夢幻∞大のドリーミングメディア

素人だから言えることもある

2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ネットによって加速される公私混同

かつて、公と私は区別されるものだった。公共の場所に行くには、それなりの服を着て礼儀が重んじられた。テレビがなかったころ、映画館が唯一の娯楽であったが、人々は映画館に行くために着飾っていったものだ。映画のスターは、庶民とはかけ離れていた。テ…

ショールーミングの先にあるもの

朝日新聞8月24日の記事で、ショールーミングという言葉を初めて知った。〈ショールーミング〉 消費者が店舗に出かけて商品を検討したあと、購入せずにネット通販で購入する行動で、米国での造語。実際の店舗がショールームのように利用されるため、こう呼ば…

ジャーナリストの死とジャーナリズムの死

フリー・ジャーナリスト山本美香氏の死が報道された。ジャーナリストの戦地での死は何人目だろうか。なぜ、危険と分かっているのに危険な場所に近づくのか。山本美香氏は、かつてNHKの番組で、山本美香さんは「長崎県の雲仙普賢岳の噴火取材が大きな転機とな…

誰もが大切な人に (悲しみが希望に変わるとき・2)

悲しみの先にあるのは怒りとあきらめ佐々木氏のツィート生活保護世帯の子供たちの実状。家庭での居場所も学力も、数多くの「あたりまえ」を最初から奪われている。/貧困の世代間連鎖は止められないのか 「江戸川中3勉強会」25年目の夏 http://bit.ly/N4FTxF…

悲しみが希望に変わるとき

8月15日にアジアが反発する中国・台湾・韓国などと日本の領土問題が再燃している。わざわざこの時期を選んでという気がしないでもない。考えてみればわかることだが、日本のメディアがこのシーズンで放送する番組内容を見れば、ほとんどが戦争加害者の立場と…

大切な人を亡くすということ

死んで初めてその大切さを知る こんなブログを読んだ。末期がんの彼と結婚した女性の話。ブログの作者は、最後にこんな文章を書く。「愛する人の死を具体的に想像することはとても大事なのではないか」ということです。 これはとても難しい事だし、すごい想…

オリンピックが見せてくれたスマートテレビの夢の夢(ホームサーバの戦い・第125章)

スポーツ観戦はライブで観なければ意味がない連日の深夜ロンドンオリンピックの結果は、翌日新聞やワイドショーでダイジェストで結果を教えてくれるが、それでは心が離れてしまい、そこに参加している気分がなくなる。どうしても、リアルタイム観戦で観なけ…

シャーロックとダークナイト・ライジングの奇妙な共通点(ネタバレあり)

ラストの墓石8月5日、BBCのドラマ「SHERLOCK」の第2シリーズの最終回「ライヘンバッハ・ヒーロー」を見た。ストーリーの元は、コナン・ドイルの「最後の事件」。原作のストーリーの結末は、その後の調査で、ホームズと教授は格闘の末に滝壷へ転落したのだろ…

大いなる力には大いなる責任が伴う

映画「アメイジング・スパイダーマン」から映画「アメイジング・スパイダーマン」を見てきた。スパイダーマンシリーズを監督・キャストを変えて再起動(リプート)したものだという。映画上では表現されてはいないが、原作のアメコミ「スパイダーマン」と同じ…

テレビとツィッター(ホームサーバの戦い・第124章)

テレビの中にツイッターが入ることが重要になって来る。前項「ロンドンオリンピックでNHKのテレビの見方が変わった(ホームサーバの戦い・第123章) 」で起きたことは、これから日常になることだ。今までは、新番組を作っても、新聞に広告を出すか、テレビが自…