夢幻∞大のドリーミングメディア

素人だから言えることもある

ブランディング

あらゆる知識・アイデアはクロス・カップリングである

キュレーターと無用知識2010年の流行語にノーベル化学賞を受賞したクロス・カップリング技術がある。本来、結びつかなかった有機化合物が、パラジウムを使って結びつけるというアイデアである。これは、アイデアの作り方と同じである。アイデアというものは…

佐々木氏の「ソニーは死んだ」発言で思い出すソニーの「バカ者」

佐々木俊尚氏は個人として戦っているいつもすごいなと思うのは、佐々木氏は、相変わらず、自分の気持ちに素直に発言していることだ。今回の発言もそうだ。きっかけはこんな言葉。いまSony Readerを一応入手しておこうかと思ってネット直販のソニーストアに行…

現代日本に龍馬が生まれにくい理由

どこかのワイドショーで、「出よ、龍馬」なんて特集を組んでいたが、龍馬が生まれない理由はただひとつ、若者に十分にチャレンジさせないことだ。あなたの会社に、夢ばかり語っている若者がいたとする。社長が、彼に目をかけて支援したとしても、あなたたち…

龍馬は「バカ者」であり、「夢を語る人」だった

龍馬はアイデアマンの「バカ者」 「龍馬伝」は終わった。龍馬の役割を考えていくと、僕は、「バカ者」であることに気がついた。「バカ者」とは、学習院大学の青木幸弘教授の作った言葉で、2006年1月4日(水)付け 日経MJによると ビジョン、利害の調整、そし…

コリコウな人々

「バカ」について考えていくと、「リコウ」についても考えたくなる。特に、気になるのは「コリコウ」だ。小利口とも書く。こ‐りこう【小利口】 [形動][文][ナリ]目先のことによく気が付き抜けめがないさま。「―な娘」「―に立ち回る」(goo辞書) この…

「バカ」について考える

「バカ」とは何かインターネットでバカになる人、リコウになる人が意外に好評なので、そもそも「バカ」とは何かを考えてみる。単純に「バカ」といっても意味合いが広い。「馬鹿」のWikipediaにこんな用例が載っていた。馬鹿のもつ意味合いと使用される状況の…

私たちには妄想が欠けている

知識組替えの衝撃 αブロガーの村上敬亮氏の「情報の質とコンテンツ〜経験価値経済の時代へ〜」の中で、経産省の「知識組替えの衝撃〜現代の産業構造の変化の本質〜」について言及されていた。そこで、プリントアウトして読んでみた。報告書の要約としてこう…

松下も変わらなくちゃ

松下電器、社名「パナソニック」に…10月変更(読売新聞1/10) 「ナショナル」ブランド廃止 松下電器産業は10日、社名をAV(音響・映像)などのブランドと同じ「パナソニック」に10月に変更する方針を固めた。冷蔵庫など、国内の白物家電に使っている「…

企業ブランディングと地域ブランディング

前項「アップル・ソニー・ディズニーの共通点」で、この三社の共通点として1.夢を語る人2.その夢を実現する人3.その夢に心酔する人々の三者が必要だと指摘した。もちろん、これはこの三社だけの問題ではない。成功した企業はいずれもが、この三者がうまく活…

アップル・ソニー・ディズニーの共通点

「ジョブズとソニー」に前会長出井伸之氏の「迷いと決断」(新潮新書)で、ソニーがアップルやディズニーを買収する話を紹介した。僕は、なぜかこのジャンルのまったく違う企業、どこか共通点があるのではないかと思った。そこで、三社の歴史や創業者の伝記を…