夢幻∞大のドリーミングメディア

素人だから言えることもある

2008-01-01から1年間の記事一覧

2009年に日本の奇跡が起こる?

オランダの奇跡 政府の政策が、どうしても、企業に対して、失業者を出さないようにお願いするという感じであれば、来年の失業者は、もっと増えるだろう。8万5千という数どころではないはずだ。何しろ、非正規雇用者は、全労働者の三分の一、1700万人以上(…

飯島愛の突然死にみる心と体のアンバランス

飯島愛の突然の死 元タレント(大体、こんな職業があるのか)、飯島愛の死には驚かされた。報道によると、芸能界を引退した理由は、飯島さんは腎盂(う)炎による体調不良を訴え、昨年3月31日に芸能界を引退。「インターネットの普及によって、あらゆること…

大量消費時代の終わり

ビッグスリー破綻が象徴する低賃金=低コストの幻想 Tech-onに「米ビッグスリー没落の教訓」というコラムがあった。著者は、藤野技術コンサルタントの藤野 清氏。 驚いたのは,当時既に米国の製造業の凋落の兆しを感じたことだ。我々の機械の米国におけるアフ…

2008年はやっぱり「変」な年

2008年の一字は「変」という漢字に決まった。今年は、やっぱり変な一年だった。 おバカが流行って、オバマが勝った。 巷では、「誰でも良かった」犯人が増えたが、会社では「誰でも良かった」派遣社員が首を切られた。 アメリカの民主党は、「チェンジ」で勝…

テーマは、メディア・知識・日本人

前項「2008年ひとりブログアワード」を書いているうちに、僕のエントリーは次の3つに集約することに気がついた。メディアたとえば、「ホームサーバの戦い」シリーズは、家電がインターネットと結びつくことで、映像配信が主流になる歴史を現している。それが…

2008年ひとりブログアワード

ブログアワードで決意したこと年間200本エントリーを書く 去年、200本書いて、ブログアワードに出たが、改めて来年も200本書こうと思った。僕は、ほかのところで書いた時は、年間75本だった。4年かかって300本書いたのである。200本というのは、200本のとき…

派遣制度はバーチャル雇用

リアル世界とバーチャル世界 バーチャル世界というと、セカンドライフの中のアバターを使ってのチャットを思いつくが、Virtualとは「実質的な」という意味であり、バーチャルリアリティという語 には「現実世界の実質的で本質的な部分をユーザに提示する技術…

「非正規日本人の反乱」の答えを「暴動」にしなかった理由

僕は、最初「非正規日本人の反乱」の結論を暴動で収めようかと思った。しかし、日本人は、果たして、海外の人たちと同様に、暴動で自分達の怒りを表現するだろうかと思った。もちろん、ストライキとかデモとか、民主的な方法はいくらでもある。だが、それで…

非正規日本人の反乱

この物語は、ごく近い未来の話である。201×年、日本人は二つの民族に分かれた。50パーセントの正規雇用社員と50パーセントの非正規雇用社員である。前者を正規日本人、後者を非正規日本人と呼ばれる。正規日本人は、会社に忠誠を誓い、朝から晩まで長時間労…

小泉の呪い

犬の敵討ちと郵政民営化 読売新聞にこんな記事があった。「飼い犬殺した厚生省」実は筋違いだった…小泉容疑者「えっ」 捜査関係者によると、小泉容疑者は22日夜に東京・霞が関の警視庁に出頭した直後から、「自分の犬を殺したのは、保健所であり厚生省。自…

「マスコミが官僚を叩いたから官僚が殺された」

想像してはいけないこと これから書くことは、皆さん、想像してはいけないことだ。だが、想像してしまった。だから書く。「マスコミが官僚を叩いたから官僚が殺された」これは、マスコミにとって一番想像したくないことである。CNET Japanの読者ブロガーのエ…

振り込め詐欺の組織から見る「壊れる日本人」の縮図

「出し子」という名の派遣社員 NHKクローズアップ現代「振り込め詐欺 なぜ減らないのか」を見た。ATMのビデオ画像から切り出された手配写真の犯人は、「出し子」と呼ばれる現金を引き出す役の人間だ。毎日新聞の記事にこうある。 出し子の画像公開を巡…

壊れる日本人

タコの足と腐った饅頭 この数年の日本人の働き方がおかしい。前項「不満大国ニッポン」で思ったのは、日本人の誇りがどんどんなくなっているのではないかということだ。かつては、大多数が反対しても、勇気を持って発言すれば、少数でも賛同する人間がいた。…

不満大国ニッポン

誰も責任を取らない国・政治編 このエントリーは、偽装大国ニッポンの続編であり、誰も責任を取らない国の続編でもある。 今、話題になっているのが定額給付金問題。初めは、定額減税だったそうな。いつの間にか、現金を支給するということになった。すると…

いよいよGoogle Earthで古代ローマのツアーが始まる。ついに「Second Earth」へ向かうか?

Google Earthで古代ローマを体験 米Googleは11月12日、Google Earthに古代ローマの3Dレイヤーを追加したことを明らかにした。西暦320年当時のローマを体験することができる。 (中略) 新レイヤーには、記録に残されている6700以上の当時の建造物が並び、有名…

バーチャルがリアルを破壊する

渋谷の火災救出男性「火薬調合で爆発」=2人死亡、5人重軽傷−東京・神宮前の火災、警視庁 横山さんはテレビや映画の特殊効果音などを手掛ける「ブロンコ」を経営。火薬類を扱っており、救出された際、「火薬調合中に爆発した」と説明。同署が詳しい経緯を…

今年の流行語大賞は?

2008流行語大賞の候補60語が発表された。ねじれ国会 糖質ゼロ サブプライム ミシュラン オワンクラゲ キターー!! アゲ嬢/あげあげ 姫電 せんとくん/まんとくん グ〜! アキバ系 ローゼン麻生 ポ〜ニョ、ポニョポニョ、さかなの子〜♪ メーク・レジェンド 千…

テロとリセット

「テロリズムと神、幕僚長の奇妙な思想」の最後に人を裁くために、宗教や過去の都合のよい事実を並べ立て、一気に殲滅してしまおうとする「何でこんなになっちゃった」=現代社会はもうだめだから破壊して、新しい自分に都合よい社会を作ろうというテロリズム…

デジタル・ネイティブたちの未来

NHKスペシャル「デジタルネイティブ〜次代を変える若者たち〜」(予告)を見た。解説によると子どものころから、インターネットを「水」や「空気」のように使いこなしてきた「デジタルネイティブ」とも言うべき若者たちが登場している。「13歳でイ ンターネ…

テロリズムと神、幕僚長の奇妙な思想

ドラマ「ブラッディ・マンディ」を見ていると、テロリスト集団が神の名を名乗っていることに気づいた。人間を裁くには、神の力が必要と考えているのだろう。オウム真理教でも、ポアという名で人の生死を裁いていることを思い出す。イスラム教にしてもキリス…

ヒゲオヤジの語る手塚治虫

来年は、手塚治虫生誕80周年だという。「MW」が実写映画化され、しかもハリウッド版「ASTRO BOY」も公開の予定だ。また、ニコニ・コモンズに手塚作品が登場した。(宣言全ページ) 実は、11月3日は手塚治虫の誕生日である。そして、来年11月3日はちょうど80歳の…

ショートカットな人生、ショートカットな社会

私達は、子供の頃から、ポイント主義で飼いならされていた。ポイントといっても、参考書に書いてある「試験に出る重要なポイント」のことである。すべてが、より簡単な方法、より楽な方法を求め、できるだけ手を抜いてきた。僕は、「メディアの望んだ世界」…

金はなくなるが知識はなくならない

金融危機で、今までより生きにくくなりそうだ。でも、僕達は何か勘違いしてたのではないか。そして、このときに、気が付かなければならないことがあるのではないか。 それは、金で何でも買えるという幻想だ。確かに、金が無いよりもあったほうが人生は楽しい…

誰も責任を取らない国

ようやくWBCの監督が決まったようだ。巨人オーナー、原監督のWBC代表監督就任を了承 プロ野球の加藤良三コミッショナー(67)が28日、東京・大手町の読売新聞東京本社を訪れ、読売巨人軍の滝鼻卓雄オーナー(69)に対し、来年3月の野球の国・地域…

産科医の医師不足を考える

産科医が嫌われる理由 最近、起きている事件、たとえば、妊婦の病院たらいまわし事件、相次ぐ食の安全、WBC監督問題、はては衆議院解散先送り問題まで、すべては誰が責任を取るかということに集約する。特に、「妊婦の病院たらいまわし事件」は、産科医の医…

マスコミと官僚、そして日本社会

前項「ブログ・ジャーナリズムは誕生するか」で学んだのは、本来、官僚主義を批判するべきマスコミ自身が、政治にすりより、官僚主義化する実態だった。もともと、内向きの思考を持っている日本人が自分の地位(既得権益)を守ることに必死になり、本来のジ…

ブログ・ジャーナリズムは誕生するか

ジャーナリストは盗用する? 「読売新聞「新聞が必要 90%」の謎」で、ITジャーナリストの小寺信良氏の記事を引用して、新聞記者がYouTubeを見て書いているという話を書いた。そして、小寺氏の 新聞記者というのは足で歩いてコメントを拾って歩くものじゃない…

考えること・考えないこと

前項「読売新聞「新聞が必要 90%」の謎」で明らかになったのは、考えない新聞記者が増えてきているという事実であった。「考える」というのは、集められた多くの素材をいったん、自分の頭の中に収め、その中から記者独自の熟成された文章を取り出すという行…

読売新聞「新聞が必要 90%」の謎

「新聞を全く読まない」4.5%の謎 読売新聞10月13日版の調査記事「新聞、これからも必要」が90%…読売世論調査は、いささか新聞の自画自賛ぎみの報道であった。 読売新聞社が15〜21日の第61回新聞週間を前に行った全国世論調査(面接方式)によると…

騒がれないと不安になる人たち

ロス疑惑の三浦被告が自殺した。こうして事件の真相は謎のままに終わった。だが、三浦被告は始めから真相を明らかにするつもりはなかったのではないか。解決してしまうと、自分のことを国民の頭の中に消え去ることを恐れて。ところで、このようなメディアを…