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ワイドショー手配写真一週間逮捕の法則

オウムの高橋容疑者が逮捕された。思えば、6月6日に報道された一枚の写真が、今まで手配された写真と全く違うことからだった。(なお、高橋容疑者の手配写真のみ右、他は左が手配写真)


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ワイドショーは一斉にこのことについて報道した。「走る爆弾娘」菊池直子の最近の写真が報道されたのが6月4日。逮捕されたのが6月3日。この写真は、逮捕されて初めて明らかにされたものだ。
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思い出したのは、市橋達也の事件の時だった。
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僕は、市橋容疑者が、整形手術などしなかったら(ワイドショー化する日本・6) でこう書いている。

わずか1週間で逮捕できたのは、もちろん連日のワイドショーで手術前の手配写真と手術後の手配写真の報道によって注目されたためである。ワイドショーは、難解な事件は向かない。3分でまとめられるか、写真一枚でわかるような事件がおあつらえ向きである。今回は、手術後の写真があまりにも異様でインパクトがありすぎたのだ。しかし、それでも、毎週のように、いろんな事件が報道されているため、この1週間を過ぎれば、人々の記憶から薄れてしまったかもしれない。
ところで、そのエントリーで書いた「七つの顔を持つ女」と呼ばれた福田和子の手配写真については、
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もちろん地道な警察による捜査活動が現在の「手配写真」について結びついたのは間違いない。そのため、少しでも似ている人たちは大変な迷惑がかかっただろう。しかし、ワイドショーの宣伝効果が1週間という限定ながら、大変大きいのも事実なのだ。


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