ソニー
話題になっている自動車はできるのに、家電はなぜできないか? というブログを読んだ。話は単純、自動車メーカーは、自動車が好きな人が集まっている、家電メーカーはそれほど家電が好きな人はいない。だから、家電メーカーの上司がそれを作れといったから作…
消えた「その逆をやって」AV Watchなどに連載を持っているジャーナリストの西田宗千佳氏の「漂流するソニーのDNA プレイステーションで世界と戦った男たち」を読んだ。実は、この本は、4年半前に書いた「美学vs.実利 「チーム久夛良木」対任天堂の総力戦15年…
宮本茂氏が語った「テレビからの自立」現在、ロサンゼルスでE3(Electronic Entertainment Expo)が開かれている。任天堂、マイクロソフト、ソニーのそれぞれのカンファレンスが開かれたが、そのうち任天堂の宮本茂氏の発言に注目した。Wii Uの開発が始まった…
僕はこの「ホームサーバの戦い」シリーズの始まりは、ホームサーバの戦いシリーズの原点(ホームサーバの戦い・第117章) で書いたように、そもそもは久夛良木健氏の発言だった。したがって、これからのホームサーバの戦いでも、久夛良木健氏の発見に注目する…
Slingbox PRO-HDの現在前項「ソニーはナスネによってデジタルハブの夢を見るか(ホームサーバの戦い・第118章) 」で、関連を検索しているうちに、意外にロケフリに対しての要望が高いことが分かった。確かに、スマートフォンで予約が可能になるより、インター…
ナスネの発表AV Watchに「SCE、PS3やVitaと連携する新デジタルレコーダ「nasne」 −torneで制御。3波チューナ/500GB内蔵で16,980円 」という記事があった。ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、PlayStation 3用の新しいデジタル放送レコーダ兼ス…
初めはプレイステーションだった「ホームサーバの戦い」シリーズは今回で117回目。このシリーズで取り扱う分野はあまりにも広い。ゲーム、テレビ、電子書籍、新聞などあまりにもさまざまなジャンルが含まれつつあるため、原点が見えにくくなった。 僕が「ホ…
パッケージからダウンロードへFF13の続編「FF13-2」は、本編FF13のパッケージ売り切り方式と違って、結末はDLC(ダウンロードコンテンツ)へと変わった。そういえば、FF13からPS3とXbox360との同時発売というマルチコンテンツだった。それまでは、FFはPS3専用…
アップルとソニーの手法の違いロイターの記事でソニーの平井次期社長はこんなことを語ったという。4月1日付で平井氏は、副社長から社長兼CEOに昇格する。2005年から会長兼CEOを務め、今年6月の株主総会で会長を退くハワード・ストリンガー氏に…
ジョブズ氏の最後の夢(ホームサーバの戦い・第102章) ではアップル、ストリンガー氏の決意(ホームサーバの戦い・第103章) ではソニーの動きを追った。これらの企業に対抗する企業はどこか。それはグーグルである。CNET Japanでこんな記事があった。Googleは…
ソニーの4スクリーン戦略ソニーのストリンガーCEOは11月11日、ニューヨークで決意を語ったという。「(英国の)女王はある年を『アヌス・ホリビリス(annus horribilis、災厄の年)』と呼んだが、わたしも同じ思いだ。今年はほとんど全てのCEOにとって困難な年…
今回のエントリーは、「スティーブ・ジョブズⅡ」(ウォルター・アイザックソン著/井口耕二訳/講談社)の中から。(4)ソニーの影響(1998・1980)iMacについては、もうひとつ、改良しなければならない点があった。大嫌いなCDトレイをなくさなければならない――ジョ…
「スティーブ・ジョブズⅠ・Ⅱ」を読んだ。僕は書評を書くつもりはない。ジョブズ氏が徹底的に細部にこだわるように、この875頁の文章から、ソニーに関する部分を抜き出してみる。(過去のジョブズとソニーシリーズは、ジョブズとソニー、ジョブズとソニー(2) M…
アクセスが増えた久夛良木氏、PS4で復活かなぜか、この2日間、久夛良木氏、PS4で復活かのアクセス数が増えている。調べてみれば、アルファルファモザイクのついにPS4キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 久夛良木が去って4年 ついに久夛良木が帰ってくる件に載っていた。しか…
ネガティブなマスコミとチャレンジしないトップ大臣の失言がまたマスコミに載っていた。失言が怖いから、野田首相はぶら下がり会見をしないそうである。だいたい、マスコミは、いつもネガティブなことばかり狙っている。前項映画「はやぶさ」の「失敗は成果…
こんなツィッターがあった。ジョブズが日本に居ないからいいのよ。彼のような人間は日本に誕生しないし、誕生しても、50代前にもう特に牢屋か精神病院に居るはず。https://twitter.com/#!/sohbunshu/status/122519651983949824これを書いたのは、評論家の宋 …
単品売り家電の時代は終わった日経ビジネス9月26日号 に「家電ニッポン 最後の戦い」という特集があった。 シャープの社長がこんなことを言う。「液晶テレビなんてこんなにくだらないビジネスはない」。 シャープの片山幹雄社長が意外な言葉を口にしたのは、…
3DS拡張パッドの謎9月15日以後の東京ゲームショウを前にして、任天堂とSCEのカンファレンスは終わった。両社のこれからのゲームの未来の取り組みについて、ますます違いが明確になった。任天堂は、3DSの1万円値下げという、近来にない思い切った政策をとり、…
スティーブ・ジョブズ氏がCEOを辞任し、アップルの会長になることが決定した。アップルは、ジョブズ氏というカリスマ経営を離れ、グループ経営になるとうわさされている。したがって、今までのようにジョブズ=アップルという表現ではアップルを表現できなく…
PSPリマスターとトランスファリングは違う僕は、これからはトランスファリングが主流になる?(ホームサーバの戦い・第92章) で、こんな言葉を引用した。「トランスファリング」は、セーブデータを共有することで、一つのゲームを据え置き型ゲーム機と携帯型ゲ…
コナミが発表したトランスファリング6月7日から始まるE3を前にして、今日の段階でエントリーするのは、ちょっと気が早すぎるが、わかってしまったら話題にならないかもしれないので、とりあえず。ゲームメーカーのコナミがこんな提案をしている。KONAMIは、…
今回のお題は「映像配信」だという。僕は、「ホームサーバの戦い」シリーズで、その時々のニュースと絡めて、ソニー、任天堂、アップル、グーグル、マイクロソフトなどのメーカーが映像配信を目指していく姿を描いている。ソニーとマイクロソフトの戦略PS3の…
日本はすでにものづくりの現場ではないtsujirincofさんのものづくり社長 VS ホリエモンから無限大(注:夢幻∞大)さんには申し訳ないのですが、25年という月日により、ここまで考え方が変わってるのですよ、と感じるのです。というエントリーがあった。また、…
ものづくり魂とイノベーションのジレンマ前項、前々項のエントリーで、僕は「ものづくり魂 この原点を忘れた企業は滅びる」(井深大著/柳下要司郎編/サンマーク出版)の中の井深氏・盛田氏の生の文章を素材として引用した。さて、今回は、それらを使って考えて…
井深・盛田対談前項ソニーのものづくり魂(1)(ホームサーバの戦い・第87章) の続き。今回は、前項と同じく「ものづくり魂 この原点を忘れた企業は滅びる」(井深大著/柳下要司郎編/サンマーク出版)の中の、1986年雑誌「ソニー・ファミリー」に掲載の「二人で歩…
「ものづくり魂」とは何かよく現代のソニーが、ソニーの「ものづくり魂」が失われたと言われる。ノンフィクションライターの立石泰則氏は、文藝春秋5月特別号の「さよなら! 僕らのソニー」でも、ストリンガー会長についてオープンテクノロジーとは、誰にで…
日経エレクトロニクス5月16日号に「モバイル・ゲーム、新ステージへソニーの賭け、任天堂のこだわり」という特集があった。ソニーが、PSSをSNSに進出する理由が書いてあった。ソニーをスマートフォン向けゲーム(モバイル・ゲーム)市場へと駆り立てるのは、…
ソニーを襲った情報流出4月21日より、プレイステーションネットワークが停止しており、プレイステーションストアや、Qriocityが使えない状態が続いている。2011年4月27日“PlayStation Network”/“Qriocity”をご利用の皆様へのお詫びとお願い “PlayStation Net…
アップルのiPad2はテレビにつながる僕は、iPadがテレビにつながっていたら、ソニーやマイクロソフトに打撃を与えていたかもしれない(ホームサーバの戦い・第51章)で、初期iPadがテレビにつなぐためのHDMI端子がないことを嘆いた。今回、iPad2の発表で、iPad…
ネクストジェネレーションポータブル1月27日、発表されたPSP2は、今までの常識を超えていた携帯ゲーム機だった。ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は27日、「PlayStation Meeting 2011」において、次世代携帯型エンタテインメントシステム、「Nex…