夢幻∞大のドリーミングメディア

素人だから言えることもある

2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「愛と欲望のマンガ道」補足情報・3

抜き書き「探検バクモン 愛と欲望のマンガ道」の素朴な疑問を後追い調査する補足情報シリーズ。今回は、少女マンガの変容について考える。少女雑誌の表紙と「風と木の詩」今回登場するのは、増山法恵氏だ。彼女のことを調べると1950年生まれ、漫画原作者、小…

「愛と欲望のマンガ道」補足情報・2

抜き書き「探検バクモン 愛と欲望のマンガ道」で、登場した素朴な疑問を補足情報として後追い調査する「愛と欲望のマンガ道」補足情報・1に続く2回目。今回のエントリーについては、少年サンデーと少年マガジンの争いについて深く関係している。横尾忠則の少…

900本目のエントリー

2006年12月からCnet Japanの読者ブロガーとして始めた「夢幻∞大のドリーミングメディア」、プラットフォームを変えたり、URLを変えたりの歴史だったが、今回のエントリーで900本目。まだ、URLを変えて3か月目なので、アクセス数は前ほどではない。(なお、ア…

踊る大捜査線ファイナルの2つの言葉(ネタバレあり)

踊る大捜査線ファイナルを見てきた。室井、青島の2人の言葉が記憶に残る。 一つは、柳葉敏郎演じる室井慎次の言った「組織の中にいる人間こそ信念が必要」であり、織田裕二演じる青島俊作の言った「正義を守るには胸に秘めておくくらいがちょうどいい」とい…

「愛と欲望のマンガ道」補足情報・1

前項抜き書き「探検バクモン 愛と欲望のマンガ道」は、番組をそのまま書き起こしたものだが、これだけで終わってしまったら、僕のブログの意味はない。僕は、ドナルド・キーン氏は日本人の何に感動したのか(1) でも、番組の中で登場した書籍を調べたドナルド…

抜き書き「探検バクモン 愛と欲望のマンガ道」

9月19日にNHKで「探検バクモン 愛と欲望のマンガ道」を見た。かつて、爆笑問題が登場するこのシリーズでは、抜き書き・爆笑問題のニッポンの教養「TVはいつまで笑うのか・横澤彪」を書き起こしている。今回は、日本のマンガの歴史に対しての興味深い話があっ…

組織は理屈、ネットは感情(ネットによって加速される公私混同・4)

あらゆる組織は理屈で出来ている 人間と人間が集まって組織を作る。会社組織にしても国家体制にしても、組織内部の上下関係は、組織外には通用しない。それは組織が理屈で出来ている証拠である。たとえば、男は理屈で動くが、女は感情で動くでも、こう書いて…

理屈は感情に勝てぬ(ネットによって加速される公私混同・3)

NHKスペシャル「出生前診断そのとき夫婦は」を見た。解説には、妊婦が必ず受ける超音波(エコー)検査。ここ数年その機械は飛躍的な進歩を遂げ、これまで‘生まれるまで分からない’とされてきた胎児の病気や障害が、詳細に分かるケースも増えてきた。更に、こ…

ネットによって加速される公私混同・2

尖閣諸島の国有化や竹島問題により、アジア近辺のデモが過激化している。一方、中国政府が自国の領土を主張している限り、国内デモを取り締まることはできない。もし、取り締まれば、自己矛盾となり、政府批判の暴動となってしまうからだ。そして、中国国内…

なぜ、日本のマスコミは、「空気を読む」のか

朝日新聞デジタルに【放送】日本のテレビ局はなぜ反原発の動きを報じ損ねたのか?という記事があった。著者はTBSの金平茂紀氏。興味深いのは、ニューヨーク・タイムズのマーティン・ファクラー東京支局長の言葉を引用していることだ。 〈私が12年間、日本で…

作りたいものを作っているか

話題になっている自動車はできるのに、家電はなぜできないか? というブログを読んだ。話は単純、自動車メーカーは、自動車が好きな人が集まっている、家電メーカーはそれほど家電が好きな人はいない。だから、家電メーカーの上司がそれを作れといったから作…

「漂流するソニーのDNA」から久夛良木氏の行動を読み解く(ホームサーバの戦い・第126章)

消えた「その逆をやって」AV Watchなどに連載を持っているジャーナリストの西田宗千佳氏の「漂流するソニーのDNA プレイステーションで世界と戦った男たち」を読んだ。実は、この本は、4年半前に書いた「美学vs.実利 「チーム久夛良木」対任天堂の総力戦15年…

もっとパラリンピックに目を向けよう・2

これは、もっとパラリンピックに目を向けようの4年ぶりの続編。これを書いたのが、2008年の北京オリンピックの時だった。今回のロンドンオリンピックでも放送状況はあまり変わらない。毎日、NHK総合とEテレで45分だけダイジェストが流される。乙武洋匡氏がこ…