夢幻∞大のドリーミングメディア

素人だから言えることもある

ウェブニュース

山中伸弥氏と伊藤穣一氏の発言の共通点

誰かの真似をしたらイノベーションは起こらない 2012年のノーベル生理学・医学賞に京都大学の山中伸弥教授が受賞した。いろいろな名言が登場した。 山中教授は午前9時30分すぎ、出勤。記者会見で山中教授は研究生活について「1割バッターでも大成功」と話…

「マイクロソフトSurfaceといえば」からの連想

マイクロソフトSurfaceといえばマイクロソフトがマイクロソフトSurfaceというタブレットを発表したそうだ。これまで「Windows」OSを搭載したハードウェアの提供をPCパートナーのみに頼ってきたMicrosoftが、ARMアーキテクチャ向けの「Windows on ARM」リリー…

ユニクロと岩波書店〜信頼社会の発想と安心社会の発想

今日の夜7時のNHKニュースで、企業の就職の発想の違いが明らかになった。国内外から多様な人材を獲得しようと、大手衣料品チェーンのユニクロは、来年度から国籍など関係なく1年を通じて、随時社員を採用することになり、3日、就職希望者を対象にした説明…

脱原発がなぜ脱福島になってしまうのか

福島の花火騒動愛知県でこんなニュースがあった。福島の花火、苦情で打ち上げず 愛知・日進市の祭り2011.9.19 13:44 愛知県日進市で18日夜行われた花火大会で、放射性物質の拡散を心配する苦情を受けた実行委員会が福島県で製造された花火の打ち上げを中止…

佐々木氏のRTの誤解の構造

もともとは、こんなツィートだった。政治記者が報じない方が法案はまとまるのではないか、と。「政治不信拡大の共犯者に私たちはなってはいけない」と毎日新聞論説副委員長。おっしゃる通り。/通る法案、通らぬ法案=与良正男 http://j.mp/pNfNuFhttp://mob…

感動を消費するな、感動から学べ(夢は見るものではなく叶えるもの・3)

「感動をありがとう」の違和感サッカーのセルジオ越後氏が書いた「感動をありがとう」ではなく、サッカーを語れ!に岡田憲治氏のツィートが掲載されていた。なでしこジャパンのW杯優勝と、それに伴う報道の激化について、「言葉が足りないとサルになる」の…

現実がひっくり返る年・前期

2011年も5月になった。1月10日に[お題]大予想「現実がひっくり返る年」というエントリーを書いて、僕は2011年は「現実がひっくり返る年」と書いた。その中で、別にテロや戦争で、世の中をひっくり返すべきだというのではない。「現実」という字の中に、ちゃ…

リビア政変でbit.lyが使えなくなる?そしてインターネットの真実

bit.lyは5つのDNSサーバによって運営されている現在、カダフィ大佐と反政府組織との抗争で石油高騰が伝えられているが、ネットにも大きな影響がありそうだ。bit.lyは、このブログのURLを短縮するために活用されている。特に、ツィッターでは、bit.lyがなけ…

菅首相も小沢氏も橋下知事も秋葉市長もみんなネット

今年は、年初めから、ネットを活用した政治家が増えてきた。みんな、自分の言いたいことが新聞で伝えられないことに不満が高まっている。羅列してみると、 1月6日 秋葉広島市長(Youtube)広島市の秋葉市長が、今期をもって退任する意向を表明しました。秋葉忠…

朝日新聞は、今、何を考えているか・2(ホームサーバの戦い・第68章)

「紙からデジタルへ」ではなく、「紙もデジタルも」 朝日新聞は、今、何を考えているか(ホームサーバの戦い・第67章) では、佐々木俊尚氏のTweetを中心に小寺信良氏のブログを加えて、ライター側から朝日新聞のデジタル戦略について推測を交えて書いている。…

朝日新聞は、今、何を考えているか(ホームサーバの戦い・第67章)

サッカー・デンマーク戦を前にして、佐々木氏のTweetを読む 6月24日の夜、佐々木氏のTweetを読んでいると朝日新聞のWEBRONZAっていうのがスタートして私も執筆者に入ってるんだけど、ここ原稿料が1本1万円。おまけに月に何本書いても上限は2万円。有料サイト…

ブロガーのスキル

ブロガーと記者 「ブログとニュース、この相反するもの」を書いたが、それでは記者とブロガーのスキルについても考えてみた。おそらく記者はスキルが必要だが、ブロガーにはスキルが必要ないと誤解している人もいるだろう。スキルがあるからこそ、ブログは続…

ブログとニュース、この相反するもの

2007年に僕は、「記事にコメント、是か非か」というエントリーを書いている。 日本においても、ポータルサイトは独自の取材を行わず、各新聞社、通信社の配信されたニュースを流している。もし新聞社のウェブサイトにコメント機能がついたらどうなるか?新聞…

ニュースの価値を誰が判断するか

欧米の新聞は死んだ?日経ビジネスオンラインでこんな記事があった欧米の新聞は、既に死んでいる−元新聞記者が愛惜を込めて直視した業界の終焉− 世界第2位の富豪で米国人投資家であるウォーレン・バフェット氏は今春、新聞業界への投資を断念すると発言した…

ニュースをコンテンツとして売る!

times peopleの試み 「皆、気がついてしまった。インターネットでは、ニュースは誰も儲からないことを。」で考えたことは、オリジナリティのない警察発表や政府発表のようなストレートニュースは、一斉に各社同じニュースを流すので、有料化は不可能というこ…

皆、気がついてしまった。インターネットでは、ニュースは誰も儲からないことを。

ニュースメディアはただの伝達機関である。 コンテンツの権利は、クリエイターにある。それならニュースの権利は、新聞やテレビのニュースメディアにあるか? そんなことはない。ニュースメディアはただの伝達機関である。メディアの歴史を見ればわかる。聖書…

朝日新聞が変わるか、CNET Japanが変わるか、ブログについて考える。

朝日新聞の事業継承記事 7月1日の朝日新聞に、朝日新聞がCNET Japanの事業継承について書かれていた。 朝日新聞社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:秋山 耿太郎)と、米メディア大手CBSのウェブ事業部門であるCBS Interactive(本社…

私たちは、ブログに何を求めているんだろう

坂本多聞より: CNET Jana読者ブログは、名前に反してブログらしいデザインじゃない。Goodボタンはあっても、その機能がつく前に書いた渾身の記事がGood ゼロと表示されていて悲しかったりします。 また、ニュースだと...[続きを読む]とりあえず、400本書い…

ブログ・ジャーナリズムは誕生するか

ジャーナリストは盗用する? 「読売新聞「新聞が必要 90%」の謎」で、ITジャーナリストの小寺信良氏の記事を引用して、新聞記者がYouTubeを見て書いているという話を書いた。そして、小寺氏の 新聞記者というのは足で歩いてコメントを拾って歩くものじゃない…

あってはならない事件が多すぎる

(1)なぜか似ているイージス艦衝突事故と土浦殺傷事件「警察は何をしているんだ」 土浦署に苦情殺到 捜査員8人を駅周辺に配置しながら金川容疑者の犯行を許した捜査について、茨城県警には24日朝から、「警察は何をしているんだ」「もっとしっかりしろ」…

パッケージメディアの終焉・ある夢想家の悪夢

朝は、パソコンの前から始まる。別にテレビの前から始まってもいいのだが、テレビのニュースは、どこか操作されているような気がして参考にならない。ともかく、新聞が配達されなくなって、久しい。エコブームのさなか、新聞が大量に紙を無駄に消費している…

コンテンツはコントロールできるか、そしてコンテンツは消耗するか

日経新聞に「有害サイト削除、民主が独自法案・プロバイダーに義務化」という記事があった 民主党は18歳未満の若年者が犯罪に巻き込まれるのを防ぐため、インターネット上の違法・有害サイトの削除をプロバイダーなどに義務付ける法案の国会提出に向け、党内…

著作権者たちのいらだち

初音ミクと著作権 一連の初音ミク騒動を見ていると、「初音ミク」というコンテンツを収益源とするために、本来の著作者をよそに、周りの人間が争っているように見える。つまり、著作者の範囲が明確でないためだ。おそらく、この騒動はテレビでは起こらなかっ…

ニュースが消える日

西田編集長の言葉 ニュースサイトでこんなタイトルを付けるのもなんだが、おそらくこの10年ほどでニュースの形が変わると思ってよいようだ。 きっかけはブログ・アワードで西田編集長の「ニュースサイトのページビュー(PV)よりブログのPV率が高いという話を…

ニュースがすべてボケになると、非常識なマスコミのみ生き残る

「総ツッコミ時代の原点はコント55号」 で、現代は総ツッコミ時代だと述べた。インターネットによって、人々が発言を始めると、そのネタにされるのがテレビで流されるニュースである。朝青龍も、さくらパパも、安倍首相もありとあらゆるものがネタにされる。…

記事にコメント、是か非か

最近、ニュース記事にコメントがつけられるサイトが増えている。例えば、CNET Japan「ヤフー、エンタメに特化した新ニュースサイト「ネタりか」を公開、エキサイトニュースのつぶろぐ ニフテイの「トピックイット」ヤフーの「みんなのトピックス」さらには、…

乱射事件とブログ

米大学乱射事件に見るブログとマスコミの関係によると、 「ウェブの登場により、基本的に仲介者が排除され、現場にいる一般の人々が、自分の情報を世界中の視聴者に向けて直接発信できるようになった」と語るのは、Online Journalism Reviewの編集者、Robert…

ブログと報道

日本のブログの投稿数が世界一だという。 最近、こんなことを考えている。マスメディアとミニメディア。マスメディアは不特定多数に向かって、発言する。普通、これを報道という。ブログのような個人のメディアは、それに対して、口コミに近い。しかし、報道…