夢幻∞大のドリーミングメディア

素人だから言えることもある

ウェブログ

私たちは、ブログに何を求めているんだろう

坂本多聞より: CNET Jana読者ブログは、名前に反してブログらしいデザインじゃない。Goodボタンはあっても、その機能がつく前に書いた渾身の記事がGood ゼロと表示されていて悲しかったりします。 また、ニュースだと...[続きを読む]とりあえず、400本書い…

テーマは、メディア・知識・日本人

前項「2008年ひとりブログアワード」を書いているうちに、僕のエントリーは次の3つに集約することに気がついた。メディアたとえば、「ホームサーバの戦い」シリーズは、家電がインターネットと結びつくことで、映像配信が主流になる歴史を現している。それが…

2008年ひとりブログアワード

ブログアワードで決意したこと年間200本エントリーを書く 去年、200本書いて、ブログアワードに出たが、改めて来年も200本書こうと思った。僕は、ほかのところで書いた時は、年間75本だった。4年かかって300本書いたのである。200本というのは、200本のとき…

不満大国ニッポン

誰も責任を取らない国・政治編 このエントリーは、偽装大国ニッポンの続編であり、誰も責任を取らない国の続編でもある。 今、話題になっているのが定額給付金問題。初めは、定額減税だったそうな。いつの間にか、現金を支給するということになった。すると…

デジタル・ネイティブたちの未来

NHKスペシャル「デジタルネイティブ〜次代を変える若者たち〜」(予告)を見た。解説によると子どものころから、インターネットを「水」や「空気」のように使いこなしてきた「デジタルネイティブ」とも言うべき若者たちが登場している。「13歳でイ ンターネ…

金はなくなるが知識はなくならない

金融危機で、今までより生きにくくなりそうだ。でも、僕達は何か勘違いしてたのではないか。そして、このときに、気が付かなければならないことがあるのではないか。 それは、金で何でも買えるという幻想だ。確かに、金が無いよりもあったほうが人生は楽しい…

ブログ・ジャーナリズムは誕生するか

ジャーナリストは盗用する? 「読売新聞「新聞が必要 90%」の謎」で、ITジャーナリストの小寺信良氏の記事を引用して、新聞記者がYouTubeを見て書いているという話を書いた。そして、小寺氏の 新聞記者というのは足で歩いてコメントを拾って歩くものじゃない…

オリジナルって何?

「日本にジャーナリズムが育たない理由」では、多くのブックマークをいただいた。ただ、気になったコメントがあった。「他人の文章を引用しただけ。自分オリジナルの考察はゼロ。これじゃ記者クラブの情報をそのまま垂れ流すマスゴミと同じですよー」(qrzap…

なぜ、ブログに資料を引用するか

残る文章しか書きたくない ぼくのブログは、他のブログに比べて、圧倒的に資料の引用が多い。しかも、リンクだけでなく、雑誌や単行本などの紙資料も多い。そのことは、ぼくのブログの活用方法として身についている。多くのブログは、ニュースがあれば、その…

あってはならない事件が多すぎる

(1)なぜか似ているイージス艦衝突事故と土浦殺傷事件「警察は何をしているんだ」 土浦署に苦情殺到 捜査員8人を駅周辺に配置しながら金川容疑者の犯行を許した捜査について、茨城県警には24日朝から、「警察は何をしているんだ」「もっとしっかりしろ」…

ブログが証拠になる時代

ロス疑惑の三浦容疑者が再び、サイパンで逮捕された。三浦容疑者 逮捕のきっかけはブログ…(デイリースポーツ3/1) 捜査官によると、三浦元社長はブログで、昨年の早い段階でサイパン旅行に行き、同年後半に再びサイパンを訪れる予定にしていたことなどを公表…

知識の作法

今日は、1月23日だが、すでに今月だけで31本のエントリーを書いている。(今回で32本目)。そこで改めて思ったことがあるので、まとめの意味で箇条書きで書いてみたい。知識は消耗しない ブログなんかでこんなことを書いてもったいないという人がいる。しかし…

なぜ過去に学ばないのか

(1)その場限りのブログたち「ワーナーBD一本化とPS3のPS2互換機出荷完了は、コンテンツ配信のための準備段階」 を書いたとき、思ったことがある。CNET Japan「SCE、プレイステーション3 HDD 20GB/HDD 60GBモデル国内出荷完了を発表」の記事の反応のブログが…

紅白歌合戦ブログ実況時代の肖像権

ブログと紅白歌合戦 年末の紅白歌合戦、初登場の中川翔子の「しょこたん☆ぶろぐ」上で紅白の実況がなされていたことが、産経ニュースで報道されていた。しょこたん、ブログで紅白舞台裏を“実況中継” “ しょこたん”の愛称でおなじみのタレント、中川翔子が3…

ニュースが消える日

西田編集長の言葉 ニュースサイトでこんなタイトルを付けるのもなんだが、おそらくこの10年ほどでニュースの形が変わると思ってよいようだ。 きっかけはブログ・アワードで西田編集長の「ニュースサイトのページビュー(PV)よりブログのPV率が高いという話を…

あなたのネームの由来を教えてください。

未来(いまだきたらず) 僕の「夢幻∞大」という名前は、大学時代に書いた未完成のSF「未来(いまだきたらず)」につけたペンネームから始まった。この頃は、筒井康隆に影響されたのか、パロディSFだったのを覚えている。もともと、ファンタジーや幻想小…

あなたはなぜブログを書きますか?

ブログ・アワードに出席して、こんなことを聞かれた。 僕は「楽しくて仕方がないから」と答えた。書いていてつまらなかったら、続けることはできない。他人の評価はともかく、自分のブログは楽しい、面白いと思って書いている。そこでみんなに聞きたい。 人…

ニュースがすべてボケになると、非常識なマスコミのみ生き残る

「総ツッコミ時代の原点はコント55号」 で、現代は総ツッコミ時代だと述べた。インターネットによって、人々が発言を始めると、そのネタにされるのがテレビで流されるニュースである。朝青龍も、さくらパパも、安倍首相もありとあらゆるものがネタにされる。…

個人的データベースのすすめ

個人的データベースとは何か。 それは、その個人の独自な視点で集めた知識である。僕は、この読者ブログのエントリーでこの「個人的データベース」をもくろんでいる。ニュースは腐るが知識は腐らない。 このエントリーで扱うものは、主に「ネット・メディア…

コメンテーターになるな、クリエイターを目指せ

多くのブログを読んでいると、何が面白いのかわからないブログが多数存在する。たとえば、多くのリンク先しか紹介していないブログ。気の効いたコメントもなく、ただの感想だったりする。リンク数が多ければ、ランキング上位になるかもしれないが、本人は楽…

記事にコメント、是か非か

最近、ニュース記事にコメントがつけられるサイトが増えている。例えば、CNET Japan「ヤフー、エンタメに特化した新ニュースサイト「ネタりか」を公開、エキサイトニュースのつぶろぐ ニフテイの「トピックイット」ヤフーの「みんなのトピックス」さらには、…

ブログに関する3つの話題

リードオンリーとリードライト「ウェブ2.0はバブルの兆候」・デジタルガレージの伊藤穣一取締役に聞く—— 日本でのここまでのインターネットの進化をどう見ているか。 ( 中略 ) ブログで言えば、書くという行為をしている人が読むとその読みが深くなるとい…

乱射事件とブログ

米大学乱射事件に見るブログとマスコミの関係によると、 「ウェブの登場により、基本的に仲介者が排除され、現場にいる一般の人々が、自分の情報を世界中の視聴者に向けて直接発信できるようになった」と語るのは、Online Journalism Reviewの編集者、Robert…

ブログと報道

日本のブログの投稿数が世界一だという。 最近、こんなことを考えている。マスメディアとミニメディア。マスメディアは不特定多数に向かって、発言する。普通、これを報道という。ブログのような個人のメディアは、それに対して、口コミに近い。しかし、報道…

孤立するメディア・つながるメディア

メディアは本来、人間と人間をつなげる目的で作られた。ところがメディア自身の性質としては人間を孤立化に導いている。それは前々項の「平和だから命が軽い」に書いたことである。 すべてメディアに任せて人間が受動的になれば、人間は孤立化するのだ。その…

ネット小説「ぼくちゅう」が面白い

ブログ小説「ぼくたちと駐在さんの700日間戦争」が今、200万のアクセスで好評である。4月には書籍化され、さらに今年中にはゲームや映画化されるという。 物語は、現在40〜50代の世代が高校生の頃、ある田舎の町で悪戯グループ(20人近くの高校1,2年生)と駐…

生産消費とは知識を持ち寄って知恵を生み出すこと

ひとつの例を考えてみよう。たとえば、ある人のブログでは、家庭料理のレシピを紹介している。それを見た別の家庭では、自分の家でもやってみようと思う。そこに知識の伝達が行われる。しかし、他の料理にもこの方法がよいか考える。今まで、自分の家の料理…

無料の知識と有料の知識

インターネットが普及して、様々な分野で大きな影響を与えている。 たとえば、新聞メディアがそうだ。新聞はインターネットで新しいニュースを流している。しかも無料である。ニュースを報道するには、かなりなコストがかかる。そのコストは、新聞を購読して…

知ったかぶりがこの国をつぶす

CNETjapanの読者ブログを読んで見ると、いわゆるIT業界関係者が多い。おそらく読者もそうだから、執筆者のほとんどもそうだろう。そして実に90パーセントは男性である。もちろん、業界紙や経済紙を読むエリートビジネスマンというのは昔からのス…

プロフィール

初めまして、私、BALLというサイトで夢幻∞大という名前で300本近くコラムを掲載しているものです。 テーマは現代日本人。まざまなニュースをユニークな視点から現代を面白くかつまじめに論じようと言うものです。