項「ドナルド・キーン氏は日本人の何に感動したのか(1) 」でわかったのは、キーン氏は、2点の感動と1点の謎を示した。一つは、地元商店街や街の人々の庶民性であり、一つは、震災や戦争という大きな災害にあったとき…