図書館の未来
「メタデータと図書館」 で図書館のデジタル化を紹介したが、日経パソコンオンラインで「国会図書館のデジタルアーカイブを歩く」 という記事が載っていた。貴重な美術品や収蔵品を自宅にいながら、パソコンで見られるシステムだ。これが可能ならば、限定された期間で本の一部分しか見られない展示イベントではなく、日常的に貴重なデータに触れられるということである。
本来、高価な書物を手に入れられない人のために図書館はある。問題なのは、図書館に行くためには時間や場所が限定されるということだ。もし、常時接続が可能ならば、自宅のパソコンを通して、美術教室や歴史教室を自宅で開くことができる。自分の思い描いたような書物を並べたり、美術品のアーカイブを利用して自分の子供たちにオリジナルな教室を開くことができる。そして、我が家の図書館や我が家の美術館などができたりすると面白い。