2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧
「見えないから安心」と「見えたから不安」でこう書いた。見えないために、言い換えれば、知らされないために、安心だと思ってきたことが見えてきたためにかえって不安を増幅するという現実が起こったのである。普通は、「見えないから不安」とはいうが、現…
佐々木氏が語る「二極化」とノマドインターネットは何を破壊し、何を作るか、インターネットはパンドラの匣か(インターネットは何を破壊し、何を作るか・2)で、インターネットによって大企業が崩壊する傾向について考えたが、その後の世界について佐々木俊…
クローズアップ現代で、11月24日に「想像力が未来を拓(ひら)く 〜小松左京からのメッセージ〜」が放送された。解説によると、「日本沈没」で知られるSF作家小松左京さんが7月に亡くなった。星新一や筒井康隆とともにSF御三家といわれ、膨大な知識と教養か…
WOWOWのドラマシリーズ「パンドラ3」が終わった。解説によると、日本の自殺者数は毎年3万人以上、自殺率は先進国の中で群を抜いて高い。その状況を憂いた一人の研究者が、自殺を防止する画期的な治療法の治験に成功した。しかし、その治療が思わぬ騒動…
最近、気になった記事がある。それは、シリコンバレーのわれわれは雇用を殺し, 富める者を肥大させているのか?よく考えてみよう。テク企業の製品の多くは、スケールと効率を提供することによって成功している。言い換えるとそれは、より少ないもの(less)で…
ウィリアム・ギブスンの小説に「記憶屋ジョニイ」というものがある。ビートたけしが出演した「JM」というものを覚えているかもしれない。あらすじは、ジョニーは通常のネットワークに晒すことのできない機密情報を脳に埋め込まれた記憶装置に記録して運ぶ不…
ジョブズ氏の最後の夢(ホームサーバの戦い・第102章) ではアップル、ストリンガー氏の決意(ホームサーバの戦い・第103章) ではソニーの動きを追った。これらの企業に対抗する企業はどこか。それはグーグルである。CNET Japanでこんな記事があった。Googleは…
ソニーの4スクリーン戦略ソニーのストリンガーCEOは11月11日、ニューヨークで決意を語ったという。「(英国の)女王はある年を『アヌス・ホリビリス(annus horribilis、災厄の年)』と呼んだが、わたしも同じ思いだ。今年はほとんど全てのCEOにとって困難な年…
「見えないから安心」と「見えたから不安」で考えたのは、情報可視化で見えてきた身近な危険について対応できないために、情報を出す側に不信を起こしている。したがって、情報を出すこと自体に、作為があるのではないかと思い、例えば、放射能の数値の高低…
ホンダは、4年ぶりにアシモの発表をした。今回は、原発事故対応のためのアームロボットも発表されたという。本田技研工業、および本田技術研究所は11月8日、研究開発中のヒューマノイドロボット「ASIMO(アシモ)」を4年ぶりに刷新し、発表した。新型ASIMOで…
「スティーブ・ジョブズⅡ」からジョブズとソニー(4)「スティーブ・ジョブズ」のソニー部分(1) とジョブズとソニー(5)「スティーブ・ジョブズ」のソニー部分(2) で、「スティーブ・ジョブズⅠ・Ⅱ」(ウォルター・アイザックソン著/井口耕二訳/講談社)の中のソニ…
今回のエントリーは、「スティーブ・ジョブズⅡ」(ウォルター・アイザックソン著/井口耕二訳/講談社)の中から。(4)ソニーの影響(1998・1980)iMacについては、もうひとつ、改良しなければならない点があった。大嫌いなCDトレイをなくさなければならない――ジョ…
「スティーブ・ジョブズⅠ・Ⅱ」を読んだ。僕は書評を書くつもりはない。ジョブズ氏が徹底的に細部にこだわるように、この875頁の文章から、ソニーに関する部分を抜き出してみる。(過去のジョブズとソニーシリーズは、ジョブズとソニー、ジョブズとソニー(2) M…
素人でなければ続かなかった2006年12月にCNET Japanで読者ブロガーとして書き始めてから、昨年翼に引っ越し、本日のエントリーで777本目を迎える。今年の11月で、丸五年だ。777本を5年で割ると、1年あたり155本、一か月あたり13本となる。2,3日に1本の割合で…