夢幻∞大のドリーミングメディア

素人だから言えることもある

脳化社会

業界素人が3年半のブログで作った「知識のジャングル」

売りは素人 CNET Japanの読者は、ITのプロが多い。読者ブロガーも同様である。そうなると、どうしても話が高尚・難解になりすぎて、まるで大学の技術科の教授の集まりみたいになってくる。一方、僕はプロフィールで書いたように、IT業界にはまったく関係もな…

飯島愛の突然死にみる心と体のアンバランス

飯島愛の突然の死 元タレント(大体、こんな職業があるのか)、飯島愛の死には驚かされた。報道によると、芸能界を引退した理由は、飯島さんは腎盂(う)炎による体調不良を訴え、昨年3月31日に芸能界を引退。「インターネットの普及によって、あらゆること…

脳のメディアと身体のメディア・PS3とiPod touchの間

この読者ブロガーのエントリーの一番最初「脳化社会とWii」でこんなことを書いた。 「脳化社会」という言葉は養老孟司氏によって伝えられた。(中略)人間は進化するたびに自分たちに都合のよい社会に作り変えていく。人間は自然を避けて都市を作り人工物に囲ま…

脳化社会とホームサーバ

「脳化社会とWii 」で語った「脳化社会」、「革命前夜」でとりあげたアルビン・トフラーの「第三の波(知識革命)」、そして一連のホームサーバ(ー)論、これらのことから何か想像できないだろうか。 人間の脳の仕組みは、五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)の…

ネット社会は脳と身体を分断する

2006年を振り返って思うことは、確実にインターネットがこの日本社会を牛耳りつつあるということだ。かつて、趣味の一分野であったマイコンマニアたちが、現代ではネット社会の英雄として君臨する。一方、就職すらパソコンを打てない人間は排除される。会社…

メディアの望んだ世界

「メディア」は人間関係の煩わしさから逃れ、または現実の苦境から逃れさせる。それぞれの持つ「個性」という「とげ」を「メディア」という綿でくるんでいる。そのため、決して、他の人間を理解しようとはしないが、一方では他人に対し、「自分」を理解して…

メディアはなぜ孤立化を好むのか

前項、「脳化社会とWii」でとりあげたように、現代社会は都市化し、「脳化社会」となっている。人間と人間がこれほど密集した社会を築いている時代はないはずだ。だが、都市化すればするほど、「パーソナル」という名のもとに孤立化の道を進む。一見するとメ…

脳化社会とWii

Wiiを見ているとなぜか、遊園地の遊具を思い出す。幼い子供たちは、全身を使って動くことを喜ぶ。遊園地の遊具は、この子供たちの体を動かす喜びをささえている。Wiiもまた、体を動かすことで成り立つゲームである。遊園地の遊具が外にあるのに対して…