夢幻∞大のドリーミングメディア

素人だから言えることもある

2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

PSN障害はエンタ企業ソニーの蹉跌(ホームサーバの戦い・第85章)

ソニーを襲った情報流出4月21日より、プレイステーションネットワークが停止しており、プレイステーションストアや、Qriocityが使えない状態が続いている。2011年4月27日“PlayStation Network”/“Qriocity”をご利用の皆様へのお詫びとお願い “PlayStation Net…

抜き書き・マイケル・サンデル 究極の選択「大震災特別講義〜私たちはどう生きるべきか〜」(4)

支援の輪は世界を変えるかマイケル 今回の災害で目を見張るべき側面の一つが、国際的な援助の手が続々と差し伸べられている、ということだ。経済的には、非常に貧しい国からも、例えば、アフガニスタンのカンダハラや、あるいはバングラディッシュからも、日…

抜き書き・マイケル・サンデル 究極の選択「大震災特別講義〜私たちはどう生きるべきか〜」(3)

原子力発電のジレンママイケル ありがとうございます。ほかにも様々な意見があると思う。議論の中で、まさに哲学的なジレンマが提示された。私たちは、どう生きるべきなのか。何を学びとれるのか。価値観や究極の選択を議論しながら、続いての問題に進もうと…

抜き書き・マイケル・サンデル 究極の選択「大震災特別講義〜私たちはどう生きるべきか〜」(2)

危険な任務は誰が担うべきかマイケル ありがとう。議論が深まってきた。さて、ここから原発での作業にあたる人たちの英雄的な行為に焦点を当てよう。勇敢にリスクに立ち向かう日本の作業員という見出しがニューヨーク・タイムズ(3月16日)にも掲載されている…

抜き書き・マイケル・サンデル 究極の選択「大震災特別講義〜私たちはどう生きるべきか〜」(1)

抜き書きとは、テレビで放送された中で、これはみんなに知ってほしいというものを論評せずに書き起こす試み。抜き書き・爆笑問題のニッポンの教養「TVはいつまで笑うのか・横澤彪」・抜き書き・「たけしの新・教育白書」〜頂上対談よりに続く、3回目。今回選…

〔お題〕自分の話はしないというマイライフスタイル

今回のお題は、「My Life Style」だという。困ったことに、僕は自分のブログに「自分の話はしない」という枷をかけている。というのは、ブログがなぜ続かないのかでこう書いている。 ここ、CNET Japanの読者ブロガーのほとんどは、IT業界で飯を食っているも…

なぜ、歴史の変わり時は精神論がはやるか(精神論はやめよう・5)

(1)精神論をぶつ人が高齢者や歴史通に多いのはなぜかそれは簡単である。年齢が若い人は経験が少ない。歴史の変わり目に立ち会った人間は、高齢者に多いからである。また、歴史通は、当然ながらそのころの知識を持っている。だから、過去の経験と比較して次…

日本人の「雄々しさ」という精神論(精神論はやめよう・4)

現在、書いている「精神論はやめよう」シリーズでは、日本古来の「神風思想」にこだわることで、日本国民に復古主義を強いることになり、日本の未来は開けないのではないかという思いで書いている。ところで、いろいろ論証を求めてたまたま2つの文章を読ん…

個人の不安と集団への不信(精神論はやめよう・3)

震災後、1か月たって、こんなことを考えた。日本人は、ひとりひとりは勤勉で優秀だが、集団になると、その能力が相殺されて、とんでもないことや頓珍漢なことをやってしまう習性があるのではないか。今回の、東京電力の対応や、民主党の行動からそう思った…

善意の暴力(精神論はやめよう・2)

ひとつになるのは日本人か日本国家かフジテレビ「ひとつになろう日本」、日本テレビ「つながろうニッポン! 」など、新聞や週刊誌だけでない。テレビも局を上げて精神論が始まった。もちろん、出演するタレントに問題はない。彼らは純粋に善意で参加している…

(不謹慎ニュース)連続ドラマ「フクシマ原発」に「ピット」が新登場

配管の「トレンチ」に続き、弟「ピット」が全テレビ局制作の連続ドラマ「フクシマ原発」では、また新しい登場人物が出演することが決まった。福島第1原発の事故で、2号機の取水口付近の立て坑「ピット」にたまった放射能汚染水の海への流出が止まらず、東…

精神論はやめよう

日本の未来を信じようACジャパンという穴埋めCMのお詫びで触れていた現在、ACジャパンでは、「東北地方太平洋沖地震」で被災された方々を応援する臨時キャンペーンCMを企画・制作中でございます。とある通り、現在、新しいCMが流れている。SMAPやサッカーの…

伝えるメディアとつなぐメディア

JBPRESSの「被災地の美談記事の作り方、教えます」によると、震災報道がいずれもパターン化されているという。新聞報道では、「本記」「雑感」「解説」が主なものだが、「本記」や「解説」はどうしたって、似たようなものになる。当然、一番、バラエティーに…