夢幻∞大のドリーミングメディア

素人だから言えることもある

2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

映画から何を学ぶか

今年のアカデミー賞が決定した。83年ぶりのサイレント映画「アーティスト」だという。4月の日本公開前なので、評価はしにくい。最近、僕のエントリーランキングを見て、いわゆる映画感想文と違ったいくつかの特徴が表れているので、今回はそれについてまとめ…

問題はツールではない、学ぶ意欲だ

CGと想像力前項抜き書き「スピルバーグ創造の秘密」で、国谷氏の質問にスピルバーグ氏はこう答えている。国谷 映画の製作方法は、急速に変化しています。デジタル時代が到来し、監督は「ジュラシック・パーク」で、真っ先にデジタル時代の扉を開きました。今…

抜き書き「スピルバーグ創造の秘密」

NHKクローズアップ現代で、「永遠の映画少年 スピルバーグ 〜創造の秘密を語る〜」という番組が22日に放送された。この番組には、未知へのあこがれを隠さない監督の純粋な姿があった。 解説には、総興行収入世界一、各国の監督賞、作品賞に輝き、40年に渡…

ボロをまとったマリリン・モンロー

映画「はやぶさ 遥かなる帰還」より 映画「はやぶさ 遥かなる帰還」を見てきた。はやぶさの映画は3本作られている。去年10月に公開されたFOX版「はやぶさ/HAYABUSA」、今回は東映版「はやぶさ 遥かなる帰還」、来月上映される松竹版「おかえり、はやぶさ」で…

ゲームもテレビも未完成の時代(ホームサーバの戦い・第109章)

パッケージからダウンロードへFF13の続編「FF13-2」は、本編FF13のパッケージ売り切り方式と違って、結末はDLC(ダウンロードコンテンツ)へと変わった。そういえば、FF13からPS3とXbox360との同時発売というマルチコンテンツだった。それまでは、FFはPS3専用…

インターネット時代に「日本の自殺」を読む(タブレットがテレビになる時・2)

「日本の自殺」と「日本沈没」37年前、月刊誌文藝春秋にて「日本の自殺」というものが発表された。その「日本の自殺」についての一端を、日経新聞でパンとサーカスがはびこる「日本の自殺」と題して書かれたものを、僕は「宇宙戦争」と「日本の自殺」として…

ソニーのSCE化でアップルに対抗できるか(ホームサーバの戦い・第108章)

アップルとソニーの手法の違いロイターの記事でソニーの平井次期社長はこんなことを語ったという。4月1日付で平井氏は、副社長から社長兼CEOに昇格する。2005年から会長兼CEOを務め、今年6月の株主総会で会長を退くハワード・ストリンガー氏に…

朝日新聞は、今、何を考えているか・6(ホームサーバの戦い・第107章)

今朝、佐々木俊尚氏のツィッターを見ていると、こんな文章が朝日のTwitter連携、こちらに記事全文が。私の長いバージョンの談話も掲載されてます。/朝日新聞デジタル:記者、つぶやく つながる ツイッター開始、読者と対話 http://j.mp/zQaUpf(http://twitt…

引用なしでは一歩も前に進めない

研究書はなぜ難しいかそれは、読者がその専門の研究者だからである。研究者なら当然知っている基礎知識を前提に書かれているからだ。もし、ターゲットを一般にしたら、たちまち本が何倍も分厚くなるに違いない。そして、基礎の基礎、研究者が学んだ知識の引…

「三丁目の夕日’64」と「麒麟の翼」をつなぐテーマ「コミュニケーションのない家族」(ネタバレあり)

不器用な父子映画「ALWAYS三丁目の夕日’64 」と「麒麟の翼」を続けて見た。コメディとミステリー、形式は違うが、メインテーマが似ていると思う。家族の中で、子供が何を考えているかわからない、親が何を考えているかわからない。三丁目の夕日では、その食…

ユニクロと岩波書店〜信頼社会の発想と安心社会の発想

今日の夜7時のNHKニュースで、企業の就職の発想の違いが明らかになった。国内外から多様な人材を獲得しようと、大手衣料品チェーンのユニクロは、来年度から国籍など関係なく1年を通じて、随時社員を採用することになり、3日、就職希望者を対象にした説明…

タブレットがテレビになる時

アゴラでこんな記事を読んだ。タイトルは、「思考を放棄した人々、大元隆志さんのフィードから―」著者は村井愛子氏。「ASSIOMA」を主宰される大元隆志さんの記事が気になったという。ITの潮流の一つにアンビエントな世界というビジョンが語られている。セン…