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素人だから言えることもある

政治

不満大国ニッポン

誰も責任を取らない国・政治編 このエントリーは、偽装大国ニッポンの続編であり、誰も責任を取らない国の続編でもある。 今、話題になっているのが定額給付金問題。初めは、定額減税だったそうな。いつの間にか、現金を支給するということになった。すると…

テロリズムと神、幕僚長の奇妙な思想

ドラマ「ブラッディ・マンディ」を見ていると、テロリスト集団が神の名を名乗っていることに気づいた。人間を裁くには、神の力が必要と考えているのだろう。オウム真理教でも、ポアという名で人の生死を裁いていることを思い出す。イスラム教にしてもキリス…

福祉国家の失敗〜40年前の「断絶の時代」を読む(3)

「断絶の時代」を読んで、あまりにも現代日本の状況にぴったりだと思ったのは次の箇所である。 しかし最大の幻滅は福祉国家の失敗だった。豊かな現代社会において、社会的なサービスや福祉が必要ないという者はそれほど多くない。だが福祉国家は社会的なサー…

「あなたとは違うんです」首相の存在感

あなたとは違うんです大流行引退記者会見の福田首相の言葉をまとめてみる。 ——一般に総理の会見が、国民には人ごとのように聞こえるというふうな話がよくされておりました。今日の退陣会見を聞いても、やはり率直にそのような印象を持つのです。安倍総理に引…

リアル社会のマクガフィン

映画のマクガフィン マクガフィンとは、アルフレッド・ヒッチコックが言い出した言葉である。マクガフィン(MacGuffin, McGuffin)とは、映画(スリラー・サスペンス物に多い)などの作劇上で、登場人物への動機付けや話を進めるために用いられる、仕掛けの…

小沢さんがわからない

小沢さんが民主党の代表を辞任するらしい。この結論に、自民党も民主党も驚いている。小沢さんには「壊し屋」の異名があるように、さまざまな党を作り、壊してきた。ともかく、小沢氏が自民党を飛び出して以来、小沢氏の所属していた党はよく分裂する。それ…

安倍さんの世界

安倍首相が辞任した。思い出すのは、精神科医の岡田尊司氏の「誇大自己症候群」という言葉だ。(1)自分のこと、自分の関心のあることばかり話したがる。逆に、自分の事が話題になるのを極力避けようとする。 (2)大げさな表現や大きなことを口にしたがる。…

映画盗撮防止法と国会質問

今日、8月30日より「 映画盗撮防止法」が施行される。これについては、すでに「著作権法の「非親告罪化」とアメリカ年次改革要望書」にこう触れた。 前項「オリジナルとメディア」で映画館盗撮防止法をとりあげたが、実はこの映画館盗撮防止法、国内の映画…

誰がアメリカに鈴をつけるか

8月15日の終戦記念日、テレビを見ていて、思わず想像してしまったことがある。NHKの「日本のこれから」、テーマは憲法第9条だ。護憲派は、憲法を変えると、アメリカの言いなりになるのではないかと恐れ、改憲派は、アメリカ製の憲法をやめて自主憲法を作りた…

安倍と小泉、メディア選挙の成功と失敗

参議院選挙で大敗した自民党の敗因は何か。それについては、メディアで様々に論議されているが、メディアの特性を利用した『小泉劇場』の選挙と比較したものはあまり無かった。期待された安倍首相と期待されなかった小泉元首相 「政界のプリンス」と言われた…

政治家の失言とマスコミの報道

どうも、安倍政権は大臣に恵まれないようだ。今度は久間防衛省大臣の発言だ。長崎出身であり、初代防衛省大臣という責務にありながらこの発言はいただけない。「その当時の日本は取られても何もする方法もないわけですから、私はその点は、原爆が落とされて…

メディアは屈折する

安倍首相の訪米は、日米の結束の固さを強調したものの、いわゆる「慰安婦問題」では、安倍首相の意図したこととは違ってきた。 これを報道で見てみよう。 慰安婦問題、首相が「責任感じる」と謝罪 安倍晋三首相は21日までに米ニューズウィーク誌のインタビ…

u-Japan政策の理想と現実

総務省のu-Japan政策について竹田情報通信政策局長が2005年12月、こんな説明をしていたことがあった。 2010年までに国民の100%がブロードバンドを利用可能にする」というインフラ面の整備と、同時に「2010年までに国民の80%がICT(Information and Communi…