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素人だから言えることもある

「にせもの」の時代から「つくりもの」の時代へ

 去年、他のブログで「偽計に偽証に偽装に偽造」 「ニセかガセか」という文章を書いた。耐震偽装問題とニセメール問題である。ホリエモンの事件では「偽計」という言葉も登場した。さらに小泉元首相の「ガセネタ」なる発言もあった。 昨年は「にせもの」の時代だったのだ。そして舞台は国会だった。

 今年は、打って変わってメディアが舞台である。テレビは「やらせ」はすっかり当たり前になったが、「あるある大事典」ではついに捏造が発覚した。さらに新聞では他の新聞から盗用が起きた。山梨日日新聞の社説の盗用(1/31) 朝日新聞の盗用 (2/1)今年は「にせもの」ではなく「つくりもの」が主流になることが決定した。

 「にせもの」では「本物」が必要だった。「本物」に似せて作るから「にせもの」なのである。「つくりもの」では本物は必要ない。いろんなところからいいとこ取りして作り上げたもの、それが「つくりもの」である。そして日本からは『本物』がなくなっていった。
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