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素人だから言えることもある

小沢さんがわからない

 小沢さんが民主党の代表を辞任するらしい。この結論に、自民党も民主党も驚いている。小沢さんには「壊し屋」の異名があるように、さまざまな党を作り、壊してきた。ともかく、小沢氏が自民党を飛び出して以来、小沢氏の所属していた党はよく分裂する。それなら小沢さんを避けるべきだが、なぜか小沢氏の周りには若手が良く集まる。それだけ存在感があるのかもしれない。小沢氏は総理大臣になれる力があるとよく言われる。だが、なろうとするたびに総理の椅子が遠のいていく。これも総理の椅子よりも小沢さんの力量がすごすぎるのかもしれない。

 自分の意向に合わなければ、投げ出してしまう傾向は、なぜか安倍さんと似ている。僕は、「 安倍さんの世界 」で書いた「誇大自己症候群」の一節を思い出す。

理屈っぽく、理詰めで話をする傾向がある。

すぐに法律や専門的な知識を持ち出して、物事を論じようとする。

話し方にも、自然な感情や思いやりに乏しい。逆に、感情を過度に煽るような、少し芝居がかったしゃべり方をする場合もある。

少しでも自分の言ったことにケチをつけられたり、軽くあしらうような言い方をされると、そこにこだわった反応を示したり、顔色が変わる。

自分のやり方にこだわりが強く、融通が利かない。

物事の見方や関心、視野、活動領域、価値観が過度に固定し、それを広げようとしても強く抵抗する。

潔癖で完全主義の傾向がみられる。

些細なことで機嫌を損ね、立腹する。そんなときは、普段とは全く別人のように、態度が豹変するのが特徴である。

気まぐれに、考えや決定がころころ変わる。だが、相手が決めることは好まず、自分が決定権を持とうとする。 ( 岡田尊司著「誇大自己症候群」ちくま新書 )

しかし、民主党内でも小沢さんの行動は理解できないというのだから、彼をとめることはできないだろう。
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