夢幻∞大のドリーミングメディア

素人だから言えることもある

テレビ

ネットと放送の新時代

今夜(3/21)NHKでBS特集「インターネットと放送の新時代・第1部 急成長する“動画サイト” 第2部 “動画サイト”は社会を変えるか」解説参照)という番組を見た。ほとんどがYouTubeの特集であり、最後にちょろっとセカンドライフが出ていた。 面白いのは、YouTube…

5年後のテレビ

本日、日経エレクトロニクス3月12日号が発売された。特集は「テレビ+ YouTube の未来」。テレビでインターネットのページを見られる時代が到来した。例えば、WiiやPS3などのゲーム機に「Rimo」を入れると、テレビで YouTube を見ることができる。さらにこれ…

ソニーの次の手「Sony TV」

PS3の「Home 」、なるほど2年半前から作り上げていたこともあって品がある。Second Lifeの雑然とした雰囲気と違い、スマートだ。しかし、Second Lifeが話題になっている現在、このような発表をしたメリットがあるのだろうか。 しかも、Second Lifeがほとん…

ウソの限界

物語が一番面白いものは、ウソと事実が適度にかき混ぜられ、一見事実であるかのようなものである。かつては、オーソンウェルズの「火星人大襲来」、最近では「ダヴィンチコード」。後で客は「やられた!」と思い、拍手喝采を送るのだ。 しかし、やってはいけ…

テレビ人間論

僕たちは、親や教師、友達よりも長時間、テレビとともに育った。テレビに裏切られる人もいるが、テレビに出ることを夢見る人もいる。テレビに出る人には一つの特徴がある。それをちょっとまとめてみたい。 テレビを中心に生きていくと、人間が非常にテレビと…

インターネットはテレビ局の解体を加速するか

「インターネットは隕石である」と言ったのはソニーの出井元会長だった。インターネットは、恐竜を滅ぼした隕石のように、産業界の姿を変える。新ビジネスが出てくる一方で、適応できない会社は滅ぶだろう。さらにブロードバンドネットワークも出現する。我…

テレビ局解体論

TBSの「人間!これでいいのだ」の打ち切りにつづいて、テレビ東京の番組「今年こそキレイになってやる!正月太り解消大作戦」の捏造が発覚した。 これは健康情報番組の捏造が日常的に行われている結果である。そこで総務省が放送法の改正を検討していると…

平和だから命が軽い

前項「守るべきなのは自分の地位ではない」のコメントを書いて思ったことがある。なぜ「命を守る」の優先順位が後なのはなぜか。それは平和だからだと。 普通、このタイトルは逆だろうと思う。戦争状態では、いつ殺されるかわからない。緊張感を強いられる。…

テレビの魔力

2月12日のTBS『和田アキ子殺人事件』の犯人はみのもんただった。みのもんたのWikipediaにこんなことが書いてあった。現在のところ、 TBS では日曜日以外毎日生放送を持っている。このことから、毎日生放送をする為に「 アッコにおまかせ ! 」の枠を欲しがっ…

腐った饅頭は捨てるだけでよいのか?

「あるある」を打ち切ることは、テレビ局が「あるある大事典」を腐った饅頭だと思って捨てる行為に似ている。確かに、「あるある大事典」は香りもよく好評だったけど、中身は腐っていた。腐った「あるある」は捨てるべきである。そうすれば、他の饅頭は安全…

テレビ局の構造・触れてはいけない部分

「あるある」事件について2月5日、近畿の民放労連がこんな声明を出した。「準キイ局」と呼ばれる在阪局は、少数ながらもゴールデン・プライム帯で全国ネット番組を放送しているが、その大半は、出演者確保などの観点から東京で制作せざるを得ない状況にある…

「回転寿司番組」だらけのテレビ

「あるある打ち切りとその後」に書いたように、これからの健康情報番組は、今の製作体制では大変作りにくくなっていくことが考えられる。 その番組の検証が必要とされるならば、そんな手間のかかる番組など誰も作ろうとしないからだ。そうなると、どうなるか…

「にせもの」の時代から「つくりもの」の時代へ

去年、他のブログで「偽計に偽証に偽装に偽造」 「ニセかガセか」という文章を書いた。耐震偽装問題とニセメール問題である。ホリエモンの事件では「偽計」という言葉も登場した。さらに小泉元首相の「ガセネタ」なる発言もあった。 昨年は「にせもの」の時…

テレビは視聴者を信じない

関西テレビの千草社長が、「あるある大事典」について総務省に報告書を持って行った行動に失望したことがある。おそらくメディアに弱みを握られまいとしたのだろう。顔面蒼白のままその内容については一切語らなかった。僕は「この社長もか」と思ったのだ。 …

問題は「あるある」だけなのか。

関西テレビの千草社長が「あるある大事典」の捏造事件の報告書を総務省に提出したという。しかし、報道によれば、総務省はその内容に不満であるようだ。一方、一部の週刊誌(週刊新潮)がTBSの『人間、これでいいのだ』をTBSにも「捏造番組」!として…

だます側の論理、だまされる側の論理

前項「メディアは信じるものではない」で「あるある」騒動でだまされた方は、「あるある」教の信者と考えることもできると書いた。一方、だます方の論理は何か。それは、放送作家の高瀬某氏のブログが炎上したという記事がある。そこで、その内容から見てみ…

メディアは信じるものではない

以前書いていた 「メディアの法則」でこんなことを書いた。メディアは信じるものではなく比較するためにある。良書だけ読めばよい大人になるわけではないように、良質といわれるメディアでも比較するものがなければどこが良いのかわからない。さまざまなジャ…

「健康」病の人々

「あるある大事典」のねつ造報道、「納豆ダイエット」に続き、レタス、味噌汁、小豆…、いくらでもありそうだ。まさに「発掘!あるある大事件」の様相を呈してきたようだ。 人間、健康に生きたいと思うのは当たり前である。でも、病気なら医者にかかったり、…

ねつ造の心理?退屈が怖い

今、テレビ業界にはやっている病気、いや日本中に蔓延している病気がある。それは「退屈が怖い」という病気だ。彼氏になる条件が「笑わせてくれる人」だったり、子供も大人もじっと我慢する時間がどんどん短くなっている。 「テレビ報道論」(田宮武著・明石書…

あるある打ち切りとその後

「あるある大事典」の打ち切りが決定された。気になるのは、同じようにセンセーショナルなタイトルで視聴者をあおる他の番組だ。これは健康番組に限らない。報道番組もバラエティー化している。これらの番組が萎縮し、しっかりしたデータがなければ、番組を…

第2の波では組織、第3の波では個人が主体に

「あるある大事典」が唯一のスポンサー「花王」の降板の決定により10年間の歴史に幕を閉じることになりそうだ。そこには、テレビに対する視聴者の冷静な目がある。今まで、スポンサーの顔をうかがっていたテレビ局もさすがに視聴者の批判には耐え切れなか…

技術の継承なくして優良なコンテンツは残せない

インターネットはテレビ局に何を望んでいるか。それはテレビ局が持っている、豊富なコンテンツだ。 しかし、最近のバラエティー番組、なぜかよく似ていないだろうか。10人近くのタレントをひな壇に乗せて、司会者がそのタレントたちとトークすると言う形だ…

嘘つきテレビとモラルの崩壊

フジ系の高視聴率番組「あるある大事典」のねつ造が発覚した。 「番組ねつ造:「あるある」に消費者から怒り」(毎日新聞1/21)それはうそだった。フジテレビ系列で7日放映の「発掘!あるある大事典2」が紹介した「納豆ダイエット」。番組を制作した関西…

ネットとテレビの融合、悲願と不安

一連のニュースを見ていると、ライブドアの堀江事件のとき、あれほど「ネットとテレビの融合」について批判されていたのに、今では何事もなかったかのように融合が進んでいるように思える。 ここで、今まで述べてきた各業界の立場を僕なりの想像で明らかにし…

アップルとマイクロソフト、家電への擦り寄り方

マイクロソフトは1月9日、XboxとPCを使ったホームサーバーを提案した。 マイクロソフト、「Windows Home Server」を発表--ゲイツ氏基調講演 一方、アップルは同じ1月9日、iPhoneやApple TVなど家電製品を発表した。 ついに発表--アップルの携帯端末「i…