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素人だから言えることもある

誰でも簡単にできるのに、誰もしようとしない事

はてなブログにきて10日たった。(はてなに引っ越しますは1月31日)「NHK×日テレ60番勝負」T部長ムチャぶりの理由は、2月3日のエントリーだが、現在アクセス数が3000を超えている。もちろん、土屋氏にツィートでPRしたことがきっかけだが、同じような記事がなかったことも理由だろう。「1000人が考えるテレビ ミライ」を見た人もかなりいたに違いない。当然、「NHK×日テレ60番勝負」の24時間ドラマのムチャぶりも、その延長であることを気付いた人もいるはずである。しかし、そのようなブログはなかった。それはなぜだろう。

土屋氏は、「1000人が考えるテレビ ミライ」でこんなことを言った。

それはやっぱり、自分が面白い…要するに、それは大事なのは、今、やってない事。今、テレビでやってない事を探すエネルギーを向けるかどうか。(「NHK×日テレ60番勝負」T部長ムチャぶりの理由)

つまり、わざわざテレビを書き起こすというエネルギーをかけてまで書く人はいなかったのだ。テレビを見て面白いと書くことはできる。だが、それはその時の感想でしかない。それを記録にするまでにはもう一つ足らない。どれほど企画が面白くても、番組にならなければ、それは残らないように。

ブログにしても感想だけでは、その場しのぎで、残ることはないだろう。僕は、Wikipediaを引用するにしても、出来るだけそこに書かれた出典まであたるようにしている。そうすると、Wikipediaにない新しい情報が手に入るので、次のブログが書ける。1月3日に放送された「新春TV放談2013」を書き起こした抜き書き「新春TV放談2013」後半部分(1) などでも、関係資料を集め、7本にわたって補足情報を書いた。その時その時の番組の感想を書いていれば、ブログは書けるが、それらは決してつながらない。僕は、このブログで、それぞれのエントリーをつなげ、現代日本の姿を明らかにしたいと思っている。

また、「制約こそチャンス」で乗り越えてきたバラエティーたちにしても、過去の膨大なエントリーがあるから書けたことだ。(同じようなテーマで、他のジャンルを含めて書いた巨大なライバルを乗り越えるために役立つ『禁じ手』という手法も参照)

その場しのぎで済ますか、そのことから新しいネタを探すエネルギーを傾けるか、その違いは大きい。

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